通級による指導より

8月21日(火)関東地区聾教育研究会・通級指導専門研究会を行いました。

 関東地区の各都県の聾学校から、通級による指導の担当者が23名参加し、専門研究会を行いました。今年度は栃木県立聾学校が当番校で、本校ととちぎ福祉プラザを会場に行いました。

午前中はまず、本校を含め3校から、通級による指導の情報提供を行った後、栃木県聴覚障害者協会理事の川俣郁美氏より『地域で学ぶろう児・難聴児に対する支援について』をテーマに講演をしていただきました。川俣氏御自身が学生時代に学習面や生活面、精神面において困ったことや、先生や友達から受けた支援で助かったことなど、経験をふまえた具体的でとても参考になるお話をお聞きすることができました。

 午後は福祉プラザに移動し、研究協議を行いました。「障害認識・障害受容について」「高等学校との連携について」のテーマを中心に各校から取り組みの現状や課題点などを出し合い、活発な協議が行われました。各県、各地域の最新の情報の共有としても有意義な時間となりました。

      
    川俣氏の講演の様子    福祉プラザでの研究協議会の様子