家政科ニュース

3年 子ども文化

3年生「子ども文化」の1学期の授業の様子をご紹介します。
①保育技術検定1級
保育技術検定は4種目に分かれており、その中の『造形表現技術』の練習を行いました。
実技の内容は、季節の行事の情景を様々な材料を用いて壁面構成にするというものです。
今年度の練習課題「端午の節句」「七夕」「遠足」「ひなまつり」の中から各々が1つ選択して制作しました。

        
今回は練習でしたので八つ切り画用紙で制作しましたが、本番は四つ切り画用紙になります。
背景の画用紙が大きくなる分、立体感を出すためにどんな廃材を使用したらよいか工夫が必要です。
授業で制作した作品は、第1被服室の後方に展示してありますので、本校にご来校の際はぜひご覧ください。


②絵の表現技法
保育技術検定1級『造形表現技術』の筆記対策として表現技法を実際に制作しました。
表現技法はバチック、デカルコマニー、ドリッピング等があり、授業では10種類に挑戦しました。
画材は色鉛筆、クレヨン、クーピー、絵の具などを用いて、画用紙1枚1枚に制作しました。
最後に出来上がった10種類を1冊の冊子にまとめ、いつでも確認できるようにしました。
      

 

③メッセージカード制作
画用紙でメッセージカードを制作しました。贈る相手をイメージして、自分でデザインを考えました。
貼り絵や切り絵、開くと仕掛けがあるもの等様々な工夫が施されていました。
出来上がった作品は、いつもお世話になっているご家族や友人、近所のお子さんにプレゼントするそうです。

      

 

④小麦粉粘土実習
子どもの造形活動で用いられる「粘土」を小麦粉でつくりました。
材料は小麦粉、水、油、塩、着色料を混ぜ合わせました。着色料は食用色素・ココア・カレー粉・抹茶を使用します。

      

小麦粉と水を混ぜたものを耳たぶくらいの軟らかさになるまでよくこねます。
生徒たちはなかなか軟らかくならずに苦戦していました。
子どもと活動する際には、年齢に応じた働きかけが必要だということも理解できたと思います。
成形後にオーブンで焼き、素敵な作品が出来上りました。