日誌

R元<海短研>大石’s報告⑤

 今朝は少し肌寒いぐらい気温が下がりましたが、大高生はいつもと変わらぬ様子でカフェテリアで朝食を摂り、体調不良を訴える生徒もおらず皆さん元気です。研修中に起きるどんな些細な問題も長く抱え込まず、すぐ質問や連絡をする姿勢は日を重ねるごとによりクリアになってきております。また、日に日に増す積極性も彼等の行動に現れており、ISAのネックストラップを首から外してしまえば現地で留学している学生とほぼ見分けが付けられないぐらいです。環境に馴染める順応力もそうですが、何より自分の決めた目標を悔いの無いように必ず成し遂げようという強い意志の賜物が彼等の原動力となっていることでしょう。

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 本日から英語クラスが午前クラスに変更となりました。彼等の授業や朝食の様子を見ていても、Tufts大学に入寮した初日とは比べようもならないぐらい成長している様子が見て取れます。「今日のクラスでリスニング全部聞き取れた!」という声や、昼食時には現地生徒と席を一緒にする大高生の姿がありました。自信を持ち誇らしい姿で失敗を恐れず向かっていく彼らを見ていると、もう何も怖いものがないかのように思えます。

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 昼食後は語学学校スタッフと共に全員でボストンのダウンタウンに赴き、史跡探索やお土産など市内散策の時間となりました。フリーダムトレイルではその名の通りアメリカ建国に関する史跡を巡るツアーで、マサチューセッツ州議事堂やキングスチャペル、ボストン虐殺事件跡地などを巡りました。これまでの研修で学術的な要素、スポーツ的な要素に触れてきた彼等に、今度はアメリカの歴史的な要素に触れる機会となりました。また、クインシーマーケットでは30分の自由時間を与えられ、ボストンらしいお土産を購入したりクラムチャウダースープを飲んだりなど様々な活動がみられました。その後オレンジラインの地下鉄に乗りプルデンシャルセンター見学や図書館見学、バーガーキングでワッパーセット等を好き好きにテイクアウトし、ボストンコモンという公園で少し早めの夕食をいただきました。22時前に寮に戻った時は大高生みんな疲れがあったため、明日に備えて早めに休んでもらっています。