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1 施設紹介
(1)外観・館内の様子
外観 書棚
点字付き絵本コーナー 音声デイジーコーナー
マルチメディアデイジーコーナー バーコードによる貸し出し
(2)本校図書館の歩み
昭和31年(1956年)図書館活動の開始 教職員による点字図書の作成
昭和33年(1958年)専任司書の配置
昭和39年(1964年)点訳ボランティアグループ「栃木きつつき会」発足
昭和55年(1980年)現在の図書館が完成
平成 2年(1990年)パソコンの点訳が可能となる
平成 7年(1995年)盲学校点字情報ネットワークの導入
平成29年(2017年)盲学校点字情報ネットワーク閉鎖
平成29年(2017年)サピエに加入
令和 3年(2021年)デイジー図書の貸し出し開始
令和 6年(2024年)図書蔵書管理システム「ピタゴラス」の導入
(3)設備(令和7年3月現在)
拡大読書器 1台
デイジー再生機 4台
蔵書数 ・活字図書 8.091冊
・拡大図書 775冊
・点字図書 6.392冊
・録音図書(デイジー)679冊
・DVD 5点
年間貸出冊数 510冊(令和6年度)
2 本校図書館の特色について
(1) 図書の種類
本校には、通常の図書のほかに様々な種類の本があります。
点字図書
・点字で書かれた本です。
・点字を透明なシートに打って、絵本に貼った点字付き絵本もあります。
拡大図書
・文字や図を拡大して書かれた本です。
触察本(さわる本)においの出る本
・触って素材の手触りの違いやにおいを楽しむための本です。
録音図書(デイジー)
・音声により読み上げた図書です。
デイジー(DAISY)とは?
Digital Accessible Information Systemの略で、活字の読みが困難な人のために開発されたデジタル録音図書の国際標準規格です。デイジーの種類としてテキストデイジー、音声デイジー、マルチメディアデイジーがあります。
(2) 設備
様々な図書を楽しむための設備が設置されています。
デイジー再生機
・デイジー図書を再生します。
点字プリンター
・点訳データを印刷し点字本を作ります。
拡大読書器
・文字や画像を拡大して見やすくするための機器です。
(3) サピエに登録しています
必要な図書のダウンロードをして児童生徒職員に貸し出しています。
サピエとは?
サピエは、視覚障害者を始め、目で文字を読むことが困難な方々に対して、さまざまな情報を点字、音声データなどで提供するネットワークです。サピエは日本点字図書館がシステムを管理し、全国視覚障害者情報提供施設協会が運営を行っています。(サピエのホームページより引用)
3 地域や関係施設との連携について
(1) 図書館ボランティア
本校図書館の点字図書や録音図書の多くが、ボランティアにより作成されたものです。課題図書や新着図書など児童生徒職員のニーズに応じ、点訳・音訳ボランティアの方々が協力してくれています。
(2)公共図書館との連携
宇都宮市立中央図書館、とちぎ視聴覚障害者情報センター、全国視覚障害者情報提供施設協会からの貸し出しにより、利用者のニーズに対応しています。
(3)図書館のセンター的役割
県内のボランティアグループ、学校、福祉団体からの点字に関する問い合わせや貸し出し、また見学の受け入れも行っています。