保健室より

麻しん(はしか)の報告数の増加について

3月20日に沖縄で麻しんの患者の発生が報告されてから、
沖縄県内で感染が拡大し、愛知、東京、埼玉、茨城などでも患者の発生がみられ、
今後もさらに注意が必要です。
これから部活動で関東・全国大会など活動範囲が広がりますので、
引き続き注意していく必要があります。

麻しんは、感染力がきわめて強く、空気感染もするので
マスクや手洗いでは予防できません。
治療する薬はありませんが、ワクチンで予防することができます。


《麻しんについて》麻しんについて|厚生労働省
潜伏期間:主に8-12日
感染経路:空気感染、飛沫感染、接触感染
初期症状:眼の充血、涙・目やにが多くなる、咳・鼻水、発熱
     口の中の粘膜に白い斑点
予  後:7ー9日で回復するが、1,000人に1-2人の頻度で急性脳症を発症する

《ワクチンについて》MRワクチン接種の考え方
MRワクチン:第1期(1歳)、第2期(6歳)
*2回終了していない場合は、速やかに医療機関にご相談下さい。
 (進学の際に接種済みの記録が必要な場合があります)

国立感染症研究所〈注意すべき感染症〉麻しん