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【理科・生物基礎】DNAの抽出実験

例年以上に暑い夏休み、皆さんはいかがお過ごしでしょうか?晴れ

本校では中学生対象の1日体験学習も終わったところですが、受験先を考えている最中の中学生も多いのではないでしょうか。

ということで既に夏休みに入ってはいますが、引き続き1学期に行った理科の実験の様子をお送りしたいと思います。少しでも鹿南高の様子を感じていただければ幸いですにっこり

 

3年生の生物基礎では、夏休み直前に『DNAの抽出』実験を行いました理科・実験

今回は皆さんが普段食べているであろう、ブロッコリーのDNAを取り出していきます。

まずはブロッコリーのつぼみの部分だけハサミでチョキチョキと切り、乳鉢に入れてペーストになるまですりつぶしていきます。

同時進行で、DNAを抽出するための液体(食塩と洗剤を混ぜたもの)も用意していきます。

すりつぶしたブロッコリーに洗剤食塩水を入れて、ゆっくりかきまぜたのちにガーゼで液体とブロッコリーに分けます。

ビーカーからガーゼを取り外すときは、緊張の一瞬。二人がかりで行います。なお、失敗したときはろ過をやり直しです衝撃・ガーン

キンキンに冷やしたエタノールをビーカー内の液体に静かに注ぐと、白いもやもやが現れます。この糸状のものがDNAです。

ちなみに今まで本校では、バナナ、タマネギ、中庭のアジサイなどのDNAを抽出してきましたピース

実はご家庭でも挑戦しやすい実験なので、いろいろなもののDNA抽出に挑戦してみるのも面白いかもしれませんね家庭科・調理