2011年2月の記事一覧

アスリートカンファレンスに参加しました


1月27日、アスリートカンファレンスに4名の部員が参加しました。これは「高校生の運動部活動所属者の勉強会」のようなものですが、2年連続ソフトテニス部が行って良いということになり大変嬉しく思います。この日の講演では、リンクアンドモチベーション株式会社代表取締役社長の山谷拓志氏による「ブレックス流モチベーションの高め方」と題して貴重なお話しを聞くことができました。
 
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         昨年も参加しました              風邪予防のためマスク着用です
 
 講演では、日々の練習の中でなにより大切なのは、試合に向けてどれだけ「準備」をしているかということ。結果を出すための準備、状況に対する想定、あきらめない気持ちなど、練習から意識することが大切であるとおっしゃっていました。そして、強い選手は「自己説得」ができる。今必要なことはなにか、これでいいのか、など、他者からではなく自分で自分を説得できなくてはならない。常にもう一人の自分と対話することが大事である、と述べられました。これは部活のみならずとも大切なことだと痛感します。さらに、「固定観念」にとらわれないこと。これは自分の心がそう決めてしまっているだけである、と。例えばボール拾いをただの雑用だと思うか、これも練習だと決めてフットワーク良く動くかという差となって現れる、というのです。
 
 田臥勇太選手の話しがあり、田臥選手を栃木に招き入れたとき、「練習環境はけして好条件ではないかもしれないけれども」と山谷代表が言うと、「じゃあ僕が環境にアジャストすればいいだけですね」とサラリと返答したとのことです。田臥選手は、そういったことに対する不平や不満を抱かない選手だそうです。つまり、変えられないことにエネルギーを使わず、できることを一番に探す。この思考の切り替えが、超一流選手である所以かも知れません。
 
冬季練習は寒く、長く、耐えることの方が多いかも知れません。そんな中で、選手もやる気を継続させることが難しいときもありますが、今日の話を参考に、モチベーションを高く保ち、来たるべきシーズンを良い形で迎えたいです。