茶道コースは、毎週火曜日に2階礼法室で活動しています。流派は表千家で、毎週お点前の仕方を外部講師の先生にご指導いただき、茶道の作法を学んでいます。活動人数が多いので、毎回お点前をする人、お客さん、水屋さん、というように役割を分担して活動しています。お茶の点て方だけでなく、歩き方やお客さんの作法など、日常生活でも役立つような礼儀作法を学んでいます。季節にあったおいしい和菓子をいただけることも魅力の一つかもしれません。
華道コースは、毎週金曜日に3階被服室で活動しています。流派は池坊で、花の特性や花器の効果的な使い方を外部講師の先生にご指導いただいています。華道と違い少人数での活動ですが、その分講師の先生に手取り足取り生け方を教わることができます。指定花器だけでなく、様々な花器を使用して生けたり、針金やテープを使った加工の仕方を学んだり、余った花の有効活用の方法も教わったりしています。生け方だけでなく、季節の花の名前も知ることができます。
茶華道部員はほぼ全員が初心者ですが、免状の習得を目指して日々精力的に活動しています。
茶華道部
【茶華道部】全国高校生伝統文化フェスティバル-茶道フェスティバル-に参加しました
12月14日(土)・15日(日)、京都市で行われた全国高校生伝統文化フェスティバルー茶道フェスティバルーに、茶華道部員2名が栃木県代表として参加しました。
1日目(14日)は、京都市内の茶道に関わる体験に参加しました。他県の代表生徒とともに東本願寺を拝観したあと、宇治茶工房福寿園にて抹茶引き体験をしました。
小雨が降るあいにくの天気でしたが、東本願寺では阿弥陀堂や御影堂を参拝したり、渉成園で茶室を見学したりと、京都の文化と歴史に触れることができました。
福寿園では、石臼を用いて自分で抹茶を引きました。そのあと自分で引いた抹茶でお茶を点てて飲みましたが、普段飲んでいる抹茶と比べて、引き立ての抹茶はあっさりとした味わいでした。抹茶の歴史についても学ぶことができました。
2日目(15日)は、京都コンサートホールで行われた全国高校生伝統文化フェスティバルの出演生徒・来賓の方々に対し、お点前の披露・茶会の説明(半東)・お茶出しを行いました。他県の生徒と協力しながら一日お茶会を運営する中で、茶道の異なる流派に触れたり、普段の部活やお点前の方法について他県の生徒と話を弾ませたりと、貴重な経験ができました。お点前・半東・お茶出し、どれも緊張の連続でしたが、普段のお稽古の成果を発揮することができました。
今回学んできた事を、今後のお稽古や来年の文化祭に生かしていきたいと思います。
【茶華道部】生花美術展に参加しました
本校茶華道部華道コースの生徒7名が、12月5日(木)「高校生生花美術展」に参加し、作品制作を行いました。
普段のお稽古の成果を存分に発揮し、講師の松田先生にもご指導をいただきながら美しい作品を作ることができました。
生花美術展は12月8日(日)の15:00まで、みかも山公園緑の相談所にて開催中です。
本校生の他、栃木県南部地区の華道部の生徒の作品も展示してあります。
ぜひ、美しい花々に癒されに来てください!
▼本校生の作品です。
【茶華道部】和菓子作り体験を行いました。
8月26日(月)、「御菓子司 よしだ屋」様から講師の先生をお招きし、本校にて和菓子作り体験を行いました。
現在進学先で和菓子について勉強をしている本校卒業生も、ともに講師として生徒の指導をしてくださいました。
普段茶道の活動でいただいている練り切りの材料や作り方などを教えていただいた後、実際に三種類の和菓子作りに挑戦しました。繊細な作業で、皆真剣に練習を重ね、何とか作り上げることができました。
体験した生徒からは、「難しかったけど、楽しかった」「普段食べているお菓子の作り方を知って、お菓子に対する見方が変わった」という声が聞かれました。貴重な経験ができました。
茶華道部では、茶道そのものだけでなく、礼儀や他者への気配り心配り、道具やお菓子についてなど、様々なことを学んでいます。2学期の活動も頑張りたいと思います。
【茶華道部】南部地区交流会に参加しました。
8月1日(木)、あしかがフラワーパークで開催された栃木県高等学校文化連盟茶華道部会南部地区交流会に参加しました。この交流会は栃木県内の茶華道部員同士で交流を深めることを目的としており、南部地区の高校6校(足利高校、佐野清澄高校、佐野東高校、栃木女子高校、栃木翔南高校、本校)が参加しました。本校は今年度当番校ということもあり、当日の会場設営の手伝いや、受付、誘導などを行いました。
交流会では、分科会1・ハーバーリウム製作体験と、分科会2・寄せ植え体験を行いました。あしかがフラワーパークの講師の方のご指導の下、皆魅力的な作品を作ることができました。本校生は寄せ植え体験に参加しました。寄せ植えをするのは全員初めてだったので、植える花を選ぶところから迷う生徒が多くいました。植木鉢の中にバランスよく土や花を入れるのにも苦戦しましたが、どれも素敵な作品になりました。
▼分科会1・ハーバーリウム製作体験の様子
▼分科会2・寄せ植え体験の様子
今回の活動を通し、他校の茶華道部員と交流することができました。また、普段は茶道・華道と分かれての活動なので、活動を通して部員同士の交流も深まりました。残念ながらハーバーリウムは体験できなかったので、今後部活動の中でぜひ挑戦してみたいと思います。
【茶華道部】茶華道部の活動について
本校茶華道部の活動を紹介します。茶華道部は、茶道・華道のコースに分かれ、茶道は毎週火曜日、華道は毎週金曜日に活動しています。
茶道の流派は表千家で、講師の堀口千恵子先生にご指導をいただきながら、道具の名前・扱い方を覚えたり、お点前の手順を学んだりしています。「歩く」動作一つをとっても、足の運び方や歩数、角度が決まっていたり、男性と女性で道具の扱い方が違ったりと、学ぶことはとても多いです。先生からは「見て学ぶ」「体で覚える」ことの大切さを日頃教えていただいています。茶道の所作を身に付けるため、日々修行中です。
華道の流派は池坊で、講師の松田昭子先生にご指導いただきながら、毎回一人一作品作成しています。花の名前を覚えるだけでなく、花や葉の裏表、魅せ方、器の選び方など、多くの事を学んでいます。花材は毎回違うので、花材によって器や生け方を自分で考え、先生にご指導いただきます。生けた花は毎回自宅に持ち帰り、鑑賞できます。12月にはみかも山で華道展があるため、日々技術とセンスを磨いています。
現在、部員は2・3年生のみです。1年生の入部希望者を随時募集中です(もちろん2年生でも大歓迎です)。茶華道部は、技術や礼儀作法を学べるだけでなく、生涯使える資格を取得することもできます。また、茶道・華道それぞれ週1日ずつなので、部活動と学習の両立がしやすいです。生徒会やほかの部活動と兼部している部員もいます。
興味のある人は、ぜひ見学に来てみてください!