校内散歩

校内散歩5『昭和38年』

校内散歩5『昭和38年』 職員玄関から職員室に上がる階段の下に、「昭和38年」が、ひっそりとうずくまっている。それは、昭和38年受け入れの栃木県物品の清掃用具入れである。製造されて約半世紀になるが、立派に現役として役に立っている。
 「真女生は物の使い方が丁寧なので、学校の備品などが壊れないんですよねえ」
と聞いたことがあるが、この古い清掃用具入れは、生徒達の物を大切にする精神、今の言葉で言えば「もったいない精神」の具現であるとも言えようか。
 多分、校内にはもっと古い「現役」がうずくまってるのではないだろうか。そんな物達を発見したら、「頑張ってますね、まだまだよろしくね。」と挨拶したいと思う。