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2025年7月の記事一覧
中学部 進路の時間Ⅰ
6月17日(火)中学部の進路の時間Ⅰでは、高等部の先生方から各学科について説明をしていただいた後、授業見学を行いました。
〇高等部のA組では、数学の授業や英語の授業の様子を見ました。先輩たちが難しい学習に真剣に取り組む様子にジッと見入っていました。
〇高等部のB組の授業では、生活技術科ではファッション造形基礎の学習・情報機械科で文鎮の制作をしている学習を見学しました。また、機械科実習室では鉄を削る旋盤や着ける溶接の機械についての説明も受けることができました。始めて目にする機械類に興味津々でした。
〇B組は、高等部C 組の先生からパワーポイントで学科の説明をしていただいた後、ワークシートの記入に取り組みました。手帳の種類や卒業後の就労先についての説明、これまでの自分を振り返ってできていること、これから努力が必要なことなどをチェックリストで確認しました。自分の将来について真剣に考える様子が見られました。
中学部A組 職場見学
6月19日(木)にマルハニチロ株式会社宇都宮工場へ職場見学に伺いました。
始めに宇都宮工場の概要について説明を受けました。説明してくださったのは、本校卒業生で就職して3年目の先輩でした。先輩が入室すると生徒たちから「わぁ~」と歓声が上がりました。ハム・ソーセージと鮪のたたきの製造の工程を見学しました。それぞれの担当者の方から説明を受けながら、生徒たちは大きくうなずいたり、メモを取ったり、質問をしたりしていました。
〇鮪のたたきの製造では、特別な包丁と手袋を使用し作業をしていました。魚の皮を剥いだり、内臓や骨を取ったり、決められた大きさに切ったりする工程を見て、生徒は体力や集中力を伴う大変な作業であると感じていたようです。
〇ハム・ソーセージの製造では、使用される魚の種類ごとに袋の色が違うこと、調味料と混ぜて練っていくこと、そしてボールカッターが世界一であることなどなど。初めて聞く言葉や分かったことがたくさんありました。また、『すり身』という言葉が日本独自の言葉であること、すり身があっという間にソーセージになっていく様子など驚くこともたくさんありました。
製造工程を見て、生徒たちは、食品を扱う際の衛生管理や、一つの作業をやり続ける忍耐力の大切さに気付くことができました。
★マルハニチロ宇都宮工場の馬場さんから“コミュニケーションが大切”とのお話がありました。分からないことをそのままにせず、質問すること。体調が悪い、辛い時には訴えること。仕事を進めるうえで大切なことです。今できることを毎日積み重ね、将来の自分につなげて欲しいと思います。