支援部からのお知らせ

※このページは、過去(2023年12月以前)の、学校支援・通級による指導に関する記事を掲載しているページです。最新の情報は、それぞれのページからご覧ください。

学校支援より

研修に関する情報・資料について

【支援】令和5年8月8日(火)  聴覚障害児の理解・指導に関する研修会Ⅲ

 ソノヴァ・ジャパン(株)から4名の講師をお迎えして、補聴支援システム「ロジャー」について研修しました。地域の学校からは8名、本校からは20名が参加しました。実際にタッチスクリーンマイクに触れながら研修を行うことができ、日頃から疑問に思っていたことを質問することもでき、120分があっと言う間に過ぎました。 令和6年4月から合理的配慮の提供が義務化されます。難聴の幼児・児童・生徒に対して、補聴システムの活用や視覚的な情報提供などが益々重要になってくると感じました。

講師の林様からロジャーの仕組みやタッチスクリーンマイクの基本的な事柄等を教えていただきました。ソノヴァ・ジャパン(株)さんでは、トレーニング申請を行うと学校で研修会を実施できるそうです。

講師の林様からロジャーの仕組みやタッチスクリーンマイクの基本的な事柄等を教えていただきました。ソノヴァ・ジャパン(株)さんでは、トレーニング申請を行うと学校で研修会を実施できるそうです。

 

 

ソノヴァさんの機材と本校のマイクやネックループを使って、参加者全員がヘッドフォンを通してロジャーの音質を体験しました。騒音をカットしたクリアな音質に驚いた参加者が多くいました。

 

 ソノヴァさんの機材と本校のマイクやネックループを使って、参加者全員がヘッドフォンを通してロジャーの音質を体験しました。騒音をカットしたクリアな音質に驚いた参加者が多くいました。   

 


 今回は地域の先生方が会議室、本校の教職員は別室で研修会を行いました。2会場をWebカメラで繋いだので、双方向での会話もできました。  最後に岸教頭から謝辞を申し上げ、盛会の内に終えることができました。 

 今回は地域の先生方が会議室、本校の教職員は別室で研修会を行いました。2会場をWebカメラで繋いだので、双方向での会話もできました。最後に岸教頭から謝辞を申し上げ、盛会の内に終えることができました。


 
 

 

 

 

 

 

 

通級による指導より

お知らせ

【通級】令和5年12月6日(水)グループ学習(中学生)

 この日は中学1年生1名と、中学3年生1名の2名が出席し、小学4年生から6年生に向けて発表する「私の中学校生活」の発表準備を行いました。今日は前回のテーマに沿って小学生が見やすいように文字の大きさやイラストを工夫したり、読み上げ原稿を作ったりしました。実際の体験を交えながら小学生へのアドバイスも入れるなどそれぞれの個性があふれるものとなっていました。読み上げ原稿が完成した後には、実際に動画で撮影しながら発表の練習をしました。自分の動画を見返すことで声の大きさや発表の仕方などを意識して発表しようとする様子が見られました。

【通級】令和5年11月22日(水)グループ学習(小学生高学年・中学生)

 「冬の遊び(難聴理解カルタ)」を実施しました。初めに児童同士の対決を行いました。

テーブルに並べられた絵札に視線を向け、教師の読む読み札を集中して聞き、真剣に取り組んでいました。遠くにある札にも手を伸ばして頑張る姿が見られました。2回戦は、教師も参加して対決しました。児童も教師も勝ちを目指して真剣です。結果は児童の圧勝でした。                       

  

 次に、聞こえや困ったことなど自分の経験をもとに、カルタを作りました。「かたとんとんしてくれると気付くよ」「ほちょうきは、ことばの聞きとりよくするよ」など、絵札と読み札を考えました。作ったカルタを一人一人発表しました。

 

【通級】令和5年11月18日(土)〈栃聾祭の作品展に、通級による指導を受けている児童生徒の作品を展示しました〉

 児童生徒の皆さんが、在籍校の授業で制作した絵画や立体作品をお借りして、展示しました。栃聾祭当日は多くの来校者の方に作品を見ていただくことができました。

 

         

 

             

        

【通級】令和5年11月30日(木)グループ学習(小学生低学年)

今回のグループ学習では、①きこえについての学習②ことば遊びの2つを行いました。

①のきこえについての学習では、6月にも行った内容の復習も兼ねて、「補聴器や人工内耳は汗や水にぬれても大丈夫?」「イヤモールドの掃除は1年に1回で良い?」などの質問に〇×で答えました。答えを確認した後に「それはどうして?」などの質問をすると「壊れてしまうからだよ」「(イヤモールドの掃除は定期的に)自分でやっています」と6月に行った内容をしっかりと覚えている様子が見られました。

②のことば遊びでは、並べ替えクイズを行いました。「ぴんつえ」→「えんぴつ」などの問題を2人でペアになり解いていきます。「ぜんぷれとますくすり」「らーかいすれ」など難解な問題に「ん?分からない・・」と悩みながらも2人でよく話し合って答えを導き出すことができました。

【通級】令和5年11月9日(水)グループ学習(中学生)

 この日は中学1年生2名と3年生1名が出席し、「私の中学校生活」を小学4年生から6年生にプレゼンする準備をしました。例年、自分の経験をまとめて下級生に伝える学習をしています。特に6年生にとっては、先輩から中学校について聞ける楽しみな企画になっています。生徒達は、小学生に分かるように資料を作成する必要があるので、言葉の選び方や画面の構成など悩みながら作業を進めていました。まとめに中間報告をしてお互いの発表について意見を交わし終了しました。

  

正面の電子黒板に「UDトーク」による文字情報を表示し、生徒PCの間にある提示用PCにパワーポイントを表示しています。生徒は、ロジャータッチスクリーンマイクとの併用で、聞き取りにくかったときだけ、文字を確認していく様子が見られました。
 

  

 平行して「発音明瞭度検査」や「音場検査」も実施しました。明瞭度を把握することで、未定着の音の練習計画を立てたり、構音が崩れないよう意識するようにアドバイスしたり指導に生かしています。

  発音明瞭度検査をしています。

 スピーカーから音を出してきこえを確認しています。

 中学生の指導では音場検査で自分のオージオグラムの読み取り方を学びます。検査結果を自分でオージオグラムに記入し、聞き落としやすい音を確認し、自分のきこえの状態を正しく把握できるように支援しています。