2012年11月の記事一覧

平成24年度 新任学習指導主任研修(小学校・中学校)第2日

目  的学習指導主任の職務・役割や学習指導の今日的課題について理解し、校内における実践を通して、学習指導主任としての資質の向上を図る。
日  時平成24年10月29日(月) 9:30~16:00
対  象小・中学校の新任学習指導主任
研修内容1 講話「これからの学習指導の在り方」
2 研究協議「学習指導の充実を図るための工夫と改善」
講  師早稲田大学教育・総合科学学術院教授 藤井 千春 氏
総合教育センター教育研修専門員  総合教育センター研修部長
総合教育センター生涯学習部長   総合教育センター幼児教育部長
研修の様子
研究協議
「学習指導の充実を図るための工夫と改善」

研修評価・振り返りシートから
0 研修の満足度、研修へのニーズ
  ①満足度
 満足  不満足
 
研修満足度64%35%1%


  ②研修ニーズ
  • 他校での取組と成果
  • 校内研修、授業研究会の仕方
  • 具体的な仕事の仕方

1 講話「これからの学習指導の在り方」

  【研修の目標】
 これからの学習指導の在り方について理解を深め、自校の取組の成果や課題等を振り返ることができる。

【感想や参考になったこと】

  • 学級での仲間関係と学力の関係について学級経営の大切さを感じました。
  • 良い集団を作り、学習に向かう学級づくりの大切さとその具体的な方法が聞けてとても参考になりました。
  • 学習指導のうまい先生とは、子どもの中での学び合いを上手にできる先生だということが心に残りました。
  • 生徒のつぶやきから考えをつなげ発展させることの大切さが分かりました。
  • 学習指導の基本は学級経営・人間関係の指導にあるということを改めて確認しました。

2 研究協議「学習指導の充実を図るための工夫と改善」
【研修の目標】
 研究協議を通して、自校の実践の課題を明らかにし、次年度へ向けての改善策を検討するとともに、他校の発表から参考になる情報を得る。

【感想や参考になったこと】
  • 学校規模や児童の実態、地域の様子などが、班の先生方の学校とよく似ていたので、問題点を共有することができました。
  • 経験を積んだ教師が習得した「教える技」を次の世代の先生方に伝えていくことが大切であることを感じました。
  • 協議の中で、他の学校の取組を聞き参考になったことを、上の方に相談して取り組んでいこうという気持ちになりました。
  • 「全職員が同一歩調で」ということが、大切なことはみんな分かっている反面、どの学校においても課題ともなっていることが分かりました。





平成24年度 新任教務主任研修(高等学校、特別支援学校)第3日

目  的学校教育の当面する諸課題と教務主任の職務について理解を深め、教務主任としての資質の向上を図る。
日  時平成24年11月19日(月) 9:30~16:00
対  象高等学校、特別支援学校の新任教務主任
研修内容1 講話・演習「学校組織マネジメントの手法を生かした学校評価」
講  師総合教育センター研修部指導主事
研修の様子
講話・演習
「学校組織マネジメントの手法を生かした学校評価」

研修評価・振り返りシートから
0 研修の満足度
  満足度
 満足  不満足
 
研修満足度36.8%63.2%



1 講話・演習「学校組織マネジメントの手法を生かした学校評価」

  【研修の目標】
 地域に信頼される学校づくり、特色ある学校づくりを推進するために、学校組織マネジメントの考え方を理解するとともに、学校組織マネジメントの手法を用いて自校の学校評価システムの活性化を促す方策を演習を通して考える。

【学校組織マネジメントの手法を用いて、自校の学校評価システムをどのように活性化しようと考えたか】


 <指標化について> 
  • 組織におけるミッションについて意識的に取り入れ、自校に求められるもの、そのために教職員がすべきことなどを深く考え、指標化することが重要だと思いました。 
  • 単なる評価のための評価に終わらせず、数値化を効果的に取り入れ、わかりやすいものにしたいと思います。 
  • ミッション探索の手法を用いて、学校評価に数値目標を入れて行きたいと思います。

 <重点化・重点目標について> 
  • 本日学んだ「重点化」「指標化」が本校のものには足りなかったと感じました。これらを生かしたいと思います。

 <職員間の共通理解について> 
  • 学校の教育活動を改善しより良くする手法としての学校評価を通して、多くの先生方が同じ目標を持ち、活動することができたらよいと思います。

 <学校評価システムの見直し> 
  • 学校評価のシステムについて、先生方にわかりやすく説明する必要を感じました。 
  • 学校評価を実施するようになって5年が経ちましたが、やや形骸化していると感じています。学校評価の目的を改めて明確に意識させていただいたこの機会に、「学校評価システムの評価」をすることから始めたいと思いました。 
  • 評価のための評価になっている面があるので、マネジメントの手法を取り入れて大幅なリニューアルを行う必要があると感じました。 
  • 学校評価そのものの評価という点については、新鮮な感じをもつことができました。

 <その他> 
  • SWOT分析などを取り入れて、問題事項の洗い出しなどをする必要があると感じました。 
  • 現状分析、及び目指す学校像から、段階的な目標を設定する手法を生かしたいと思います。