校長室から

校長より

令和5年度大変お世話になりました

3月8日(金)に、本校第47回卒業式を挙行いたしました。2名の小学部生が卒業証書を手に、「小学部」というステージから次の「中学部」というステージへと歩みを進めて行きました。小学部では6年間、色々なことに挑戦し、できなかったことができるようになりました。中学部でも、「楽しい」「嬉しい」でいっぱいの生活を送れるよう願っています。コロナ禍後、全児童生徒が一堂に会した初めての卒業式となりました。卒業生が在校生の席の間を通る姿は、とても頼もしかったです。

3月22日(金)は修業式でした。パワーポイントで写真を見ながら1年を振り返りました。児童生徒は、1年間様々なことを学習し、たくさんの経験を積んで、一回り大きく成長しました。

保護者の皆様、リハビリテーションセンター職員の皆様、令和5年度も大変お世話になりました。

 

私事ですが、今年度末をもって退職いたします。毎年素晴らしい出会いがあり、いろいろな方に助けられ、導かれて今の私があります。在職中は大変お世話になり、ありがとうございました。

最後の3年間をわかくさ特別支援学校で、素直な可愛い子どもたちと、真面目で熱心な教職員と共に過ごすことができましたことに深く感謝いたします。

【校長室から】3学期始業式

 令和6年1月9日(火)、第3学期始業式を行いました。

 「あけましておめでとうございます。」の挨拶から始まりましたが、元日の「令和6年能登半島地震」による被害状況を思うと、おめでたい気分どころではありません。児童・生徒にも、「ここよりもっと大きな地震があって、辛い思いをしている人たちがたくさんいることを忘れずに、私たちはこうして元気に学校へ来られたことに感謝して、毎日がんばっていこう」と話しました。

 犠牲となられた方々のご冥福をお祈りし、被災された方々に心よりお見舞い申し上げます。

 

 3学期は、いよいよ今年度のまとめの学期です。児童・生徒、職員ともに改めて目標と達成状況を確認してラストスパートです。また、3学期には立志式や卒業式といった人生の節目があります。今年の卒業式は、児童・生徒一同が式場に入って行う予定です。卒業学年はもちろん在校生も、これまでの学習の成果を発揮して、厳かでありながら温かみのある式をつくりあげようと考えています。

 さらに3学期は、新年度に向けた改善策を検討する大切な期間でもあります。特に学校の危機管理について見直しを行い、安心して令和6年度を迎えられるよう、健康に留意して3月末まで頑張りたいと思います。

【校長室から】前期終了

 

 本校は3学期制ですが、評価は前期(4月~9月)と後期(10月~3月)の2回行っています。保護者との個別懇談で通知票を配付し、前期の学習の様子と後期の目標や手立てについて共通理解を図ります。

 前期は90(1年生は89)日ありましたが、児童生徒は、朝の会から下校まで各教科や自立活動、学校行事など自己の目標に向かって頑張りました。

 前期の最後を飾る行事となったのが、中学部の校外宿泊学習です。その際のコースの一部で、8月26日に開業したLRT「ライトライン」を利用しました。100%バリアフリーとうたっているとおり安全に乗車でき、初めての加速・減速の感覚や車窓の風景に、緊張しながらも興味津々だったようです。

 後期も元気に楽しく学習して、それぞれの目標を達成してほしいと思います。

【校長室から】1学期終業式

1学期終業式は、冷房の効く音楽室で、密を避けるためグループに分けて2回行いました。

「こうちょうせんせいのはなし」では、パワーポイントで、入学式に始まり、なかよしタイム、児童生徒会定期総会、運動会、夏祭りなどの行事の様子や、日常の学習の様子の写真を見ながら1学期を振り返りました。先生方が日頃撮り貯めている大量の写真の中から、児童生徒がそれぞれ1回は登場するように写真を選んでいます。小規模校だからできることかと思いますが、子どもたちや先生方の反応を見て嬉しく思いながら話を進めました。

校歌斉唱では、隣の人と距離をとって、思い切り声を出したり体を動かしたりして歌いました。「わかくさの道を進もうよ」の歌詞とともに前へ進んでいく子もいて、明るく楽しい終業式でした。2学期にまた元気に会いましょう。

【校長室から】運動会

 令和5年度がスタートし、4月24日に「校長あいさつ」をアップしてから1か月と3週間が経ちました。遅ればせながら「校長室から」もようやくスタートです。 

 5月8日に新型コロナウイルス感染症が法律上の5類に移行しました。本校は、隣接する栃木県立リハビリテーションセンターに入所または入院や通院をする児童生徒を対象とする学校であるため、リハセンターの感染症対策を参考にしながら、本校の方針を決定いたしました。学校にウイルスを持ち込まないことに重点を置き、引き続き基本的な感染防止対策を徹底し、安全な環境のもとで、学習や行事等をこれまで以上に充実させたいと思います。 

 そのようなわけで、今年の運動会も昨年同様、学部・学習ブロック等ごとに開催しました。ただし今回は、昨年にはなかった開会式と閉会式を全校児童生徒で行い、開会式では応援合戦をしました。応援団の児童生徒に続いてみんなでエールの交換をし、校長も学ラン姿でマスクを着用して「フレー フレー わかくさ!  がんばれ がんばれ わかくさ!」と応援させてもらいました。最後はみんなで「わかくさ みんなで エイエイオー! エイエイオー! がんばれ がんばれ エイエイオー! エイエイオー! エイ! エイ! オーーー!!」と、運動会の歌で締めくくりました。

【校長室から】令和4年度もお世話になりました

 令和5年3月31日(金)、令和4年度が終了しました。本年度、ホームページを御覧になった皆様、ありがとうございました。 

 3月10日には、本校第46回卒業式を挙行し、小学部2名、中学部3名の卒業生に卒業証書を授与しました。受け取る姿は、きらきらと自信に満ちたものでした。コロナ禍の影響で三年間ずっと運動会もわかくさ祭も、以前のようにはできなかった学年でしたが、限られた条件のもと、皆自分らしくのびのびと持てる力を発揮してきました。卒業後も一日一日を大切に、たくさんの人と出会い、成長していってほしいと願います。 

 3月24日は、修業式でした。この1年間は、例年以上に何人もの児童生徒との別れと出会いがあったため、懐かしい友達と一緒に写っている写真を見ながら1年を振り返りました。児童生徒は、1年間色々なことを学習し、たくさんの経験を積んで、一回り大きくなりました。 

 3月29日には、定期異動に伴い転退職される8名の教職員の送別会を教職員親睦会で行いました。学校外の会場での大規模な会ではありませんでしたが、本校体育館で、幹事さんが準備してくれた心温まる会を催すことができました。 

 3月31日、定年退職を迎えられた教職員の退職辞令交付式を行いました。永年に渡り栃木県のために尽力された皆様に敬意を表し、お疲れ様でしたと申し上げます。

【校長室から】令和5年新年の抱負

 明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。

 昨年を振り返りますと、「校長室から」の記事は、4月から数えて6回の投稿でした。最新のものは、なんと9月のものです。年度当初に、「できるだけ、校長が『おもしろいなぁ』『楽しいよ』と感じたことなどを記してみようと考えております。実行できるよう、心と体に余裕のある一年を過ごしたいと思います。」と記したにも関わらずです。楽しいことが無かったわけではありません。余裕をもって仕事ができなかったのだと反省しきりです。「余裕をもって仕事をする」を新年の抱負とし、まずは今年度残りの3か月を大切に進みたいと思います。


 本日1月10日は、3学期の始業式でした。児童・生徒のみなさんが、にこにこと元気に登校する様子を見て、私もにこにこ嬉しくなりました。

【校長室から】9月末

2学期が始まって1か月が経とうとしています。各教室の廊下の壁には、夏休みの思い出の写真や絵日記等が掲示されています。おじいちゃん、おばあちゃんや兄弟姉妹と遊んだこと、水遊びや花火をしたこと、誕生会でケーキを食べたことなどなど、楽しい思い出がいっぱいです。

エレベーターホールでは、11月に開催される「わかくさ祭」ポスター原画展が開催され、児童生徒一人一人の作品が展示されました。どの作品も色とりどりで様々なデザインが素敵です! この中から何点かが選ばれてポスターとなります。

また、廊下の角の壁面には、色画用紙で作られたカボチャやおばけがいっぱい貼られて、ハロウィーンの雰囲気を出しています。夏から秋へと校舎内の装飾が移り変わってきました。と、この原稿をパソコンで打ちながら校長室の窓の外を見ると、「とちぎ健康の森」のマロニエ(栃の木)の葉が黄色みを帯びているではありませんか。長く暑い夏でしたが、着実に秋は来ています。

【校長室から】夏休み中のこと

夏休みも終盤となりました。前半は、今年度も校内教材教具展示会や夏季職員研修が行われ、教員の資質・能力の向上が図られました。新型コロナウイルス感染者数急増のため、メイン会場の他、複数の教室をリモートで結んでの実施となりました。

講師の皆様には、お忙しい中、それぞれの専門の視点から御指導いただきまして、ありがとうございました。

 

8月上旬に事務長の発案で、校舎の外にある倉庫の清掃をしました。倉庫には大量の物品が乱雑に入っており、事務長が職員室に協力依頼の声かけをしたところ、老若男女大勢の職員が出てきてくれました。若手の学校公仕が指揮を執り、中にある物を一度全部出すことから始まりました。運搬する人、分別する人に分かれてチームを組み、どんどん作業を進めました。使用できないようなゴム長靴や麦わら帽子等を処分し、肥料や農具等を棚に戻し整理整頓したことで、これまで外に置かれていた雪かきの道具類まで収納することができました。

授業で使う、畑や花壇での植物栽培用の道具等が、とても利用しやすくなりましたし、これまで倉庫を開けたことのない教員に、何がどこにあるかを知ってもらうことができました。鎌や鍬などの危険な物は、倉庫の中に安全に管理するという危機管理の再確認にもなりました。

また、「栃木県立野沢養護学校若草分校」、「栃木県立若草養護学校」と、それぞれ墨で記された木の表札が出てきましたので、天日干しをして大切に保管し直しました。

 職員が一丸となっての作業は見事で、大変気持ちの良い光景でした。30℃を超える猛暑の中、皆さん大変お疲れ様でした。御協力に感謝します。用意された冷たい麦茶が、とても爽やかでしたね。

【校長室から】第1学期終業式

楽しかったこと、悲しかったこと、いろいろあった1学期が終わりました。

終業式は、密を避けるため、午前・午後の2部制としました。式の前に、運動会ポスター優秀賞と「がんばり賞」の表彰を行いました。「がんばり賞」は、1学期の生活目標の「あいさつをしよう」を達成し、他の模範となる児童生徒を表彰するものです。表彰された児童生徒は、とても誇らしげな表情を見せてくれました。

終業式では、昨年度末に導入された電子黒板を使用して、パワーポイントの写真等を見ながら1学期を振り返りました。校歌は、曲とともに手話の動画を映し、みんなで元気よく表現することができました。

生活指導部長の先生からお話のあった、「夜更かしをしないで早起きをする」「好き嫌いをしないで食べる」など、学校を離れると陥りがちな生活の注意点に気をつけて、42日間の長い夏休みを健康に過ごしてほしいと思います。

児童生徒のみなさん、2学期に笑顔で会いましょう!

【校長室から】運動会

 6月14日(火)から16日(木)までの3日間、学部、学習ブロック等ごとに運動会を開催しました。

 中学部では、紅白に分かれてリレー形式の玉入れで盛り上がりました。小学部では、個々の課題に取り組むサーキットなどが行われ、走ったり、ボールや風船を容器に入れたりと、先生とともに頑張りました。いずれの学部も、最後に「いちご一会ダンス」を踊ったときには、歓声が上がり、とっても素敵な笑顔を見せてくれました。

 今回、初めての運動会だった1年生は、「楽しかったですか?」の質問に、にこにこの笑顔で、楽しかった気持ちを伝えてくれました。

 一生懸命に挑戦したり、仲間の応援をしたりと、児童生徒一人一人が精一杯頑張る姿に感動です。

 また、今回は3年振りに、御家族の応援ありの運動会となりました。参観を一家族一名に限定して、以前のように大規模な運動会ではありませんが、子供たちと一緒に楽しい時間を過ごしていただくことができて、本当に良かったと思います。

 保護者の皆様、これからも本校の児童生徒への応援を、よろしくお願いいたします。

 児童生徒のみなさんは、運動会の後も、元気に仲良く学校生活を送ってくださいね。

【校長室から】ボッチャの体験

 524日(火)PTA活動委員会で、レクリエーション「パラスポーツ『ボッチャ』の体験」を行いました。ボッチャは、東京パラリンピックで話題になった、重度脳性まひ者もしくは同程度の四肢重度機能障がい者のために考案されたヨーロッパ発祥のスポーツです。
 本校体育科教諭による指導の下、参加保護者の皆様と教職員が、くじ引きで赤と青のチームに分かれてゲームを体験しました。「ボッチャは頭脳戦」と言われますが、初心者の私には、まずボールを思うような方向へ投げることが難しかったです。
1回戦は立って、2回戦は椅子に座って勾配具を使うなどして投球しました。結果は、接戦そして逆転で赤組の勝ちでした(私は青組)。皆が一喜一憂して楽しみ、お菓子をちりばめた係職員手作りメダルを首に掛けてお開きとなりました。
 本当に、老いも若きも障害も関係なく、みんなで楽しめるスポーツだと実感しました。
 今回参加できなかった保護者の皆様、次回は一緒にレクリエーションを楽しめるといいですね。

【校長室から】令和4年度がスタートしました

新米校長だった私も2年目となり、初心を忘れずに、一層気を引き締めて職務にあたろうと決意を新たにしております。新年度の御挨拶を「校長あいさつ」のページにアップしましたので御覧ください。

本校職員は定期異動等に伴い11人の新メンバーを迎え、新しい組織体制で始動しました。昨年度の反省に基づいて、本ホームページも改善していきたいと思います。係が学校行事の様子を載せますので、一年間どうぞお楽しみに。

この「校長室から」のページにつきましては、できるだけ、校長が「おもしろい」「楽しい」と感じたことなどを記してみようと考えております。実行できるよう、心と体に余裕のある一年を過ごしたいと思います。

令和3年度 お世話になりました

3月10日(木)に、小学部生5名、中学部生2名が卒業しました。本校には高等部がないため、中学部2名の卒業生は、新しい世界への門出です。自分らしくのびのびと豊かな人生を歩んでほしいと願っています。

3月24日(木)は修業式でした。児童生徒は、春休みに入り、一緒に過ごした友達や先生達とは一旦お別れです。

 

本校のベルパークと呼ばれる中庭の桜が次々に開花し、児童生徒が登校するまで咲いていてほしいと祈るばかりです。

明日には新年度を迎えます。令和3年度中は、大変お世話になりました。

第3学期始業式

雪が降り寒かった冬休みが終わって、児童生徒が元気に登校しました。朝、冬休み中に髪型を変えた教員が迎えに出ると、「声は同じだが本当に○○先生か?」と言わんばかりに真剣な顔で二度見、三度見して確かめる児童がいたり、逆に大胆に髪を刈り上げた児童に、教員が「どうした?何かあったのか?」と心配したりと、久しぶりの学校は賑やかです。

2学期中は、この「校長室から」の記事をすっかりサボってしまいました。楽しみにしていてくださった皆様には申し訳ありません。その代わりと言っては何ですが、先生方が折に触れ記事を載せておりますので、そちらを御覧いただきたいと思います。

本ページまでお出での皆様にとりまして、令和4年が良い一年となりますようお祈り申し上げます。

夏休み中の校内研修

7月20()に各教室でパワーポイントを見ながら放送を聞く形で行った第1学期終業式から2週間が経ちました。

夏休み期間の先生達は、1学期を振り返り2・3学期の準備をするとともに、資質・能力の向上を図るために充電をしています。

本校では、7月21()から30()まで校内教材教具展示会を行いました。日頃使用している手作り教材や教具を廊下に展示して互いに見学することで、製作のヒントを得たり、共有できるものに気付いたりすることができます。国語・算数のマッチング教材の他、音や手触りで感覚に訴える教具や、スイッチを押すことや摘まんで入れることで指の巧緻性を高める教材、海を表現したウォーターベッドの体験型教材、音楽・体育・図工の学習を補助する教具などなど、今回も力作揃いでした。

本校の危機管理体制

御報告が遅くなりましたが、6月29日(火)に令和3年度第1回学校評議員会を開催しました。5名様とも昨年度に続き学校評議員を快くお引き受けいただき、ありがとうございました。

学校評議員の皆様から頂戴した御意見をもとに、特に今年度は、新型コロナウイルス感染症対策の取組を継続し、安全・安心な学校づくりを推進いたします。また、情報発信、情報共有に努めて、関係機関、保護者、地域の皆様と連携してまいります。

 

学校評議員会で学校側から説明した、本校の危機管理に関する今年度の取組について御紹介します。

 

◎危機管理体制の構築について

1 児童生徒に関するもの

・竜巻発生時の避難訓練及び避難設備を使った避難練習(4/21

   ・地震と火災を想定した避難訓練(5/25)、第2回避難訓練(11/16

   ・引渡し訓練(通学生対象6/4

 

2 学校全体に関するもの

・緊急時対応一斉メール送受信確認(保護者、教職員対象5/21

・ブロックごとの緊急時シミュレーションの実施(教員対象)

・心肺蘇生法、AED研修(教員対象6/14

・感染症対策の検討、実施(主として感染対策をした上での学校行事)

・危機管理マニュアルの確認・見直し(通年)

   ・ヒヤリハット事例の周知と記録の強化、対策の検討(通年)

 
  3 職員の不祥事防止
   ・不祥事防止危機管理マニュアルの確認
   ・職員研修

6月15日(火)から17日(木)に運動会を実施しました!

 昨年はできなかった運動会を、今年は感染防止対策をして実施しました。

小学部は、学習ブロックごとに1時間ずつ、それぞれに趣向を凝らした種目をしました。「輪を握って進む」では、プチプチの上を車椅子で通るときに、大迫力の音が出ましたが、笑顔で楽しく進んでいました。「ジグザグ走」や「個人走」は、安定した走りをする児童、歩行器でとても速く進む児童、車椅子で自走する児童など、みんな頑張りました。

中学部は、全員で紅白に分かれてリレー方式玉入れをしました。初めは一人1個の玉を籠まで行って入れますが、BGMで往年の「8時だよ全員集合」のエンディング曲が流れると、何個でも入れ放題になります。ダンスは、生徒の大好きな栃木国体イメージソング「いちご一会」で踊りました。

小規模ではありましたが、笑顔溢れる運動会となりました。

交流校の陽西中学校の生徒さんたちからいただいた応援横断幕も、運動会の雰囲気を盛り上げてくれました。ありがとうございました。

年度初めの行事の様子を紹介します

 令和3年度がスタートしてから一月半経ちました。ようやく【校長室から】開きです。これまでの様子のうち、年度初めの行事の様子を簡単にご紹介します。


4月8日(木)

○校長着任式 

初めて本校児童生徒に会いました。「学校のこと、みなさんのことを、たくさん教えてください。」とお願いしました。児童生徒は、とても落ち着いていて上品な印象を受けました。温かく受け入れてくれてありがとうございます。

○1学期始業式

 新型コロナウイルス対策をとりながら本校体育館で、着任式に続き始業式を行いました。

「進級おめでとうございます。1年生のお手本となって、明るく元気に、また1年間頑張ってください。新型コロナウイルスは、まだ収まっていませんが、今年度は、運動会や宿泊学習などの行事を、工夫をしてできるだけ行いたいと思います。この1年、どんなことを頑張るか、先生とよく相談して決めて、一つ一つの授業を大切に、学んでいきましょう。」

校歌は、飛沫防止のため残念ながら斉唱せずにCDを聞きました。

離任式

 橋本校長先生を始め、9名の先生方から心のこもったご挨拶をいただき、児童生徒代表が、お礼のことばを述べ、花束を贈呈しました。お見送りの際は、名残惜しそうに、慣れ親しんだ先生方とお別れしていました。

 

4月9日(金)

○入学式

 新型コロナウイルス対策のため、御来賓は3名にさせていただきました。在校生も、中学部生と小学部6年生のみ式場に入り、5年生以下の児童は、入り口付近で新入生の入場を拍手で迎えた後、教室で式の様子をリモートで見ての参加となりました。

小学部に2名の1年生を迎えました。ご入学おめでとうございます。

「先生たちと、たくさんのことやものに触れ、感じて、楽しく学んでゆきましょう。小学部、中学部のお兄さん、お姉さんたちがお手本です。心配はいりません。お友だちと一緒に、明るく元気に頑張りましょう。」

 

4月12日(月)

○新任式

 新しく7名の先生方をお迎えしました。よろしくお願いします。

3学期始業式

2021年1月、令和2年度3学期の始業式は、新型コロナウィルス感染症の猖獗を受けて、放送で行いました。
子どもたちは、放送をよく聞いて、パワポの画面もよく見ていました。

2学期終業式

令和2年度2学期終業式は、久しぶりに体育館でみんなが集まって実施することができました。
児童生徒の写真をたくさん貼り付けたパワーポイントのスライドを作りました。みんなよく見てくれました。

健康の森以前の話 その3

 健康の森以前の結核療養所「国立療養所宇都宮病院」の歴史と、その療養所に設置されていた結核児の特殊学級について、調べたことをまとめ、本校の研究実践集『わかたけ』に寄稿しました。
 それを以下のリンクでPDFファイルをご覧ください。
 なお、前回も触れましたが、この療養所と特殊学級についてご存知の方は資料の提供等情報をお寄せください。よろしくお願いいたします。

PDF 健康の森以前 国立療養所宇都宮病院と結核特殊学級.pdf

健康の森以前の話 その2

 本校が所在している「とちぎ健康の森」は、平成8年「国立療養所宇都宮病院」の跡地に整備されました。この病院は昭和4年(1929年)に設立された結核療養所で、平成5年(1993年)に閉院となりました。通称“宇療”と呼ばれたこの療養所について紹介しましょう。


 この絵は昭和31年(1959年)当時の宇療を描いたものです。平屋の病棟がいくつか並んでいます。
 絵の上方右側の黄色い扇型の一角は野球場です。野球場からまっすぐ下に伸びている線は療養所の敷地外まで続いている道路で、現在の丸池とテニスコートの間にある歩道です。



 この航空写真は1993年ごろ撮影されたもので、写真の上が北です。左側に関東バス駒生営業所が見えます。病棟はほとんど建て替えられています。
 右側に野球場が見えます。ちょっと分かりづらいですが、写真の下方に現在の湿性花園も池として見えます。現在ある丸池はありませんでした。
(現在の健康の森 ↓)


 いかかでしたか?現在の健康の森とかなり違っていますが、残っているものもあるようです。

 閉院となった病院の資料はほとんど残されていません。もし宇療についての資料などをお持ちの方や当時のことをご存知の方は、ぜひ情報をわかくさ特別支援学校までお寄せください。
 続きはまた次回に。

健康の森以前の話【再掲】

 本校は平成13年に現在のとちぎ健康の森に移転してきましたが、ここには平成5年(1993年)まで「国立療養所宇都宮病院」という結核の療養所がありました。
 この療養所の記念碑が残されています。場所は健康づくりセンター前のロータリーから南の職員駐車場に入るところにあります。


4月1日独法リハセン開所式

4月1日、お隣のリハセンが独立行政法人化し、名前も地方独立行政法人栃木県立リハビリテーションセンターと改められ、その開所式に招かれました。
星野雄一理事長兼所長や県庁の保健福祉部の方々にまじって、テープカットに加わえていただきました。
その時の様子はリハセンのHPをご覧ください。

リハセン お知らせ情報