サツキの海外輸出プロジェクト 【環境緑地科】


11月27日(火) 鹿沼南高等学校 サツキ育成ハウス
 栃木県鹿沼市は、サツキツツジ(以下サツキ)の日本有数の生産地として全国にその名を知られている。また、世界的な盆栽ブームにより、EU等へのサツキ輸出が好調であり、栃木県農産物輸出額の約30%を占めている。しかし、苗木生産者は激減し、今後深刻な苗木不足となってくる。そこで、鹿沼市からの依頼もあり、鹿沼南高等学校では、サツキ苗木生産から輸出へ向けてのプロジェクトを平成27年度から行いはじめた。

 生徒たちが育成し、検疫検査に合格したサツキの盆栽の初出荷が行われました。苗木はEUへ輸出されます。
 合格証明書が届いてから、生徒が心待ちにしていた日です。関わった生徒は、緊張した面持ちでしたが、皆今回の輸出を心から喜んでいました。
 生徒より実際に輸出をおこなっている花木センターの職員の方へ、本校で育てた盆栽が渡されました。
 この内容は地域への貢献だけでなく、樹木の海外輸出は全国でも初の試みということで、テレビや新聞等多くの取材を受けました。