キャリアクション・プロジェクト
キャリアクション・プロジェクト「看護の出前授業」
10月11日(火)7時間目、新小山市民病院にお勤めの現役看護師、飯島翼様を講師にお迎えし、「看護の出前授業」を実施しました。受講者は看護職に関心を持つ1~3年生の希望者40名です。
看護職の仕事内容だけでなく、やりがいや難しさ、病院勤務以外にも活躍の場があること、ライフスタイルの変化に合わせて働き方を選べることもお話しいただき、看護職を希望する生徒たちはその目標を更に明確にすることができました。「高校や大学の時よりも、看護師になった今のほうが多くのことを学んでいる」という飯島先生のお言葉が印象に残った生徒も多く、特に入試を控えた3年生たちには学習へのモチベーションにつながったようです。
第3学年コミュニケーション・トレーニング
8月19・22・25日の3日間、「コミュニケーション・トレーニング」が行われました。受験予定先の試験で面接やグループ討議が行われる生徒、看護医療・教育・福祉・心理など対人コミュニケーション能力が要求される分野に進学したい生徒など、希望者を対象にしたプログラムです。
普段ぼんやりと考えていることも、改めて言葉にしようとするとなかなか難しいものです。聴き方・話し方・志望理由や自己PRの話し方などについて、実践的に学べるこのプログラムは、入学時の「構成的グループエンカウンター」と合わせて本校が長年取り組んでいる特徴的な活動の一つです。
25日は、「幸せの定義」についてグループ・ディスカッションを実施しました。写真は各自の定義を発表した後に、それらがどのように分類されるか話し合っている様子です。先生方のリードで、参加生徒たちは自ら挙手して発表し、仲間達の意見にも熱心に耳を傾けていました。
キャリアクション・プロジェクト⑥2学年「先輩の話」
キャリアクション・プロジェクト⑤1学年出前授業(その3)
○情報分野 宇都宮大学 共同教育学部 自然科学系技術分野 教授 川島芳昭 先生
サイバー犯罪の被害から自分の身を守るだけでなく、無自覚なまま加害行為を行わないためにも、情報モラルについて学ぶことの重要性を実感した講義でした。「ネット上のやりとりで、想像上の人物を作り上げてしまってはいけない」「『知識として知っている』を『やっている、守っている』へ」という先生のお言葉が印象的でした。
○保育分野 石橋おはなし会
保育分野では、小学校での読み聞かせ「小西おはなし会」を計画しています。絵本の持ち方、読み方、間の取り方など、読み聞かせの技術を石橋おはなし会の皆様から学びました。短い時間でしたが実習をすることもでき、今後の実践に繋がる講習会となりました。
○国際分野 JICA国際理解講師 大貫 文 先生
青年海外協力隊員として、ネパールに派遣されていた大貫先生。ネパールの地理や食生活、文字や学校の様子など、豊富な写真とともに非常に具体的にお話しくださいました。現地で活動する中で、国際援助の現実に葛藤を抱いた経験も語られ、求められる国際協力とはどのようなものなのか、非常に考えさせられる内容でした。
キャリアクション・プロジェクト④1学年出前授業(その2)
7月5日(火)
○栄養分野 女子栄養大学 倉持光江先生
「栄養にかかわる仕事」について講義をしていただきました。「食」が人を作っており、栄養に関する職業は人の一生にかかわる仕事であること、それぞれの生活スタイルを踏まえたサポートをするには、コミュニケーション力が重要であることが分かりました。
○教育分野 宇都宮大学大学院 教育学研究科 教育実践高度化専攻 准教授 小野瀬善行 先生
大学院生7名とともに来校してくださいました。まず小野瀬先生より、「教育学」という学問で扱う内容を具体的な事例を交えてお話しいただいた後、小グループに分かれ、大学院で学ぶ現職の先生方から教職の魅力や課題などについてリアルなお話しを聞くことができました。教育関係に興味のある3年生も参加しました。
○ものづくり分野 2年生とともに帝京大学インターンシップに参加
工学部の体験授業を受講し、「ぶつからない車作り」や航空機とヘリコプターの違いなどについて学びました。一足先に大学での学びに触れることができ、その専門性やスケールの大きさが印象に残ったようです。
7月11日(月)
○医療分野 国際医療福祉大学 言語聴覚学科 教授 前新直志 先生
ことばによるコミュニケーションに困難を抱える人々を支援する言語聴覚士。映像を交えて先生にお話しいただくことで、この学科で学ぶことの具体的なイメージに繋がりました。実際に訓練を受け、大きな効果を得た子どもさんの記録映像は大変印象的でした。
○まちづくり分野 宇都宮大学 地域デザイン科学部 コミュニティデザイン学科 准教授 石井大一朗先生・大学生4名
まちづくり分野15名は、小・中・高生のための地域の学び場・遊び場・憩いの場をつくろうと廃校利用や空き家利用等による地域の活性化を考えています。大学生からの空き家利用の事例紹介とグループでのディスカッションを行いました。廃校等の利用を考える際の留意点を学ぶと共に、一人ひとりが意見を出すことによって、様々な視点からアイディアが広がることを体感できました。