野球部

2015年 第97回夏の高校野球 栃木県予選大会

1回戦(vs 今市高校)8-4

 開幕日2試合目ということもあり、なかなか落ち着かないうちに、試合が始まりました。2回裏に打線が爆発して一挙5点を奪うことに成功して、3回裏にも2点を奪い、コールド勝ちを意識した試合展開でしたが、4回表に4点を奪われてしまし、7点差が一瞬で3点差に縮まってしまいました。選手権大会の怖さを感じた瞬間でした。その後両チームとも決め手を欠いた試合展開が続き、終盤に突入しました。先に1点を奪ったチームがその後の試合展開を有利に進めるだろうし、勝利に近づくだろうと、誰もが思っていました。そして、本校が8回裏に主将の執念が実り、1点を奪うことに成功しました。スコアだけ見れば、楽な勝利と思われるかもしれませんが、決して楽な試合展開ではありませんでした。しかし、この苦しい試合を制したことで、選手達は自信を得たことと思います。

投手)石下(3年)→竹内(1年) 捕手)中島(2年)

三塁打)近藤(3年) 二塁打)谷田貝②(3年)

 

2回戦(vs 栃木農業高校)6-1

 前の試合が延長戦に突入したこともあり、集中力を持続するのが非常に難しい状況で、試合が始まりました。序盤は、本校が試合を優位に進めていましたが、チャンスにヒット1本が出ない状況と、相手チーム投手の好投があり、1点しか奪うことができませんでした。非常にストレスを感じる試合展開であり、高い集中力と緊張感が必要となり、猛暑も重なり、体力が必要以上に奪われる状況で中盤を迎えました。5回裏にストレスを発散するかのように、打線が爆発して一挙に4点を奪い、3分間のグランド整備になりました。6回は得点もしやすいが失点もしやすいと言われます。6回表に1点を奪われて、本校は6回裏に1点を奪うことができずに、嫌な流れになりつつありました。しかし、終盤の8回裏に1点を奪うことができて、3回戦に進出することができました。

投手)石下(3年)→竹内(1年)→坂田(2年)

捕手)中島(2年)

三塁打)谷田貝(3年)

 

3回戦(vs 國學院栃木高校)1-9(7回コールド)

 当初から3回戦、そして國學院栃木高校は意識していました。相手チームは春大会準優勝、出場した関東大会でも強豪私立高校(選抜大会ベスト8)に打ち勝ち、ベスト8の成績を残しました。そして、今大会では甲子園への最有力高校として、注目を集めていました。そして、試合が始まってみますと、相手打線の強力さ、打球の強さと速さを見せつけられました。また、相手投手はプロからも注目されているという速球派投手、なかなか打つことはできませんでした。結果はご覧の通り、大会タイ記録であるホームラン3本を打たれる、完全なる力負けでした。ただ悔やまれるのは、大会中に体調を崩した選手や調子が上がらないで大会が始まってしまった選手が複数出てしまい、選手権大会の難しさを改めて実感した今大会でした。

投手)坂田(2年)

捕手)中島(2年)

二塁打)寺田(3年)

 

 最後になりましたが、盛大なる応援等大変有難うございました。関係各位に、この場をお借りして、御礼申し上げます。