日誌

2017年5月の記事一覧

3年生による奉仕活動

今日は生徒による奉仕作業(校内校外の清掃)がおこなわれました。

学期ごとに1回ずつ活動が予定されていますが、1学期は3年生が割り当たっています。

日々おこなっている15分の清掃ではできない部分まで時間をかけてしっかりと綺麗にしました。

教室はワックス掛けをし、トイレもピカピカに、そして学校周辺の落ち葉やゴミを回収しました。

 

生徒手帳にも載っている「協力と奉仕を尊ぶ積極的な社会性を培う」という文面にもある通り、約1時間一生懸命取り組んでくれました。どんなことにもしっかりと取り組むところが真高生の素晴らしいところです!!

美術室前の絵画と新しい青色素の話

2棟1階の一番西にある美術室の壁に、生徒の作品がたくさん掲示されています。

繊細な色使いのものもありますが、男子校らしく(?)、ダイナミックな色使いのものも多く見られます。



手前の方は青の顔料が多く使っている作品が多く見られますが、今、ネット上では青の色素がちょっとした話題になっています。2009年にアメリカのオレゴン州立大学で電子工学分野において新たな材料を開発しようとして、酸化イットリウム酸化インジウム酸化マンガンの混合物を加熱したところ、新しい青の色素(YInMin(イン・ミン)ブルー)※が偶然発見され、その新しい青が大手クレヨンメーカーからクレヨンとして近々発売されるそうです。ちなみに新しい青の色素が発見されるのは1802年のコバルトブルー以来というかなり凄いことのようです。なお、この色素は紫外線をはじく性質もあり、建物などの省エネ対策としての活用も期待されているとか。

そのうち美術で使う顔料にもこの新しい青が仲間入りする日が来るかもしれませんね。

※YInMinの由来はそれぞれの元素記号イットリウムのYインジウムのInマンガンのMnからきている。なおクレヨンとしての新しい色の名前は現在メーカーが公募中です。

職員室入り口脇で持ち主を待っています

職員室入り口の脇にある一つの棚。

拾得物保管用の棚です。



定時制も含め600人以上の生徒が日々生活していると、落とし物・忘れ物として様々なものが届けられるようです。

今は鍵や腕時計などが目立ちますが、これから暑くなってくるとタオルなども増えてくると思われます。昨年は現金の落とし物などもありました。

「心」を「亡くした物」と書いて忘れ物です。普段から気にかけているような物なら忘れたり落としたりすることも無いのかもしれませんが、気にかけてないものだと“うっかり”忘れてその辺に置きっぱなしということもあるかもしれません。

物でも人にも言えることですが、失ってからその大切さに気付くこともあります。たかがビニール傘、たかがタオルなどと思わず、自分の持ち物はしっかりと管理しましょう。

また、タオルや鍵、腕時計など、落としたりどこかに忘れたなどという心当たりがある人は、職員室入り口脇の棚を一度覗いてみて下さい。今日も棚の中で持ち主が見つけてくれるのを待っています。
遺失物の申し出先:係・・・塚原・酒井

モミジの花のその後

先月モミジの花を紹介してから約3週間。

あの時咲いていた花は近くのモミジの花と自然に受粉し、特徴的な形の種子へと形を変えていました。





少しでも遠くへ飛ばすために種子はプロペラのような形状になっています。

このように、種子一つみても理にかなっている形状になっていて、生物の進化や自然の力には感心させられることが多いですね。