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2024年11月の記事一覧

移動科学教室『音のふしぎ』が行われました♬

 11月19日(火)、本校体育館で栃木県子ども総合科学館アウトリーチ事業による「移動科学教室」が幼小部・中学部の児童生徒を対象に行われました。今回のテーマは、『音のふしぎ』でした。音が聞こえるのはなぜ?という科学的な内容から、パイプやワイングラス、ボイスチェンジャーなどいろいろな道具から聞こえる音を聴いて触ってと、充実した科学教室となりました。「聴く」ことが得意な本校の児童生徒は、しっかり耳を澄まして、音の世界を楽しみました。

移動科学教室スタート スペースホーンの体験 パイプホーンの体験

完全復活!!古賀志祭

 11月2日(土)古賀志祭が開催されました。「完全復活!!青春いろどる古賀志祭」というテーマのもと、6年ぶりの制限なしの開催となりました。午前中は体育館にて各学部の学習発表、午後はイベントコーナーが盛大に開催されました。当日は、あいにくの天気の中、180名を超える方に来校していただきました。

 学習発表では、幼小部が「ガンバの大冒険」の劇をしました。劇中では、授業で取り組んでいる活動や合唱や合奏を発表しました。壮大なアフリカンシンフォニーの演奏で発表を締めくくりました。中学部は9月に行った宿泊学習の振り返りを組み込んだ「ウインディの冒険」というオリジナルストーリーを発表しました。生徒が作成したクイズやバランスボールエクササイズ、合奏を発表しました。合奏曲の「テキーラ!!」のリズムは、しばらく耳から離れませんでした。高等部は、「サウンド・オブ・ミュージック栃盲バージョン」のストーリーで音楽劇の発表をしました。合唱や合奏、リズム運動を盛り込んで、美しい声や音が体育館に響き渡りました。手拍子とともに全員の声が一体となった全校合唱で、午前中の発表を締めくくりました。

 午後のイベントコーナーでは、食堂でのバンド演奏や理療科のマッサージ体験、作業学習体験コーナー、サウンドテーブルテニス体験や弱視・点字コーナー、盲導犬コーナーがとても盛況でした。本校の歴史的な資料や教具等を展示した資料室紹介コーナーや「とちもうeyeサポートセンター」の紹介コーナーもあり、本校の様々な取組を紹介することができました。また、事業所販売ではパンやクッキーなどの販売があり、あっという間に売り切れとなっていました。

 作品展では、幼児児童生徒が授業で制作した作品を展示し、交流校からも多数の作品を出していただき、展示させていただきました。幼児児童生徒も拡大して見たり触ったりして、作品を思い思いに見学することができました。

 御来校いただいた保護者の皆様をはじめ、見学していただいた多数の皆様、また2年後を楽しみにしてください。

スローガンと校庭から見た盲学校校舎 オープニングの様子 

イベント発表会 作品展

 

教職員研修としてフロアバレーボール体験を行いました

 11月14日(木)、視覚障害スポーツへの理解の一環として、教職員を対象にフロアバレーボールの体験を行いました。

 最初に、経験者によるデモンストレーションマッチを見ながら、ゲームの流れやルールの説明を受けました。その後、4グループに分かれ、レシーブやサーブ練習、動き方の確認をした後、実際に10分間のゲームを行いました。アイマスクをつけた前衛と、後衛がお互いに声をかけ合いながら、ボールの位置を正確に把握し、パスをつなげようとしましたが、想像以上に難しく、どのチームも悪戦苦闘していました。初めて体験する職員もいましたが、全員が連携して、楽しくプレーすることができました。今回実際に体験したことで、視覚障害スポーツへの理解をより深めることができたように思います。

城山地区文化祭・農業祭に参加しました

 11月2日(土)から3日(日)の2日間、宇都宮市城山地区市民センターにて城山地区文化祭・農業祭が開催されました。両日、市民センター内で作品展が行われ、多くの方が幼児児童生徒の作品に関心を寄せてくださいました。

 3日は専攻科生徒によるマッサージコーナーが開設され、地域のお客様で賑わいました。好天にも恵まれ、地域の方々との会話もはずみ、大好評のマッサージでした。マッサージコーナーの横には点字コーナーも設け、小さなお子さんから年配の方まで興味をもって体験されていました。 

  

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

弱視特別支援学級等オンライン情報交換会

 11月8日(金)に、弱視特別支援学級等オンライン情報交換会を実施しました。馬頭小学校、今泉小学校、栃本小学校、豊岡中学校、真岡東中学校、聾学校、本校、7校の先生方が参加し、以下、5つのテーマについて情報交換を行いました。

①児童生徒の進路、仕事、福祉サービス

②視覚補助具、ICT機器、アプリ

③テスト等における支援

④自立活動の内容

⑤児童生徒の悩み、不安への対応、心理的サポート

 限られた時間の中、参加校の先生方同士が、オンライン上で視覚に障害を有する児童生徒への日頃の指導・支援について有効な情報を共有し合うことができました。参加された先生方ありがとうございました。今後も地域の先生方が「繋がり合うことのできる機会」を作っていきたいと思います。