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2024年7月の記事一覧
中学部A組 職業体験学習
7月9日(火)、10日(水)の二日間、職業体験学習を行いました。内容は、校内実習等でお世話になっている企業から受注させていただいた「スポンジの袋詰め作業」です。
「スポンジの穴抜き」「紐とスポンジの袋詰め」「テープ貼り」「検品」「梱包」の五つの工程を、それぞれ毎日の目標を立てながら、意欲的に取り組みました。
初めて仕事に触れた生徒たちからは「仕事は厳しい・難しいイメージだったけど、製品が一つ一つ完成していくのは楽しかった。」「最初は上手くできなかったけど、少しずつできるようになって、上手にできたときに褒めてもらえてうれしかった」と感想がありました。また、反省会では、3年生から「長時間、集中を続けることが難しかったが、今後の進路のためにも中学部卒業までに集中力を高めたい。」「プラス思考で物事を考えられるようになりたいと思う。」など、中学部卒業後の進路を見据え、今後取り組みたいことについての発表があり、中学部全体で将来に向けた職業観の育成につなげることができました。
今回の職業体験で学んだことや感じたことを忘れずに、目指す進路に向けて理解を深めていってほしいと思います。
中学部A組 職場見学
6月20日(木)に、平石化成品工業株式会社みずほの第二工場へ職場見学に伺いました。
今回の見学では三つの体験を準備してくださり、グループごとに従業員の方の指示を受けながらそれぞれの活動に取り組みました。
シュリンク作業では、フィルムの中心を意識しながらテープに巻き付ける作業に苦戦していましたが、熱を利用してフィルムを縮ませる様子やその機械の中からきれいに包装されて出てくる様子を見て面白さを感じていました。
自動車部品の梱包箱作成では、緩衝材となる部品の組み立てやインパクトドライバーを使用したビス留めを行いました。初めて扱う機械に戸惑いながら、補助を受け恐る恐るスイッチに指をかけている様子が印象的でした。
ロット番号押しと梱包作業では、スポンジ製品を扱いました。ロット番号押しは見た目以上に力が必要なことや、長時間同様の作業を続けることへの集中力が必要なことに驚いていました。
今回の職場見学を通じて、人の手で一つ一つ作ることを大切にしていることや、「できない」と最初から諦めずに何事にも挑戦する気持ちが大切なことを学ぶことができました。これからの学校生活に生かしてほしいと思います。