栃木県立小山高等学校
~小山高校は2018年に創立100周年を迎えました~
〒323-0028 栃木県小山市若木町2-8-51 TEL 0285-22-0236
数理科学科ロゴマーク
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7月28日(金)~7月29日(土)に数理科学科の1年生を対象に、日光自然探究学習が実施されました。
早朝5時20分の集合は大変でしたが、 1年6組の35名を乗せたバスは予定通り5時30分に小山高校を出発し、いざ日光へ。バスは8時頃に赤沼駐車場に到着し、低公害バスに乗り換え西ノ湖入口へ。涼しさを求めて登ってきた、たくさんのアキアカネたちに出迎えられました。
開校式を行い、いよいよ自然観察のスタートです。日光自然博物館の仲田桂祐先生のご指導のもと、西ノ湖周辺~千手ヶ浜までの約4㎞の道のりを全員で歩き、奥日光における動植物の生態を中心とする観察を行いました。歩き疲れたこともあり、終着点で中禅寺湖を眺めながら食べる昼食は格別でした。
その後はバスを乗り継ぎ、今回の宿泊先である「ほのかな宿 樹林」に移動。部屋に荷物を置いてすぐ、地下の大広間で引き続き仲田先生から研修講話をいただきました。その後は、コロナ禍ではなかなか実現ができなかった「みんなで入浴」「みんなで夕食」の時間をとり、クラスの親睦を深めることができました。生徒たちからも自然に笑顔が溢れていました。
夕食後は翌日の探究活動に備え、班ごとに分かれて事前研修。探究に使う道具や行程等の最終確認を行い、最後は各班の代表者が探究活動への意気込みをみんなの前で発表し合いました。朝が早かったこともあり、生徒たちは21時には消灯し、たっぷり休息をとりました。(2日目に続く)
7/17(月) 数理科学科の1年生を対象に、県立博物館研修が実施されました。
栃木県立博物館は、宇都宮市の中心部にほど近い栃木県中央公園内にあります。
館内の展示は大きく分けて、①日光地方の動植物を垂直分布に従い解説した「スロープ展示」、②地質時代から現在にいたるまでの栃木県の歴史を紹介した「展示室1」、③栃木県の身近な自然を紹介する自然系展示とテーマ展示室・企画展示室から成る「展示室2」の3つから構成されています。
当日は、開館前の9時の時点で30℃を超える真夏日でしたが、1年6組の生徒はみな意欲的に研修に参加していました。
入口で2グループに分かれた後、スロープ展示についてスタッフの方の説明を聞く時間と、2階の各展示室を自由に見学する時間を交互にとりました。
自分たちの興味のある分野の展示の前で足を止め、熱心に議論する生徒たちの姿が印象的でした。最後に参加者全員で記念撮影をし、充実した研修を終えました。
7月28日(金)~29日(土)に予定されている日光自然探究学習へのモチベーションの向上にも繋がる貴重な体験となりました。
最後になりましたが、お忙しい中ご指導いただきました、栃木県立博物館の先生方へ感謝申し上げます。
今週の3年生の数理科では、硫酸の性質を調べる実験を行いました。
濃硫酸は重い液体なので、点眼ボトルを押さなくとも下向きにしただけで、液体が落ちます。
水に溶かすと、多量の熱が発生します。
多くの班で、10~15℃ほど水温が上昇していました。
さらに、下の蒸発皿にはショ糖が入っていますが、
そこに硫酸を垂らすと、右の画像のように炭化します。
→
最後に、初めに濃硫酸を水に溶かして調製した希硫酸の中に、金属片を入れます。
今回は鉄と銅ですが、鉄からは気体が発生しています。
今回の実験の操作はかなりシンプルなものですが、様々な硫酸の性質を体感することができました。
5月31日の6・7限に、数理科学科の1・2年生間での情報交換会が行われました。
この時間では、1年生の数理科学科生が、2年生の発表から昨年の日光での調査の様子を知ること、
また、質疑応答を通して探究学習の流れを理解することを目的に、例年行われています。
今年は、前半の時間に、昨年の菌類班、地質班、動物班、水質班が代表として発表し、
後半の時間では、それぞれの分野別の班にわかれて、質疑応答やアドバイスがなされました。
特に1年生からは、調査の手法やルートについて具体的な質問が複数出ていたところに、
関心が高く、積極的な姿勢が見えて素晴らしかったです。
また2年生は班別の時間に、持って行った方がよいものや、写真の撮り方について具体的に教えていたり、
実際に収集したものを見せたりしました。
実物を目にすることで、イメージが湧いた1年生も多かったと思います。
1・2年生にはこの機会だけでなく、今後も協力して探究活動を進めてもらえると嬉しいです。
1月24日(火)の5~7時限に、数理科学科2年生による、課題研究発表会が行われました。
2年生で取り組んでいる課題研究の、一年間の集大成の発表会です。
保護者の方、数理科の1年生が見守る中、終始あたたかい雰囲気で進行しました。
今回は探究活動にご協力いただいている、東京都市大学、日本工業大学、栃木県教育委員会の先生方をお招きして、各班の発表についてご講評いただきました。
今年の2年生の発表テーマ一覧は下記のとおりです。(全15班)
例年より少人数のグループや1人で活動する班が多く、発表数は多くありましたが、内容の濃い3時間でした。
スライドの表現の方法もさまざまで、制作したゲームや、実験の動画を載せることで、活動や実験の様子がよくわかりました。
お越しいただいた先生方からは、次のようにご講評いただきました。
・ほかの班の様子をみて気づいたことを反映して、条件を変えて実験繰り返すことこそが探究活動の意義であるので、これからの社会で必要とされる問題解決能力を養っているということを意識してほしい。
・社会では自分の意見と合わない人とでも、同じ目標に向かって働くことがあるので、その際に必要な力を身に付けるためにも、これからのグループ活動を大切にしてほしい。
・自分の研究だけを掘り下げるのではなく、ほかの人の研究にも興味を持ち、質問をすることで気づくこともあるので、積極的に質問をしてその経験を自分の研究にも生かしてほしい。
外部の先生方から、普段とは異なる視点で、かつ自分ごととして捉えられるアドバイスをいただき、こちらも身が引き締まる思いです。
ここから2年生は、「探究学習活動記録集」の作成に向けて、追い込みの時期です‼
発表会で得た気づきを記録集にも取り入れて、よりよい研究収録が完成することを楽しみにしています。
日 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 |
26   | 27   | 28   | 29   | 30   | 31   | 1   |
2   | 3   | 4   | 5   | 6   | 7   | 8   |
9   | 10   | 11   | 12   | 13   | 14   | 15   |
16   | 17   | 18   | 19   | 20   | 21   | 22   |
23   | 24   | 25   | 26   | 27   | 28   | 29   |
30   | 1   | 2   | 3   | 4   | 5   | 6   |
小山高校・若木小学校東側の道路はスクールゾーンのため、朝7:00~8:30まで車両進入禁止です。