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数理科学科の活動の様子を紹介します

数理科学科2年生 スタートプログラム

 930日(水)5,6時間目に,数理科学科2年生スタートプログラムが行われました。昨日9月29日に行われた中間報告会についての振り返り研究のこれからの見通しを考え直すことが目的です。

  6時間目には,先日の中間発表を振り返り,グループ内で話し合いを行いました。「研究テーマは明確であったか」「研究内容や発表の表現方法まとめ方は適当だったか」「質問に対して明確な答えができただろうか」十分な掘り下げができていだだろうか」「今後の研究のためにやるべきことは何かなど。昨日の発表を聞いた人からはたくさんの指摘を受けました。また,他人からの意見だけではなく,自分たち自身の気付きもたくさんあったようです。それらをどう受け止め,今後の自分たちの研究にどう活かしていくか、グループ内で熱心な議論がなされました。

  7時間目には,6時間目の話し合いをまとめたワークシートをもとに,各グループの発表を行いました。どの班からも,熱い意気込みを感じることができました。

中間発表でうまくいったところも,失敗したところも,自分たちの研究をよりよく導くためのとしなければなりません。課題研究はまだ始まったばかりです。今後のがんばりを大いに期待しています。
  

令和2年度 数理科学科課題研究 中間報告会

 9月29日(火)6,7時限目に、数理科学科2年生課題研究中間報告会が行われました。同科の1年生は先輩方の発表を見学し、時折質問もさせてもらいました。
 今年度は感染症拡大の影響により、制約の多い中で研究を進めてきました。例年のような大学訪問ができず、大学の先生による直接のご指導や、大学での実験は叶いませんでした。そのためオンラインで大学の先生にご指導いただきながら、高校や家庭で実験を重ねています。さまざまな制約があるにも関わらず、生徒達は計画的に熱心に活動に取り組んでいます。
 中間報告会ではどのグループも堂々と発表しており、大変分かりやすい発表がなされました。質疑応答も例年以上に活発に行われ、数理科学科1、2年生全員の熱意科学に対する高い興味関心がうかがえました。
 今後も、1月の報告会に向けてさらに研究を重ねていきたいと思います。

参加した先生方の感想・コメント(厳しい意見もありますが、今後の参考にして下さい!まだまだここからが研究の本番です!)>
・高校生らしく、自己の研究が世の中のどの部分に影響を及ぼし、どんな未来を創りたいのか自由な発想でもっと表現して欲しい。
・自己の研究でどんなことが「可能に」なるのか表現して欲しい。
・研究仮説がぼやけているので、具体的な検証が進まないのでは?先行研究が中途半端で、「考えて生み出した仮説」になっていないのではないか?
データやエビデンスの示し方がはっきりしていない場面もある。どのデータを用いてどんなエビデンスに基づいて進めているかはっきりさせるべきです。「~と思う」は感覚的な表現なので、使用する場合には気をつけるべきです。
・プレゼンは、自分のために行うのでなく、聴衆に向けて行うものです。聞き手を意識した画面づくり(色使いやレイアウトなど)、話し方伝わりやすい情報の出し方の工夫、等について意識すべきです。
・高度な研究を進めている班もありますが、聞き手に伝わらないプレゼンは自己満足の世界です。専門知識をまくし立てるだけでなく、情報を精査して「伝わる」プレゼンを心がけるべきです。
・質問が多かったのは素晴らしいことですが、質問者も感覚的な質問でなく、聞きたいことを精査して発表者に挑むべきです。そして、求めている回答が得られない場合は、もっと突っ込んで聞いたり食い下がったりしてもいいのではないでしょうか?
・時間が大幅に伸びましたが、これは皆さんの真剣さが生み出したもの。数理科学科の底力を見ました。今後に期待します。
・「仮説→検証→考察→仮説・・・」といった探究のプロセスを経ることが、課題研究で大切なところです。もっと意識して取り組んで下さい。

 
 
 
 

数理科学科1年生 スタートプログラム

 8月26日(水)6,7限に、数理科学科1年生を対象にスタートプログラムを行いました。今回の活動は、8月5日に行った日光自然探究学習で学んだことをまとめるとともに、10月中旬に行われる、ポスターセッションの企画書作成を行いました。
 現地調査で実施したことを振り返り、分かったことや気づいたこと等について、生徒一人一人が意見を出し合い、グループ内で活発に意見交換がなされました。この活動を生かして、グループごとに個性を生かしたポスターを作成し、調査した内容について「探究」することで、今後の課題研究につなげていきたいと思います。12月にはポスターセッションを踏まえたプレゼンテーションも予定されています。探究学習はここからが本番ですね! (^_^)

   

日光自然探究学習(現地調査)

 8月5日(水)数理科学科1年生40名を対象に、奥日光日光自然探究学習を行いました。今年度は新型コロナウイルス感染症拡大の不安もあり、日帰りで行いました。
 午前は、外部講師の方々とともに、各テーマ(動物・植物・昆虫・菌地衣類・地質・鳥)で班ごとに調査を行いました。午後は、日光アストリアホテルで、講師の方々にアドバイスをいただきながら午前中の調査のまとめを行いました。
 今回の調査で、日光の自然についてより深く知ることができ、とても有意義な探究学習となりました。今後は現地で調査したことをもとにさらに深め、12月の『日光自然探究学習発表会』に向けて、探究活動を進めていきます。 (*^_^*)
 
     

数理科特別授業(日光自然探究学習)

7月1日(水)7時間目、数理科学科1年生を対象に、数理科特別授業が行われました。日光自然探究学習に向け、班別事前学習を行いました。各班ごとに、探究テーマについて外部講師の方々から詳しいお話をいただきながら、話し合いをしました。
 今回の特別授業を通して、生徒たちは日光の自然について理解を深め、探究意欲を高めるとともに、探究活動の計画を立てることができました。現地での活動は、来月に迫りました。楽しみですね。 (*^_^*)