栃工トピックス

スカイベリーIoTPod~物理の実験授業で初活用

スカイベリーIoTPod~物理の実験授業で初活用

  先日、2年生「物理基礎」~金属の比熱を測定してみようにおいて、自校で開発した「こども百葉箱IoTPod(アイオーティ・ポッド)」を活用した授業が初めて行われました。

 このIoTPodとは、インターネットなどを用いたIoTネットワーク型の装置で、同じく本校で開発・商品化したプログラミング専用ボード「スカイベリージャム」と連携して使うことにより、IoTプログラミング教材として「環境測定システム(百葉箱)」を簡単に安価に構成できます。

 今回は、「データを測定して送る」機能に着目して物理実験に応用、IoTPod+スカイベリージャム+GIGAタブレット端末を各班1台計10台を準備し、時々刻々変化する「水温データ」を自動測定、準備しておいたサーバにWiFi経由(IoT)にて送信するプログラムをSkyBerryJAMで組み、サーバに蓄積、リアルタイムにグラフ可視化される様子が展開されました。

 今回、高校の物理授業において、IoTプログラミングを含んだ内容のSTEAM関係の授業が初めて展開されました。また、そのSTEAM教育機器としてスカイベリージャムとIoT装置が初めて活用されたことにより、その実用性・親和性の高さも確かめられたこととなりました。

  物理実験風景その1 物理実験その3

 「物理基礎」~金属の比熱測定実験の説明    水温を測定しサーバへ送るIoTプログラミング

IoTPodを使った実験
時々刻々変化する水温データが自動で測定され、IoTサーバに逐次送信、リアルタイムで可視化グラフ化される

物理実験その5各班ごとの実験風景 

   各班それぞれのデータも サーバに集約   サーバに蓄積されたデータを使って分析、金属の比熱を計算

IoTクラウド実験 (2018/02/15)