日誌

コンクリートカヌーの製作について③

◇コンクリートカヌーの製作
 本校、建設工学科土木コース3年は、毎年、「課題研究」で、コンクリートカヌーを製作し、
公益社団法人 土木学会関東支部 主催の「コンクリートカヌー大会」に参加しています。
 このコンクリートカヌーづくりを通して、設計、施工などの課題を研究しています。
 今年も、コンクリートカヌーを製作中ですが、その様子を何回かに分けて報告いたします。

◇補剛体の設置(6月)
 補剛部材のプラスティックメッシュで覆い、結束線で固定します。
 以下に製作の様子を紹介します。
  
     補剛体の設置          補剛体の設置
   
     補剛体の設置          補剛体の設置
   
    結束線による補剛体の固定    結束線による補剛体の固定 
    
   結束線による補剛体の固定    結束線による補剛体の固定 
  
 グラインダーによる仕上げ加工      骨組の完成
  
    補剛体の設置完了        完成後の記念写真
コンクリートカヌーの製作規定(抜粋)
 ・今年度製作された新造艇であること
 ・主材料はセメント系複合材料とし、各自で練り混ぜること
 ・補強材は、主材料の補強として機能するものであって、それが主構造となってはならない。
 ・クルーの安全と開催地の環境を損なわれないものとすること
 ・船の形式はカヌーとすること
  (カヌーとは、パドルと船が離れているもののこと)
 ・艇の長さは、4.0m以下であること
 ・艇の幅は、1.5m以下であること
 ・艇の重さは、150kg程度以下であること
 ・カヌーには、救助用のフックを設置すること
 ・オールは、水面に浮く構造にすること