日誌

泡々パニック実験を行いました。

4月18日に 新入生向けに泡々パニック実験を行いました。

この実験は、象の歯磨き粉の実験という名前で知られています。

実際に象の歯磨き粉に使われているわけではなく、

大きな動物の象がハミガキをできるくらい泡がでることから、この名前がついています。

 

使用したもの

  • ヨウ化カリウム水溶液 20gを30mlに溶かしたもの
  • 過酸化水素水
  • 食用色素(自分がつけたい色)
  • 中性洗剤
  • メスシリンダー
  • ビーカー
  • メートルグラス

 

象の歯磨き粉演示

 

  演示の様子

方法

①中性洗剤20mlをメートルグラスにはかりとり、メスシリンダーに入れる

②メスシリンダーに過酸化水素水を100ml入れる

③食用色素10%溶液を②のメスシリンダーに入れて、少しまぜる

④温めたヨウ化カリウム水溶液を③のメスシリンダーに入れる

⑤発生した泡に火のついた線香を入れる

 

結果

過酸化水素水とヨウ化カリウムが反応して、泡が発生した。発生した気体を調べるために、泡の中に線香を入れると、激しく燃えた。

 

考察

泡に入れた線香が激しく燃えたため、酸素が発生したと考えられる。

 

感想

この実験は文化祭の時にも行いましたが、その時は泡の中に線香をいれても反応が小さかったです。

(そのため、その際は線香の火を入れる部分の演示はしませんでした。)

今回行った実験では、写真のように勢いよく線香の火が燃えました。

これは、今回は水槽の下の部分まで線香を入れて、泡の中にある酸素の塊に線香の火が触れたため、勢いよく反応したのだと思われます。

何回か同じ実験をしていますが、今回は線香の燃える様子まで見せることができてよかったです。

泡の燃焼の様子