進路指導部より

進路講話を実施しました

7月7日(金)に中学部・高等部生、小学部高学年児童や保護者の参加など多くの人が集まり、本校卒業生で現在、宇都宮市役所にお勤めしている先輩を招いて進路講話を行いました。多くの参考になる言葉をいただきましたが、その中でも特に大切と思われることをいくつか挙げてみました。

 1 職場でのコミュニケーションと信頼関係について

   ・自分から積極的に周囲の人たちに声をかけ、困り感を知ってもらう。

   ・会話には敬語を使うと信頼関係がアップし、会話がスムーズにいく。

   ・挨拶の必要性(会話したことない人や部署が違う人にも会釈を忘れない)

 2 手話を覚えて仲間を増やす

   ・自分の近くにいる人に積極的に簡単な手話を教えることで手話に興味を持っても

らい、手話を使ってくれる職員が増えてくる。

 3 働く意味を理解する

   ・進路決定は早くから動き出すことが必要。どんな仕事をしたいのかをよく考えて目

標を持って計画的に進めていってほしい。

・生きていくために仕事は必要である。

 4 働く上で必要なこと

   ・健康であること

   ・一度仕事に就いたら辞めないで自分に責任を持って最後まで頑張る。

   ・困った時は、一人で悩まず周りの人に相談して支えてもらう。

   ・辞めて違う職に就いても、くせになって何回も辞めることになってしまう。

 最後は、生徒からの質問内容にも答えていただくなど有意義な時間を過ごすことができました。今後は、これらの内容を進路を考える上で生かしていきたいと考えています。