日誌

2017年4月の記事一覧

「シー」と鳴く「メ」→シメ

本校敷地内と周辺でよく見かける鳥というと、スズメやシジュウカラ、エナガ、ヒヨドリなどですが、たまにそれ以外の野鳥も見かけることがあります。

今日はプールの脇にシメが餌を探しに来たようです。



シジュウカラなどに比べると個体数が少ないので、普段はそれほど目にする鳥ではありませんが、市街地にも生息はしています。

シメという名前もそれほど馴染みのない名前ですが、「シー」と鳴く「メ(小鳥)」からシメという名がついたとされています。ちなみに「メ」は接尾語で、スズメやツバメの「メ」も同じ意味合いを持っています。

主食は植物の種子で、昨日載せたモミジ(カエデ)の硬い種子もこの太い嘴で割って食べてしまいます。



ちなみに今回プールの脇に飛んできたこの固体はメスの固体です。

水色の丸で囲んだ部分が黒いものがオス、灰色になるのがメスです。



来月10日から1週間愛鳥週間になりますが、たまには身近な生き物にも関心を寄せるのもいいのではないでしょうか。

※昨日注意喚起がありましたが、部室トイレ南側のケヤキにカラスが営巣しており、繁殖期のため攻撃的になっています。付近を通る際は注意して下さい。