陸上競技部

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平成30年度第59回栃木県高等学校学年別陸上競技大会結果報告

 7月23日(月)~24日(火)に行われた平成30年度第59回栃木県高等学校学年別陸上競技大会に参加してきました。この大会をもって3年生は全員引退となります。
 最後の大会ということもあり、3年生の意気込みは端から見ていてもすごいものでした。その影響か、1、2年生にもよい影響を与えてくれたようです。例えば、1年生の佐々木梨紗(佐久山中出身)は今回の大会がデビュー戦でしたが、やり投げで決勝に残り27m96という記録で4位となりました。  




 以下は3年生の活躍について報告します。
 3年生の戸辺力斗(東陽中出身)は短距離を専門としてやってきました。1年次の9月から入部し、先に入部していた部員に負けまいと努力をしてきた選手です。今回の大会では、まず100mに出場し、自身のベストとなる12”43で走ることができました。また、4×100mリレーでは2年生とともに走り、先輩としてのあるべき姿を見せてくれました。


              


 相場賢志郎(金田北中出身)、穴山颯人(大田原中出身)、永元拓也(佐久山中出身)、松本裕貴(西那須野中出身)は、最後の4×400mリレー(以下、マイルとする)に出場しました。4人は、3分30秒を切るために今日まで厳しい練習に耐えてきました。先日行われた県選手権では決勝戦に進んだものの目標タイムを出すことができず悔しい思いをしました。今回はそのリベンジをするべくレースに臨みました。その結果、4人それぞれにベストのタイムでバトンをつなぎ、3分29秒41というタイムを出すことができました。


   


    



 この4人は穴山を除いては、もともと400mの選手ではありませんでした。相場は長距離、永元は短距離、松本は幅跳びの選手でした。その4人がなぜ、400mをやるようになったかというと、昨年度卒業した先輩とともにマイルに出場したことによります。それからというもの、「マイルで関東大会に出場する」という目標を立てて練習に励んできたのです。今年度、その目標には届きませんでしたが、3分30秒の壁を破り、全体で2位の成績を収めることができました。




 今のチームがあるのは、3年生のおかげです。「黒羽高校陸上部は、勝ちに向かって一つになれるチームです」そう自信を持って言えるチームになりました。3年生、今まで本当にありがとうございました。