SGH活動報告

カテゴリ:台湾FW

SGH台湾フィールドワーク 参加生徒の日誌より

学びの密度がこれだけ濃い1日はなかったと生徒たちは話します。わずか1日でこれだけ体験し、これだけ既成の考え方を揺さぶられた1日は、日本にいたままでは、味わえなかったのではないでしょうか。わずか1日が、大きな1日になる。生徒の飛躍的成長を目の前で見届けることができるのは、引率教員としても幸せです。

大芦さくら 高1
ボランティアで活躍しているおじいさん、おばあさんの話を聞いてものすごい衝撃を受けた。16年間生きてきて、そんな考え方は全然したことがなかったし、そのような発想をする大人も周りにいなかった。高齢化が進む日本こそ、高齢者が活躍し、生きがいが持てることが必要なのに、と思った。


坂井里衣 高1
仕事帰りや学校帰りにボランティア立ち寄る人から朝から一日中励む人まで一人ひとりが熱心に「地球のために」作業している姿を見て驚いた。921地震教育園区は全壊した学校をそっくり保存していて、(同じ地震国でも)日本にこのような場所はないので、国によって発想がこんなにも違うことが分かった。

松澤あさひ 高1
921地震教育園区の展示に表れているように、災害を単に悲観するのではなくそれを次に役立てる、この姿勢を私達は学ぶべきだ。また、慈済のような場所は日本には少ない。高齢者も障害者も仕事が十分にない。誰もが社会に貢献でき、やりがいを見つけられる仕組みを考えていくことが必要だと思う。

篠崎凛花 高3
慈済リサイクルセンターの言葉が私のこころに響いた。いくつになっても、いつまでもリサイクルやボランティア等の仕事があれば、老人も元気になり、社会の役にも立てる。93歳の環境ボランティアの方の「地球が健康になれば、私も健康になります。」という考えを、日本にも広めたい。

相田真沙樹 高3
ボランティアの方の実践に感動した。自分が行動することによって他者の心を動かすということが、単なる呼びかけよりも効果的なのだ。ボランティアを通して、高齢者にやりがいと社会に貢献しているという実感と、そしてコミュニティの場を実現し、健康寿命に繋げている様を体験できた。

飯塚菜摘 高2
83歳のボランティアが笑顔で働いている姿を見て感動した。日本にはこのような場所はないのではないか。分別ボランティアを体験したが、私たちがコンビニ等で買物するだけであんなにゴミが出て、そしてそれを私よりはるかに高齢な方が分別していることを知り、自分の生活を見直す契機になった。

石川健吾 高2
慈済のボランティアの方々にはとても温かく接して頂き、僕の質問への回答の些細な誤りにもわざわざ電話番号を調べてかけてきて教えてくださり、何度も謝って頂いたりして、その温かさ、心配りの深さに感動した。将来は英語はもちろん中国語を身に付けて日台交流に尽くしたいと思う。

SGH台湾フィールドワーク1日目


成田空港に到着しました。搭乗手続きをしています。



いよいよ日本を発ちます。
不安もありますが、積極的に行動して、
有意義なフィールドワークを実施したいと思います。

台北市に到着しました。

台北市自来水水道事業處(台北市水道局相当)の訪問前に
時間調整で台北101に立ち寄りました。



台北市水道局に着きました。


所長さんから歓迎の挨拶です。

 台北市水道局の職員の方々に
英語でプレゼンテーションを行いました。


質疑応答も英語でやりとりします。調べてわからなかった疑問点を思い切ってぶつけました。日本には得られた貴重な情報やデータを整理して持ち帰ります。

台北市水道局の職員の方々には、官公庁の月曜定休のところを
日本からの高校生のためにわざわざ機会を 設けて熱烈歓迎を頂きました。

熱烈歓迎頂いた台北市水道局の方々と記念写真です。


佐野市は水道水がペットボトル水に勝るとも劣らない水質であることの認知度を高めるべく、水道水をボトルに詰めた佐野水を作って宣伝しています。
このアイデアには、台北市水道局も成る程とうなづいていました。

佐野水水道局より無償提供頂いた佐野水を台北市水道局におくりました。