R6 トピックス

2024年11月の記事一覧

高等部普通科・校内受注作業班(ペンキ塗り)

 中庭にある、コンクリート製のベンチに関する仕事をいただきました。

S56頃の様子 昭和56年ごろの様子

 現在の様子 令和6年現在。苔が生えています。

 その3 苔を落としました。           

 古賀志祭が完全復活!するにあたり、このひっそりとした空間を、ペンキを塗ってリニューアルするという仕事を、高等部校内受注班に発注いただきました!
 生徒たちは、公仕さんたちに御指導をうけながら頑張りました。

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 離れたところからも分かります。(3階から)

 きれいに塗れました☆

 無事に、納期に間に合いました!

 たびたび見に来てくださり、激励いただいた事務長さんを始め、必要な道具の購入や様々な下準備、一緒に作業をしてくださった主査、公仕のみなさん、ありがとうございました!

理療関係施設見学

 

 本科保健理療科・専攻科の3年生が、10月に1泊2日で東京方面の理療関係施設見学に行ってきました。

 1日目は、埼玉県のゆうせん堂リハビリスタジオ、墨田区の杉山鍼按治療所を見学しました。ゆうせん堂では、高齢者施設のデイサービスの内容の一環として、マッサージが行われていました。高齢者の個々の状態に合わせた施術をされていました。杉山鍼按治療所は、江戸時代初期の鍼医杉山和一が徳川綱吉から拝領された場所にありました。治療所では、施術を行うだけでなく研修生も受け入れています。様々な鍼や灸があることも教えていただきました。敷地内には、資料室、江島杉山神社、杉山流鍼治稽古所跡地等もあり、日本の視覚障害者と鍼灸按摩の歴史も知ることができました。

       

 2日目は、品川区のJALサンライト、中央区の藤倉治療院、練馬区のしばけん三療院を見学しました。JALサンライトの中には、JALで働く人のためのマッサージルームが準備されていました。アロマの香りでリラックス効果も高められるような配慮もされていました。羽田空港や成田空港にも同じようなマッサージルームがあるそうです。藤倉治療院は、明治から110年以上続く吉田流という按摩術を継承している地元に根差した治療院です。現在の院長先生は3代目で、施術や積極的な経営方針について等のお話を伺いました。しばけん三療院の院長先生は、元筑波大学附属視覚特別支援学校の全盲の先生で、自宅開業をされています。自宅は働きやすいように改装されていて、こだわりを感じました。開業してから経営を軌道に乗せるまでの大変さや、あはき師としての心構えなど様々なことを短い時間で教えていただきました。

 過去から現在までの様々な理療に関する施設を見学させていただいたことで、施術の大切さ・重みを改めて感じることができました。