2012年7月の記事一覧

平成24年度 新任進路指導主事研修(中学校)

目  的進路指導主事の職務について理解を深め、進路指導主事としての資質の向上を図る。
日  時平成24年6月11日(月) 9:30~16:00
対  象中学校の新任進路指導主事
研修内容1 講話「進路指導の意義と進路指導主事の職務」
2 実践発表「進路指導主事の職務の実際」
※ 午後は、中学校進路指導主事研究協議会と合同
講  師総合教育センター教育研修専門員
宇都宮市立晃陽中学校教諭
研修の様子
講話「進路指導の意義と進路指導主事の職務」
実践発表「進路指導主事の職務の実際」

研修評価・振り返りシートから
0 研修の満足度、研修へのニーズ
  ①満足度
 満足  不満足
 
研修満足度54  %43  %3%


②研修ニーズ

  • 1、2年生に対する進路指導の具体的な内容

  • 学級担任(学年)との連携の在り方

  • 年間計画を立案する際の留意点


1 講話「進路指導の意義と進路指導主事の職務」

  【研修の目標】
 進路指導の意義や望ましい進路指導の在り方について理解し、新任進路指導主事として、「生き方」の指導としての進路指導の実現に向け、職務の重要性を再確認する。また、進路指導の企画や推進について理解を深める。

【講話を聞いての主な意見・感想】

  • キャリア教育の必要性を具体的な数字から理解することができました。
  • 進路指導主事の職務を再確認することができました。
  • 今年度キャリア教育の視点を取り入れた進路計画の見直しができればと思いました。
  • 学年や担任の役に立つ働きをしたいと思いました。そのために何をするか考えたいです。
  • 「細かいところを含みながら全体を見る」「ミスが起こりやすいポイント」は、ためになりました。
  • 進路指導とキャリア教育はつながっていること。3年間を見通した計画の大切さを確認しました。
  • 進路業務をミスなく遂行することの大切さを痛感しました。
  • 法的に見た進路指導主事の位置付け、進路指導主事の職務について確認することができました。

2 実践発表「進路指導主事の職務の実際」
【研修の目標】
 進路指導主事の実践発表をもとに、学校現場における進路指導主事の取組の状況を知り、自校の取組の参考にするとともに、今後の進路指導の企画や推進の見通しをもつ。

【実践発表を聞いての主な意見・感想】
  • 現在の職務とこれから先の職務の実際を現場の目線で講話いただき、よく理解することができました。
  • 情報収集能力が大切だと思いますので、出向いて、自分の目と足で稼いでいきたいです。
  • 資料の年間計画を説明いただき、見通しをもつことができました。
  • 具体的な話(失敗談、成功例)がたくさんあり、とても参考になりました。
  • 進路通信は、どんな情報でも活用できることが分かり、少し気持ちが楽になりました。
  • 進路通信が大変参考になりました。情報発信を積極的にしたいと思いました。
  • 1年間の業務内容を作成することにより、一歩早い段取りができ、有効だと思いました。
  • 特に業務の一覧表はこれから仕事をしていく上で有り難く、資料を残すとしたらこのようにしておかなければならないと感じました。





平成24年度 新任生徒指導主事研修(高等学校、特別支援学校)第2日

目  的生徒指導主事の職務・役割、生徒指導上の諸問題等についての理解を深め、生徒指導主事としての資質の向上を図る。
日  時平成24年6月29日(金) 9:30~16:00
対  象高等学校、特別支援学校の新任生徒指導主事
研修内容1 説明「とちぎ教育振興ビジョン(三期計画)」
2 講話「不登校の理解と支援」
3 講話・演習「ネットトラブルの予防と対策」
4(1) 事例研究「組織的な指導体制の在り方-いじめへの対応-」(高)
 (2) 事例研究「組織的な指導体制の在り方」(特)
5 講話「生徒指導主事の職務の実際」
講  師県教委事務局総務課副主幹
総合教育センター職員
県立高等学校教諭
研修の様子
講話「不登校の理解と支援」
講話・演習「ネットトラブルの予防と対策」
事例研究「組織的な指導体制の在り方
―いじめへの対応―」(高)
事例研究「組織的な指導体制の在り方」(特)
講話「生徒指導主事の職務の実際」



研修評価・振り返りシートから
0 研修の満足度、研修へのニーズ
  ①満足度
 満足  不満足
 
研修満足度55.6 %44.4 %

②研修ニーズ

  • 中学校と高等学校の連携(強化策、連携事例等)
  • 発達障害のある生徒の情報収集と対応
  • 理想的な段階的指導

1  講話「不登校の理解と支援」

  【研修の目標】
 学校全体で取り組む不登校の予防と支援について理解する。

【講話を聞いての主な意見・感想】

  • 決まった職員が行うものではなく、全職員が取り組む体制作りの大切さを改めて認識しました。
  • 不登校にさせない事前の予防対策(月3日欠席管理等)が大切であることがわかりました。
  • 校内で職員への研修が必要と感じました。
  • 実際の高校の取り組みによる「予防・支援」の事例は大変参考になりました。

2 講話・演習「ネットトラブルの予防と対策」
【研修の目標】
 生徒が日常触れているネット上の情報を体験することにより、誘発されるトラブルやその予防策について考えることができる。

【講話・演習を通しての主な意見・感想】
  • 技術の進歩と同時に、情報ツールも変化しており、それに合わせた指導体制を整える必要があると強く感じました。
  • 情報モラル教育の重要さを再認識しました。
  • いろいろなサイトを閲覧しましたが、想像以上でした。人権教育もからめて生徒指導していく必要性を感じました。
  • 保護者に対する啓発を考えなければならないと思いました。
  • いろいろなサイトがあることを改めて知りました。

3 (1) 事例研究「組織的な指導体制の在り方-いじめへの対応-」(高等学校)
【研修の目標】
 事例研究を通して、いじめへの対応における組織的な指導体制を図るための生徒指導主事の役割を理解する。

【事例研究を通しての主な意見・感想】
  • その時々にどう対応していくかを柔軟に、スピーディーに考えなくてはならない必要性と難しさを実感しました。
  • いじめへの早期発見、早期対応の重要さを認識しました。
  • 組織力の重要性を感じました。
  • 段階的指導または対応の方向性が見えた感じがしました。
  • 班の先生方の様々な対応を聞くことができてありがたかったです。


  (2) 事例研究「組織的な指導体制の在り方」(特別支援学校)
【研修の目標】
 事例研究を通して、危機管理における組織的な指導体制を図るための生徒指導主事の役割を理解する。

【事例研究を通しての主な意見・感想】
  • 子どもの自立、社会参加という観点から指導していくことの大切さを改めて実感しました。
  • 「自己存在感」のもてる環境を整えたいと思います。
  • 個々のニーズを考えて指導を行う必要性があると考えました。
  • 外部機関との連携を、事前に備えていく必要があると感じました。


4 講話「生徒指導主事の職務の実際」
【研修の目標】
 生徒指導主事経験者による実践的な取組を聞くことで、生徒指導主事の具体的な職務内容を理解するとともに、自らの取組のヒントを得る。

【講話を聞いての主な意見・感想】
  • 生徒指導を「人づくり」ととらえる、教員誰もが関わる仕事ととらえることの大切さを認識しました。
  • 「叱る」と「認めてあげる」を必ずセットにするということが参考になりました。
  • 指示ではなく導いてやることが大切であることがわかりました。
  • この仕事に就けたことを幸せに感じました。




平成24年度 学校経営研修(高等学校、特別支援学校)第1日

目  的教頭として、今日的な教育課題に対応した学校経営の在り方等について理解を深め、実践的な学校経営能力の向上を図る。
日  時平成24年6月8日(金) 9:30~16:00
対  象高等学校、特別支援学校の教頭経験2年目に該当する者
研修内容1 講話「教職員評価制度」
2 研究協議「教職員評価制度を活用した教職員の育成」
3 講話「教職員のメンタルヘルスケア」
4 講話・研究協議「教育の情報化への対応」
講  師県教委事務局教職員課副主幹兼管理主事
三楽病院精神神経科部長 真金 薫子
総合教育センター職員
研修の様子
講話「教職員評価制度」
研究協議「教職員評価制度を活用した教職員の育成」
講話「教職員のメンタルヘルスケア」
講話・研究協議「教育の情報化への対応」

研修評価・振り返りシートから
0 研修の満足度、研修へのニーズ
  ①満足度
 満足  不満足
 
研修満足度54.5 %45.5 %


②研修ニーズ

  • 学校評価と学校評議員の積極的な利用についての研修
  • 教育法規についての研修
  • 災害時に対する危機管理に関する研修
  • カウンセリングについての研修  等

1  講話「教職員評価制度」

  【研修の目標】
 「教職員評価制度」を活用した教職員の資質、能力、意欲の向上を図るための支援の在り方について、理解を深める。

【講話を聞いての主な意見・感想】

  • 評価制度を活用して人を育てるという観点が重要であると思いました。
  • 個人に目標を設定してもらうとき、組織の構成員であるという自覚を持たせ、学校全体の目標との関連性を明確化させることによって、教員一人一人の資質・能力の向上や勤務意欲につながるとともに、学校の活性化という見えにくい部分について評価制度が活用できると思いました。
  • 教職員一人一人と管理職が向き合い、相互のコミュニケーションを深めることで、教員個々の長期的な成長に向けて指導・助言することが重要だと思いました。

2 研究協議「教職員評価制度を活用した教職員の育成」
【研修の目標】
 「教職員評価制度」導入の目的である「能力開発」、「資質向上」という趣旨を踏まえ、実施上の課題を共有するとともに、教職員の資質、能力、意欲の向上を図るための具体的な活用について考えることができる。

【研究協議に参加しての主な意見・感想】
  • 次年度に向けてPDCAサイクルをしていくように評価制度の活用をしたいと思います。
  • 先生方一人一人の重点目標と具体的手段を一覧表にまとめます。
  • 一人一人の重点目標をしっかり把握して、日常から頑張っていることや気になることをその都度伝えていくことをこれまで以上に実践しようと思いました。
  • 面談時に管理職としての期待を伝え、教員の意欲向上に努めたいと思います。

3 講話「教職員のメンタルヘルスケア」
【研修の目標】
 職場における教職員のメンタルヘルスについて理解を深め、管理職として必要な知識を身に付ける。

【講話を聞いての主な意見・感想】
  • 異動後1,2年目の教職員に受診者は多く、休職率も高いということが分かりました。
  • 管理職として教職員のストレス軽減や予防のために具体的にどうしたらよいかということが理解できました。
  • 精神疾患に対する病気と健康の判断は難しいので、今後とも研修に取り組む必要性を感じました。

4 講話・研究協議「教育の情報化への対応」
【研修の目標】
 教育の情報化が求められている背景、推進するための管理職の役割を理解するとともに、管理職としての取組について考えることができる。

【講話・研究協議を通しての主な意見・感想】
  • 情報担当教員以外の教職員や生徒向けに、情報モラルや情報セキュリティに関する研修会を実施したいと思います。
  • 校内研修体制の充実を図り、ICT活用を進めていきたいと思います。
  • 校長、教頭が率先してSA@Schoolを活用し、校内の情報の共有化に努めたいです。
  • HPの更新作業と内容を充実させ、学校のPRを進めていこうと思います。