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南極献立

 南極教室当日の給食は、「南極献立」でした。本校栄養教諭が、農林水産省のホームページに掲載されている、南極観測隊の調理隊員として働いていた方のコメントを参考にした献立を考案しました。

 南極ではごみに関するルールが厳しく決められているため、食品ロスを出さない食事を考えているそうです。特に、水質汚染を防ぐために液体ごみを発生させないようにする必要があり、余分な水分を出さないように気をつけていたそうです。

 「悪魔めし」は、天かす、青のりを使った天つゆ味の混ぜご飯です。南極では、それをおにぎりにして提供した際に、とてもおいしいが夜食として食べるには高カロリーで、隊員が思わず「悪魔的だね」とつぶやいたことから、悪魔おにぎりと呼ばれていたそうです。

 南極教室の中継では、調理隊員が食堂から「悪魔のおにぎり」を紹介してくださいました。

 給食では「天使のデザート」も提供されました。南極では貴重な食材を無駄にしないよう、フルーツ缶はフルーツとシロップを分け、1缶から2品のデザートを作っていたそうです。フルーツ缶のシロップとヨーグルトを混ぜたデザートを、天使のデザートと呼んでいたそうです。

 他のメニューも南極にちなんだ話題満載の給食でした。

悪魔のおにぎり(昭和基地)南極献立(5月14日)