ごあいさつ



 本校のHPをご覧いただきまして、感謝申し上げます。また、日頃より本校の教育活動へのご理解、ご支援に心より御礼申し上げます。

 本校は、昭和36年4月に県北唯一の工業高校として電気科と機械科の2学科で開校しました。その後、昭和39年に土木科、平成元年に情報技術科が設立され、平成9年には、電子機械科と商業科を加え、校名も「栃木県立那須清峰高等学校」となりました。令和2年度から、電子機械科を機械制御科に科名変更、電気科と情報技術科を統合し電気情報科に改編しました。機械科、機械制御科、電気情報科、建設工学科、商業科の5学科・5学級の工業と商業を学ぶ総合選択制専門高校として、産業界へ多くの人材を輩出し、この学舎で学んだ一万三千名を超える卒業生は、地域産業界はもとより全国各方面において活躍しております。

 教育目標の『SpecialistとしてのSpirit・Sense・Mannerを有する技術者の養成』を目指し、生徒が技術者としての心構えとたくましい実践力をもち、併せて豊かな人間性をもつよう教職員一同努めております。

 本校では高校生として求められる基礎・基本の学習をベースに、生徒の個に応じた教育活動や各学科の専門的な知識・技術を醸成する指導を心掛けています。各学科においては、地域との連携を密に図りながら、各種のコンテストへの参加や高度な資格取得への挑戦など、生徒の主体的な「学びの場」、「活躍の場」を用意し、様々な特色ある取組を行なっています。

 また、進路状況については、早期から就職・進学ともに、継続した進路指導が行われています。令和4年度の就職希望者は100%内定する事ができ、地域産業界からの期待の高さが伺えます。進学希望者も希望する四年制大学や専門学校へ進学先を決定しました。一人一人の生徒が希望する進路を確実に実現させています。

 これまでに培われてきた本校の伝統と校風を引き継ぎ、本校に学ぶ生徒の可能性を信じ、その個性や能力を最大限に引き出すために、全職員が一丸となって誠心誠意、教育活動に力を尽くす所存です。今後とも本校の教育活動に一層のご理解とご支援を賜りますようお願い申し上げます。
             
栃木県立那須清峰高等学校長 石島 祐太郎