R6 トピックス

南極教室

 南極の昭和基地、東京の国立極地研究所、本校体育館をオンラインでつなぎ、「南極教室」が行われました。現在第65次南極地域観測隊として活躍されている草野修平隊員が、宇都宮地方気象台に勤務されていたときに本校の防災教育に協力をしてくださったことが縁となり、実施されることになりました。

 中継では、視覚障害者に配慮してくださり、ペンギンの鳴き声や氷面を歩く音、ブリザードの音、破氷船が氷を割り進む音など、南極から届くさまざまな音や声に耳を傾けました。

 事前学習では、南極から届いた氷を触ったり氷から聞こえる音に耳を澄ましたりしました。草野隊員からは、どうして不思議な音がするのかをわかりやすく説明してくださりました。

 質問コーナーでは、生物に詳しい隊員も登場し、南極にいる動物について教えてくださりました。また、降水量についての質問では、地球温暖化を防ぐことにつながるように、草野隊員が観測に尽力されていることが分かりました。

 極寒の地から優しく丁寧に、温かく教えてくださった草野隊員、昭和基地の皆様、主催してくださった国立極地研究所の皆様、本当にありがとうございました。昭和基地は、これからさらに厳しい冬を迎えるということですが、お体に留意されて御活躍ください。

質問をする児童お別れの場面