令和6年度 烏山高校の活動報告

総合的な探究の時間&まちづくりラウンドテーブル

 3月1日(土)、2024年度 宇都宮市まちづくりセンター「若者とまちづくり」事業において、地域創成・まちづくりの観点から主体的にまちづくりに関わる人材育成の一環として、地域課題解決型学習の実例を紹介する「若者とまちづくりシンポジウム」が実施されました。この催しは、栃木県内の高校生が集い、それぞれが見つけた課題について発表・説明や、発表課題をテーマとして意見交換を行うものです。

 本校からは、「烏山学」において地域課題解決のための研究を進めている2学年の二つの班が参加しました。一つは烏山の観光事業について研究している班、もう一つは建築の観点から烏山に貢献しようと考えている班です。

 生徒は緊張していたようですが、本校の「烏山学」にご協力いただいている宇都宮大学地域デザイン科学部 若園 雄志郎教授と、同大学地域デザイン研究会の大学生コーディネーター、社会人ファシリテーターの皆さんに支援されながら話合いに参加し、有意義な時間を過ごすことができました。

 シンポジウム参加後の生徒は、「新鮮な話が聞けて楽しかった」「他校の生徒のアイデアの豊かさに驚いた」「他校の生徒に教えてもらった他の市町村のシステムを、烏山でも取り入れられないか考えてみたい」と話していました。本校生徒たちにとって、今回の話合いで知り得た栃木県各地域の課題や他校の生徒の発想は、良い刺激になったようです。