学校長より

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 鹿沼商工高校は「自主創造」「和親協力」「誠実勤敏」の校訓のもと、「知・徳・体」のバランスのとれた、地域社会に貢献できる人材の育成を目標に、教職員と生徒が一丸となって頑張っております。
 本校は明治42年4月、上都賀郡立農林学校として開校し、その後は栃木県立実業学校、栃木県立鹿沼農商学校、栃木県立鹿沼農商高等学校、栃木県立鹿沼商工高等学校と校名を変えながら、今年度で115年目を迎える歴史を刻んでまいりました。  

 明治から大正、昭和、平成と激しい時代の変遷のなか、それぞれの世情を背景に、勉学に勤しんだ生徒はもちろん、教育にあたった教職員、保護者、同窓会等の関係者が母校愛に燃え、懸命な努力と献身的な協力を積み重ねた結果、名実ともに県内有数の伝統校として今日を迎えております。これまでに卒業生は26,628名を数え、産業界はもとより、社会の指導的役割を担う有益な人材を多数輩出してまいりました。今後も社会及び地域経済の発展に寄与する工業人、商業人の育成に努めてまいります。
  
 令和元年度から、1学年は全日制情報科学科(工業科)1クラス、商業科3クラス、定時制商業科1クラスという構成となりましが、令和2年度より定時制商業科が定時制普通科となり、この年から夕夜間制が始まりました。また、1クラスの定員は40名です。

 情報科学科では技術者としての使命と責任を自覚し、産業の発展に寄与するに足る資質と能力を有した人材の育成を目指し、教職員が一体となって日々指導にあたっております。生徒は座学や実習を通して、工業に関する専門的知識や技能の習得を図るとともに、様々な資格を取得しています。

 商業科も資格取得への取り組みを積極的に進めており、簿記や情報処理、電卓・珠算、ビジネス文書(ワ-プロ)、商業経済などの資格取得を目指す学習を通して、専門知識や技能の深化を図って、進路実現に結びつけています。 

 本校の特色の一つが地域との連携です。高齢者施設への「手作りボウリングセット」の寄贈や車いす修理、周辺自治会への「ゴミステーション」の寄贈や鹿沼市と連携した「いちご焼き」の研究開発から始まり「いちごまんじゅう」の開発・販売、鹿沼市の「秋祭り」でのボランティア活動等に積極的に参加しております。これからも地域との連携を深め、皆様方に開かれた学校づくりを推進いたします。 
 
 昨年、学校再編が発表され、本校は令和9年に鹿沼南高校と合併し、新しい型の未来共創型専門学校となります。本校は、今後ますます「地域から信頼される学校」、「地域から選ばれる学校」を目指すこととなります。地域から愛され信頼される学校であるよう、全教職員が一丸となって取り組んでまいりますので、是非、皆様の深い御理解と御支援を鹿沼商工高等学校にお寄せくださいますよう、お願いいたします。

第33代 校長 鶴見 浩司 

学校概要
学校名 栃木県立鹿沼商工高等学校
学  科 情報科学科・商業科
所在地 栃木県鹿沼市花岡町180番1
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連絡先 TEL:0289-62-4188 FAX:0289-63-0710
E-mail:kanumashoko◎tochigi-edu.ed.jp
(メールアドレスの◎を@に変更してください)
創  立 明治36年5月
卒業生 26,790名(令和6年3月現在)
生徒数 全日制468名・定時制50名(令和5年4月現在)
(C) 栃木県立鹿沼商工高等学校 教務部情報係