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本校は、1875年に創立し、今年で150周年を迎えました。
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冬季休業前 全校集会
12月25日(木)、翌日から始まる冬季休業前の全校集会を行いました。
感染症対策、寒さ対策としてオンラインで各教室に配信する形での実施となりました。
まず賞状伝達式が行われました。
夏休みから現在まで受けた表彰は全部で85個、総勢64名の生徒が対象となりました。
表彰された皆さん、おめでとうございました!
次に、校内読書感想文表彰式が行われました。
12名の皆さん、おめでとうございました!
次いで壮行会が行われ、関東大会や全国大会出場の5つの団体・個人を激励しました。
★囲碁部 ≪第41回関東地区高等学校囲碁選手権大会≫3名
★放送部 ≪第23回関東地区高校放送コンクール東京大会≫1名
★バドミントン部 ≪令和7年度関東公立高等学校バドミントン大会5周年記念大会2025TOKYO≫7名
★スピードスケート ≪全国高校総体 第75回全国高等学校スピードスケート競技選手権大会≫1名
≪第80回国民スポーツ大会冬季大会スケート競技会≫1名
★写真部 ≪第32回関東地区高等学校写真展 東京大会≫1名
出場おめでとうございます!
皆さんの活躍を大いに期待しています!
最後に校長先生からの講話がありました。
先日、ノーベル生理学・医学賞を受賞した坂口志文氏の座右の銘「一つ一つ」が紹介され、
目の前の課題を一つ一つ丁寧に取り組む姿勢が、宇女高生にも大切なことである、とのことでした。
もうお一方、ノーベル化学賞を受賞した北川進氏が授賞式の現地スウェーデンで日本人補習校の子どもたちと交流した時の会話が披露されました。
生徒「ノーベル賞をもらうためじゃなく、ただ面白いからやってたんですか?」
北川氏「そう。面白いことをまずやらなきゃダメ。自分が面白いと思うことを突き詰めていく。だから好きなことをやる、興味のあることをしっかりやるというのが重要です。」
自分自身を見つめる冬休みを過ごし、新年に元気に皆さんに会えるのを楽しみにしています!
本日の午後から、明日12/26(金)に行われる第九演奏会の準備(リハーサル)が行われます。
本校のオーケストラ部・合唱部・1年次音楽選択者が、宇高の生徒と合同で練習を重ねてきました。
ソリストを迎え、総勢約350名による第九演奏会は以下の通りです。日時:12月26日(金)16時開場 17時開演 (19時半終演予定)
会場:宇都宮市文化会館 大ホール
情報モラル講演会
「情報モラル」をテーマにした講演会を開催しました。今回はe-ネットキャラバンから講師をお招きして、生徒たちと対話形式で進めるスタイルで行いました。インターネットにまつわる危険性や問題点について、具体的な場面を通じて深く考えることができました。
講演内容
・ネットへの投稿
・ネットの使い過ぎ
・ネット上の偽・誤情報
・ネットの特性
講演を受けて、生徒たちはインターネットを使う上でのリスクや責任を再認識し、ネットリテラシーの重要性を改めて感じていました。便利なものだからこそ、上手に付き合っていくことが大切だと感じたようです。
自治医科大学出前授業(特別講義)を実施しました。
11月19日(水)放課後,本校明鏡寮にて,自治医科大学医学部地域医療学センター公衆衛生学部門教授の阿江竜介先生を講師にお招きし,『「公衆衛生」という言葉を聞いたことあるけど,本当はよくわからない人が聴く講義』と題した講義をしていただきました。内容は、公衆衛生とは?そもそも衛生とはどのような意味か,その歴史や現在の社会保障制度の仕組みと課題などについて,わかりやすく,そして楽しく説明していただきました。最後には本校生徒への熱いメッセージもいただき,今回の講話が参加した生徒の進路や学習への大きなモティベーションとなったと思われます。講義のあとは生徒からの質問に答えていただきましたが,講義の終了後まで質問のために並ぶ列ができるほどでした。
第61回宇都宮少年剣道大会 結果について
11/3(月)に行われた第61回宇都宮少年剣道大会に剣道部4人が出場し、江連さんが準優勝に輝きました。
すばらしい試合運びを見せてくれた江連さんはもちろん、その他の選手も着実に力を付けてきていることが感じられ、出場した全員にとってよい経験となる大会でした。
今後もより高い目標に向かって精進したいと思います。応援よろしくお願いします。
科学の甲子園 栃木県大会
11月2日(日)県総合教育センターを会場に、第15回科学の甲子園栃木県大会が行われました。1チーム6名。本校からは2年4チーム、1・2年混合1チームの参加上限の5チームが参加。
まず、物理・化学・生物・地学・数学および情報の6分野の問題をメンバーと協力して解答する筆記競技が行われました。
その後の実技競技は、工作用紙等を使い、40分で工作物を作り、それを用いて競技を行いました。
この競技内容は前もって知らされており、生徒たちは定期試験後、朝や放課後、製作や試行に毎日取り組んできました。
筆記競技、実技競技、その後行われた他校との交流会を生徒さんたちは、とても楽しんでいた様子でした。結果は後日送付されてきます。大会実施にあたり、県教育委員会事務局、県総合教育センターの皆様には大変お世話になりました。
HONDA訪問授業(理系応援プロジェクト)実施
10月22日に希望者を対象にHONDA訪問授業(理系応援プロジェクト)を実施しました。
本田技研工業会社から若手女性エンジニアの方を講師としてお招きし,授業を行って頂きました。
現在どのような仕事に取り組んでいるかだけでなく,これまでの経歴やどのような思いで進路選択をしてきたかなど,多岐にわたるお話を頂き,生徒たちも興味関心をもって講義に聞き入っていました。
生徒からの活発に質問にも丁寧に答えていただき,今後の進路選択の参考となる充実した授業になりました。
創立150周年記念 第27回アーデル基金講演会
令和7年10月17日(金)本校体育館にて創立150周年記念 第27回アーデル基金講演会が行われました。
(アーデルとはドイツ語の「Adel」で気高さ、貴族などの意味があります。)
アーデル基金は宇女高スローガンである「白百合よ貴きを目指せ」から、貴きに憧れる精神を養う目的で設立され、毎年各界から著名な先生をお招きしてご講演いただいております。
今回は国立情報学研究所 社会共有知研究センターのセンター長・教授で一般社団法人教育のための科学研究所の代表理事・所長であられます新井紀子先生に「シン読解力で育む確かな学力」と題してご講演いただきました。
新井先生は2011年から10年間「ロボットは東大に入れるか」というAI研究プロジェクトのリーダーをされており、2017年にはTED(Technology Entertainment Design)でも講演され、23か国語に翻訳、160万人以上に視聴されています。
AIを研究していると「ロボットは人の痛みが分かるようになるの?哲学や恋愛はできるの?」という類の質問を受けることがある。
しかしAIというものは、基本的には3種の計算式から出される答えであり、学習した事は引き出すことができるが、やったことがないことに対する答えを自ら創造したり工夫して導き出すことは出来ない。
また人間と大きく違う点として、「失敗を修正できない」ということもある。AIは人間のように「なぜ、どの点を失敗したか」を理解して反省する能力を持たず、大量のデータからもっともらしく答えらしいものをでっち上げ、こちらが間違いを指摘すると「すみませんでした」とすぐ謝るが更に嘘を重ねて答えてくる。
このようなAIに対して、私たち(AIを使いこなす側)には「読解力」と「嘘を見抜く力(判断力)」が必要とされる。
ここで言う「読解力」とはいわゆる本を読み味わう情緒的なものではなく、「説明文を読み、意味を正しく読み解く能力」である。学生で言えば、「教科書を読んで全て自分で理解できる力」である。
先生の調査によると、この「読解力」は中学3年生までに各個人の中で「このような内容はこう理解することにする」と獲得し決定付けられ、高校生以降はその方法で学習を進めることになる。が、この「読解力」は能力ではなくスキルなので、たとえ大人であっても鍛えることで「正しく読み解く力」は身に付けられる。
質疑応答の時間に、宇女高生からは「どうしたら今からその読解力が身に付くのか」と手が挙がりました。
先生には単元ごとに具体的な例が挙げられ、宇女高生たちは身を乗り出して自分のものにしようと真剣な表情でした。
国際的に最前線で活躍されている先生の「貴き」に触れた生徒たち。
「読解力」と判断力を身に付け、広い世界に羽ばたいていってほしいです。
新井先生、この度は貴重なご講演 ありがとうございました。
先生の主著
「数学は言葉」(東京図書)
「AI vs 教科書が読めない子どもたち」、「AIに負けない子どもを育てる」、「シン読解力」(東洋経済新報社)
創立150周年記念式典・記念演奏会
令和7年10月10日(金)宇都宮市文化会館にて、創立150周年記念式典・記念演奏会が行われました。
御来賓、御招待の方々をはじめ、全生徒、教職員、保護者、卒業生(操会会員)等約1400名の方が参列され、盛大に執り行われました。
午前中は大ホールにて記念式典が行われ、栃木県知事をはじめとし、たくさんの御来賓の方の祝辞を頂戴しました。
約2時間程のお昼の時間は、生徒成果発表会として、小ホールでは「宇女プロ」と称しピアノ演奏や英語スピーチが披露されました。
展示室では8ブースに分かれ、DVD上映(R7年9月に撮影したドローン空撮映像、歴史的映像「宇女高の昔と今」)や、
卒業生によるトークセッション(ガーナで国際ボランティアをしている大学3年生とのオンライン発表と、大先輩お3方との宇女高トーク会)、
宇女高祭の歴代のポスターや、総合的な探究の成果をまとめたポスターを展示するブースもあり、どちらも大盛況で人がいっぱい、歩くのも困難なほどの賑わいでした。
記念演奏会では、指揮の飯森範親氏が率いる群馬交響楽団が、新進気鋭のヴァイオリニスト平野友葵氏と共に素晴らしい演奏を聴かせてくださいました。群馬交響楽団の中には宇女高OGの方もヴァイオリンで出演されていました。
現存する日本最古の女子高、宇都宮女子高校。
創立150周年をこのように盛大に祝うことができ、関係各者の皆様には心より御礼申し上げます。
ありがとうございました。
そしてこれからの宇女高も見守り、折に触れご指導ご鞭撻のほどよろしくお願い申し上げます。
下野新聞社旗争奪第78回全日本バレーボール高等学校選手権大会栃木県代表決定戦について
9月20日(土)、21日(日)で下野新聞社旗争奪第78回全日本バレーボール高等学校選手権大会栃木県代表決定戦が行われました。
3年生が引退し、新チームになって初めての大会でした。1回戦の鹿沼商工戦は、2‐0のストレートで勝利し、2日目に進むことができました。2回戦の宇都宮東戦はフルセットの末、1₋2で敗退し、最終予選に進むことができませんでした。悔しい結果となりましたが、チームの課題が見つかったので、次の新人大会に向けてまた頑張っていきたいと思います。応援のほど、よろしくお願いいいたします。
令和7年度 前期終業式
9月26日(金)、前期終業式を行いました。
本校は二学期制となっており、4月から始まった前期は本日までで、4日間の秋季休業(秋休み)ののち、10月1日から後期が始まります。
前期は始業式・入学式から始まって、体育大会・合唱コンクール・宇女高祭(文化祭・体育祭)と様々な行事がありました。勉学はもちろん、部活動や様々な活動で充実した半年間だったかと思います。
終業式に先立って賞状伝達式が行われ、生徒たちの多方面での活躍が披露されました。
テニス部、バドミントン部、陸上競技部、水泳部、百人一首かるた部、書道部、囲碁部、合唱部の総勢34名が登壇し、表彰を受けました。
続く壮行会では陸上部、百人一首かるた部の19名が紹介され、上位大会での活躍への激励がなされました。
更なる活躍を期待しています!
終業式では校長先生から「夢を持つこと」のお話がありました。
大リーガーの二刀流、大谷選手は高校生の時に恩師の勧めで「マンダラチャート」というものを作成していたそうです。3×3のマスを書き、中央に大きな目標を書き、周囲に大きな目標を達成するための8つの中くらいの目標、さらにその周囲に中くらいの目標を達成するための小さな目標を書く、というものです。
夢と目標を持ち、計画的に小さな目標を達成していく。それを実行できるのが才能なのではないか。
前期の様々な行事はみんなと一緒に盛り上げ、凄まじいエネルギーを放っていたが、自分のことはどうか?自分と向き合い、見つめ直す秋休みとしてほしい、とのことでした。
校長先生が引用された、吉田松陰の格言
【夢なき者に理想なし、理想なき者に計画なし、計画なき者に実行なし、実行なき者に成功なし。故に夢なき者に成功なし。】
校歌と礎の歌声を体育館に響かせました。
再来週に控えた150周年記念式典では、文化会館で披露します
朝晩は涼しくなり、実りの秋になりました。
秋休み明けからの後期、更に学校生活を成熟させていきましょう!