H30 活動の記録

カナダでの生活 8日目

遅くなりましたが、海外グローバル研修8日目が無事に終了しました。昨日のスケジュールは、カナダ人講師3名からの英語の授業を受けたあと、老人ホームを訪問しました。そして、ホストファミリーやバディへの感謝の気持ちを表したさよならパーティが行われました。


【Thank You Card】

午前中に行われた英語の授業では、Thank You Cardを作りました。Thank You Cardとは、ホストファミリーに向けて、今までの感謝の気持ちを綴ったお手紙です。カードには、思いのこもった文章だけでなく、さまざまなデコレーションがなされています。フェルトをつけたり、折り紙を貼り付けたり、飛び出す絵本のような仕掛けを作った生徒も。みんな、想像以上のこだわりを見せ、才能を発揮させていました。Thank You Cardを通じて、生徒の感謝の気持ちがきっと伝わることでしょう。


【老人ホーム訪問】

午後には、カナダの老人ホームを訪問しました。老人ホームに到着したあと、まずは学校紹介を行いました。代表生徒が行うプレゼンに、利用者の方は興味を持って熱心に聞いてくださいました。そのあとは、日本の伝統文化である折り紙を利用者の方と一緒に折りました。普段はおとなしい生徒たちも、積極的に利用者の方とコミュニケーションを取っている姿が印象的でした。最後はみんなで合唱を行ったあと、急遽入所者のご希望により生徒がピアノの演奏を行いました。これらの交流を、みなさんとても喜んで下さり、生徒にとっても貴重な経験をする時間になったように感じます。現地スタッフからも、「ぜひ来年も」という提案をいただきました。


【Farewell Party】

8日目を締めくくるのは、この研修の最後の活動、さよならパーティです。さよならパーティでは、歌やダンスなどを披露するステージ部門と、射的や書道などをカナダの方々に体験してもらう縁日部門に分かれ、日本の伝統文化を紹介しながらホストファミリーやバディへの感謝の気持ちを表します。今回のさよならパーティのテーマは「春夏秋冬」。それぞれの四季に合わせた内装も、生徒たちのアイディアです。

ステージ部門では、有志の発表がありました。二人羽織を披露したり、ダンスを踊ったり、アカペラを披露したりするグループも。生徒たちは日本にいる間、忙しい合間を縫って何回も練習を重ねてきました。その成果が出たのか、会場全体は生徒たちの発表に大盛り上がりです。

この日1番の盛り上がりは、ステージ上での生徒全員での合唱でした。生徒が披露したのは、いきものがかりの「ありがとう」と、Taylor Swiftの“Shake it off”です。「ありがとう」では、歌詞に生徒たちの心情が重なり、涙をこぼす生徒が続出。ホストやバディたちも、生徒が涙しながら歌う姿に胸を打たれ、もらい泣きをする人が多く見られました。一方“Shake it off”では、その涙をグッと抑えて、最後まで楽しんで歌おうという生徒の姿が印象的でした。


本日は、ホストファミリーと別れ、グランビルアイランドを散策したあと、現地時間16:15の飛行機に乗って日本へ向かいます。佐野高校へ到着するのは、22(金)日21時ごろを予定しております。到着時刻に関しては、このHP上で随時お知らせいたします。