平成30年度活動状況

まちづくり研究会活動報告(那珂川清流鉄道保存会見学)

 325日(月)、廃車や解体の危機が迫った車両の動態保存を手がける、那珂川清流鉄道保存会(那須烏山市白久)を見学しました。烏山線ディーゼル車両をはじめ、日本で最も古い蒸気機関車の一つで、明治22年にドイツから輸入された「クラウス17号」、東日本大震災後に被災地復興支援のため福島県の業者に発注し、最近まで日本で最も新しい蒸気機関車だった車両、そしてブルートレインなど、百両近くの貴重な車両の数々を一目見ようと、県外からも見学者も珍しくないとのことでした。保存会を運営するのは馬頭運送(株)ですが、職員の青山様より、日本の工業化の足跡をたどれる歴史的価値の高い鉄道車両を保存し、後世に伝えることの大切さや、古い車両を維持、整備していくための技術継承の難しさなどについて、お話を伺うことができました。