Sano G. 通信

SGクラブ 空き家班 御支援 ありがとうございます

SGクラブの空き家班は社会課題に対して、提案で終わってしまうのではなく実践を目指して活動をしております。任意団体ぱっと二条プロジェクト様と協働で研究を進めており、空いているお部屋をお借りし、学習室にしたいと奮闘しております。

今回は、実際に空き部屋を改装するにあたり資金が必要となるので、その御協力を佐野市の4つの企業の方々にお願い致しました。企業の皆様には快く御協力を約束していただき、感謝しております。本当にありがとうございました。また、ぱっと二条プロジェクトの熊倉様と溝口様には御案内までしていただきありがとうございました。

御支援下さる企業の皆様

 株式会社 勅使川原精麦所  代表取締役 勅使河原 唯男 様
 株式会社 井澤電器設備  代表取締役社長 井澤博徳 様
 第一酒造株式会社   代表取締役社長 島田 嘉紀 様
 株式会社 だいまさ 代表取締役 山口 正義 様

 

企業の皆様には、貴重なお時間をいただき生徒たちの説明プレゼンを聞いてくださってありがとうございました。

また、御質問やアドバイスもあり今後の活動に生かしていきたいと思っております。

   

空き家班の今後の活動

1 さらに御支援して下さる企業様や個人の方々を募る。

2 実際の部屋のプランを完成させ、ぱっと二条プロジェクトの方々に見ていただく。

3 ぱっと二条プロジェクト様のお力をお借りして、着工にはいる。

まだまだ課題が残っておりますが、頑張って活動を続けていきたいと思います。

御支援をよろしくお願い致します。

 

 

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【中高】課題研究 成果発表会

以下のスケジュールにて、課題研究の、代表班による発表会を行いました。

代表班だけあって、しっかりとしたアクションと、練り込まれた資料にて、素晴らしい発表ができたと思います。

また、多くの外部助言者の方々、保護者のみなさまに御来校、またはオンラインにて御参加いただきました。誠にありがとうございました。 

 

代表班の一覧です(中3・SGクラブ・高1・高2)

HAD BOX

HAD BOX               冷やシール

Bye Bye                fuld

つなぎ人                 佐野市における空き家活用法

キョウシツ ー教師の質ってなんだろうー   聾者の生活を楽にするためには

空き家を使って 高齢者×子供!×駄菓子屋!   田沼にぬまって!

佐野市のオーバーツーリズム      佐野市の景観イメージ向上計画

人に伝わりやすい話し方         教室環境の改善について

司会

 

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【高校】SGクラブ:佐野市生涯楽習フォーラムにて発表

3月2日(土)佐野市生涯楽習フォーラム分科会第2部「まちの魅力発進」ーまちー

SGクラブ研究班より2班が発表の場をいただきました。

「唐沢山城班」

・・・唐沢山城をもっと市内外問わず知って欲しい!そのために手作りパンフレット作製・スタンプラリーの実施を目指す

「空き家班」

・・・市内に多くある空き家の利用として、高校生用の自習室を立ち上げたい。「ぱっと二条プリジェクト」様に全面バックアップしていただいて実現に向けて進んでいる

大学生や大人に混じっての発表で緊張していましたが、無事やり切りことができました。

今後も継続していくなかでのいわゆる中間発表でしたので、中途半端な部分はありましたが、佐野市の発展に少しでも貢献できるよう活動を重ねていく所存です。

 

 

 

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【高校】ざぶん海上保安庁長官賞受賞!(SGクラブ研究班)

SGクラブ研究班の今年度の活動に対して、標記「海上保安庁長官賞」&「GlocalSDGs賞」をいただきました。ご指導・ご支援ありがとうございました。

◆今年度の班活動

・「スリランカ班」・「空き家班」・「ヘアドネーション班」・「唐沢山班」・「つなぎ人班」

◆今年度の主な参加大会・イベント

・佐野市クールアースデー参加

・スリランカのクリケットU23代表チームとの交流

・佐野市福祉フェスタ参加

・『全国高校生フォーラム』出場(スリランカ班)

・佐野市生涯楽習フェスタにて発表

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【高校】課題研究:高1 6班・21班・23班・24班 合同FW「第8回さのまるの日イベント」出店

 

2/23(金)「第8回さのまるの日イベント」(葛生アクトプラザ)において模擬店などを出し、各班、課題研究の一環となる活動を行ってきました。各班のテーマと、今回の活動内容を簡単に紹介します。

6班「空き家でリユースショップ」⇒校内で集めた未使用の不用品を無料で譲渡

21班「空き家を使って”高齢者✕子供✕駄菓子屋!”」⇒駄菓子屋の模擬店を実施

23班「地域課題 フードロスを減らすために、規格外作物を有効活用する」⇒規格外いちごの販売・α米の詰め放題

24班「猫の殺処分を減らす」⇒猫の避妊にかかる費用の負担を市に陳情するための署名活動

 今回の活動は、各班の今後の研究を続ける上での貴重な資料として扱っていきます。お買い上げいただいた方々、アンケートなどにご協力いただいた方々ありがとうございました。

駄菓子屋の裏ではゲームをする場も設けました。

なお、葛生ジュニアリーダーズのみなさんに教えてもらいながら、会場のゴミ収集や清掃などのお手伝いもすることができました。

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課題研究:高2年1班「佐野市の民話とユニバーサルデザイン」追情報

2/15(木)佐野法人会様にお時間を取っていただき、課題研究の宣伝をさせてもらいました。付随して支援団体「コネクトているず」のクラウドファンディングの協力依頼も行いました。

みなさま熱心に聞いていただきました。ありがとうございました。

引き続き支援のお願いをしているようです。

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【高校】課題研究:高2年1班「佐野市の民話とユニバーサルデザイン」

この班は、佐野市の民話『炭屋の火の玉』を、より多くの方に親しんでもらいたいという思いから、以下の4点について “ ユニバーサルデザイン化 ” 絵本を作成しました。

 ①点訳       ②音声(朗読音声をデータ添付) 

 ③多言語化(英語・中国語に翻訳) 

 ④ユニバーサルデザイン(ユニバーサルカラーを使用)

この絵本をもっと多くの人に読んでいただきたいという思いから、佐野市の図書館や公民館、小学校等に配布したいと考えました。製本する資金を集めようと、彼女たちの保護者が中心となり「コネクトているず」という団体を立ち上げ、クラウドファンディングによる支援を呼びかけています。

賛同される方は、以下のチラシのQRコードから入ってご検討ください。

 

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【高校】課題研究発表会

日時:2月1日(木)13:00~15:55

内容:高1、高2ともに各6会場×(6~7)コマの発表を行いました。

   発表テーマの一覧は下表をご覧ください。

   アンケートをまとめる、フィールドワークに行く、実験をする、などのアクションから

  もう1歩踏み込んだ、社会的実現性にたどりついた深いアクションにたどり着いた班もい

  くつかあり、バージョンアップしていると感じでいます。 

  また、今回も外部の方に助言者ということで来ていただきアドバイスをいただきました。

※各学年、代表4班を選出し、3月4日(月)に発表会を行います。

 多くの方に見学していただきたく思います。オンラインでも見学可能です。

 お問い合わせは、学習指導部SG推進係(大嶋浩・松井)まで。

 

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R5 SG教養講座②

日 時:R6年1月20日(土)9:00~11:45

タイム: 9:00~10:30 講演

    11:00~11:45 座談会

 A 足利清風高等学校(主幹教諭)興野寛久 先生

      『ブラ〇モリ』

B 劇団「元友」上演スタッフ・小道翔太 先生 他

      演劇『元友』

C 足利大学工学部(教授)中條 祐一 先生

      『ものつくりの一例としてのソーラークッカー』

D NPO法人そらいろコアラ(共同代表理事・小児科医)増田卓哉 先生

      『SOSをキャッチ!地域にコアラのポケットのような居場所を作る!』

E 足利大学看護学部(専任講師)荻原弘幸 先生 
      『医療的ケア児とその家族が抱える課題に向けた

            小児看護におけるディストラクションの創造的アプローチ』

F 株式会社エンターテイン(代表取締役CEO)常川朋之 先生
      『なぜ今、アントレプレナーシップ(起業家精神)が求められるのか?』

 

識別/分野/講演者/テーマ/内容(講師の先生からの内容紹介)/生徒の感想

 

 A/1人文科学/足利清風高等学校(主幹教諭)興野寛久 先生

/『ブラ〇モリ』〔高校周辺のFWになります〕

/地理好きは、いったい何を見ているのか。天神町とその周辺をぶらぶら歩き、100人中99人はスルーするミニマムな地形に「地理」のフィルターを重ね、視野を広げる講座です。

/『周辺を歩いて調べるというあまりない講座で楽しかった。朝日森天満宮は、扇状地と台地の境に立地していることや、東武線の旧線、土地の標高差の理由など、その他さまざまな施設の立地のわけが分かり、佐野の土地に対する知識・興味が深まった。『知る・考える・行ってみる』を課題研究でも活かしたい。(高2男子)』

 

B/2社会科学/(劇団)『元友』/上演スタッフ(小道翔太 先生 他)/演劇『元友』

/昨今、LGBTQという言葉を耳にすることが増えたかと思います。「性的マイノリティ」「多様性」「法案改正」…難しい話をするつもりはありません。友達に憧れを抱く一人の人間の半生を舞台にしました。何かを感じて、考えるきっかけになればと。

/すごく感動しました。劇をみるのが好きなので面白かったし楽しかったです。学べたことも多く、役者さんの演技力の高さに驚きました。笑える部分も多くあったし、心を動かされるシーンもあってとてもすてきな劇だったと思います。またとても現実味があるお話だと思いました。仲直りしてやったーで終わるわけではなく、あえて完全なハッピーエンドじゃなかったところがすごくリアルだなと思いました。ふたりの葛藤がすごく心に刺さりました。個人的には最後は仲直りして終わるものだと思っていたので結構衝撃的な最後ではありました。やはり演技力が高くて実際に二人の気持ちになって感情移入してしまいました。本当に良いお話でした。現実は思い通りにいかないものだと実感しました。最初のロミオとジュリエットの場面が伏線になっていて内容の深さに驚きました。実際にこのような場面に立ち会ったことはないしこの先立ち会うかもわかりません。どう接するのかきっと正解はないと思っています。人によって感じることは違うし、どうしてもらえるかもわからないものだと思います。ですが現実には本当に経験している人がいるのは確かであると思うので、自分がどう接していくべきか、誰もが考えて生きていかなければならないと強く思いました。本当に素敵な劇をありがとうございました。(1年女子)

 

C/4工学/足利大学(工学部教授)中條 祐一 先生 

/『ものつくりの一例としてのソーラークッカー』工学とは何を行う分野なのか、機械工学の守備範囲はどこまでなのかをまず説明し、ソーラークッカーが機械工学の様々な知識を駆使して作られていることを示します。さらに、作る際には何に重点を置いたかを解説します。

/先生から出た「思い込みはよくない」という言葉が印象的でした。先生は当初火力の強いソーラークッカーほど需要があると先生は考えていたそうですが意外にも火力は関係なく、簡単に作れるようなもののほうが需要があると知って驚いたそうです。自分も先入観にとらわれず研究してみたいと思いました。(1年男子)

 

D/6医療・保健/NPO法人そらいろコアラ(共同代表理事・小児科医)増田卓哉 先生 他

/『SOSをキャッチ!地域にコアラのポケットのような居場所を作る!』子どもの数は減っても、困っている子どもの数は増えています。私たちは、妊娠子育てにまつわるSOSをキャッチし、子どもたちや保護者への居場所づくりを行なっています。NPOってなに?居場所ってなに?子ども食堂ってなに?小児科医、社会福祉士/保育士、管理栄養士、それぞれの立場からお話しします!

/自分たちでもできることが、こんなに身近にあるということが分かりました。なんとなくニュースで見ても、どこか他人事でイメージできるようなことはありませんでした。ですが、今回の講座で虐待の背景やそのサイクルを知ることができて、ずっと身近にあるもので私達が気づけていなかっただけだと分かりました。もしかしたら私達自身にもこれから先当てはまることかもしれないと思うことができてよかったです。(2年女子)

 

E/6医療・保健/足利大学(看護学部専任講師)/荻原弘幸 先生 

/『医療的ケア児とその家族が抱える課題に向けた小児看護におけるディストラクションの創造的アプローチ』家族といっしょに外へ出かけたい―。家族といっしょに旅行がしたい―。一般的な家庭ではごく当たり前のことが,当たり前のこととしてできない子どもたちがいます。このような子どもたちとご家族に,看護支援として何ができるのか?今回の講演では,健康レベルに応じた仮想現実を提案する小児看護の新たな可能性についてお話いたします。

/注射をする場合、自己紹介や理由の説明、注意をそらさせるための会話やおもちゃなど子供のためにやるべきことが沢山あるなと感じた。また、医療的ケア児の養育者やその兄弟はとても大変な思いをしているということが分かりとても悲しい気持ちになった。それを無くすために2面投影を開発したんだなと分かった。それで遊んでいる子どもたちを見て少しでも楽しい時間がこれから増えていけばいいなと思った。自分の将来やりたい仕事も、人と関わる仕事などで少しでも参考にしたいと思う。(2年男子)

 

F/13起業・ビジネス/(株)エンターテイン(代表取締役CEO)常川朋之 先生

/『なぜ今、アントレプレナーシップ(起業家精神)が求められるのか?』先行きが不透明になっていると言われる現在。「すごろく」みたいに順当に人生を過ごすことや、自分の未来を予測することが難しくなってきました。移り変わる変化の時代、これから皆さんが何を考えて世の中と関わっていくべきかを、一度立ち止まって一緒に考えましょう。

/高校生で起業した事例や、たくさんの人々にいいと思ってもらえるものなら何でもビジネスになりえるということを学んだことで、起業をより身近な、現実的なものに感じられるようになった。「どんなサービスも最初のユーザーは一人で、その一人をいかに満足させるかが大事」と聞いたのが印象的だった。実際にどんなものをビジネスにできるか考えるときに、「今までの最高の体験同士を掛け合わせる」という考え方に驚いたと同時に、たしかにそれが最善策なのかもしれないと納得もできた。起業により興味がわいた。(1年女子)

 

座談会・・・講演後に、希望生徒が講師の先生を囲んで質問する

 

 

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【高校】課題研究:21班『空き家を使って 高齢者✕子供 ✕駄菓子屋!』・23班『フードロスを減らすために、規 格外作物を有効活用する』佐野市民生委員会プレゼン

R6年1月11日(木)

21班(小林幸太郎、藤倉彩矢、藤谷詩音、森脇太郎、茂木心愛)

    『空き家を使って 高齢者✕子供✕駄菓子屋!』

23班(國井ことね、尾崎莉依子、栗原杏奈、品川光、大洲翔來里)

    『フードロスを減らすために、規格外作物を有効活用する』

の2班が、佐野市社会福協議会様のお計らいにより、民生委員会でプレゼンをする機会をいただきました。

2班合同での活動を計画しています。「空き家を使って ”駄菓子屋”×”規格外野菜”×”高齢者”×”子ども”×”高校生”」といった感じです。

熱心に聞いていただき、アドバイスや激励のお言葉を多数頂戴しました。多くのお言葉にありましたように「継続可能」なものを目指していきたいと生徒たちも考えているようです。

 

 

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Sano G. 活動日誌

【高校】SGクラブ福祉フェスタ出店

日時:10月22日(日) 10:00~14:30

場所:佐野市総合福祉センター

出店内容:

・研究経過の掲示(①ヘアドネーション班、②唐沢山城班、③空き家活用班、④つなぎ人(フードロスなど)班、⑤スリランカ班)

・来場された方々、他の出店をされている方々にアンケート協力を頂きました。今後の研究を進める上で大変貴重なデータになります。ご協力ありがとうございました。

・アンケートにご協力頂いた方々には、ボランティア団体レインボー様より頂いたアルファ米や、本校のグッズをお渡ししました。

【高校】SGクラブ唐沢山城フィールドワーク

SGクラブ(唐沢山城班)&高2(佐野市景観班)合同フィールドワークに出かけました。

特別講師の斎藤先生にガイドをしていただいたお陰で、普通に見て回っても気付かない、分からないことを事細かに知ることができました。

参加メンバー

SGクラブ(唐沢山城班)4名/高2(佐野景観班)3名/SGクラブの他の班1名

講師:足利市文化財愛護協会副会長 齋藤弘 氏   引率:松井      

 

 

【高1】 学年フィールドワーク

1 期日:令和5年9月29日(金)

2 内容:以下の4コース

A 先端技術コース 方面:喜連川・宇都宮  担当:茂木・砂金

  AM 三菱ふそう喜連川研究所見学

  PM 栃木県産業技術センター見学

  関連ワード 先端技術・研究開発・自動車・機械・工学・検査機器

B 里山・環境保護コース 方面:茂木町・益子町  担当:松井・戸田

  AM 茂木町「美土里館」見学

     「茂木町まちなか文化交流館ふみの森」見学

  PM 「NPO法人トチギ環境未来基地」講話

    関連ワード 里山・環境問題・ゴミ処理・堆肥バイオマス・森林保護・木材活用

C 自然散策コース 方面:日光  担当:大嶋浩・大和

  AM 日光戦場ヶ原散策(ネイチャーガイド付)

  PM 栃木県立日光自然博物館見学

  関連ワード 自然・害獣問題・地球温暖化・林業の衰退・過疎問題

D 那須街おこしコース 方面:那須 担当:木村元・川田

  AM  那須まちづくり広場見学・講話

  PM  一般社団法人nasu.lab.(地方ラジオ局)見学・講話

  関連ワード 街づくり・観光・メディア・インターネット・廃校活用・食

A 生徒感想抜粋「三菱fusoさんにお邪魔した際、実際の車の試験を車に実際に乗って試験を体験するっていう、稀な体験ができて楽しかったです。その試験の中でもブレーキのシステムの実験で、普段味わえないようなバスのドリフトを体験し、興奮が止まりませんでした。また、栃木産業技術センターさんの方では、今まで見聞きしたことのない先端技術を搭載した機械が沢山あり、空いた口が塞がらないほどすごい技術ですごかったです。」

B 生徒感想抜粋「今日の経験を通して、茂木の町の「町全体が一体となった環境対策」に触れることができたように思います。ただ単に二酸化炭素を減らそう!プラスチックを減らそう!という表面からアプローチするのではなく、昔から築かれてきたコミュニティの力、里山を守ろうとする心が自然な環境対策につながっているのだろうなと感じました。自然に優しい町のあり方を実現するには、まず人々と自然を近づけて好きになってもらうことと、一度との繋がりを作ることが大切なのではと考えさせられました。また、茂木は全体的に趣があり、特に道の駅は地元のものを生かした商品ばかりなのにぴかぴか輝いて見えて、買い物が止まりませんでした。また、今日は行く先々で気になることは全部尋ねることができました。目一杯学べたのではと満足しています。」

C 生徒感想抜粋「私は今回Cコースに参加して、環境というものから様々なことを学ぶことができました。一つは思い、もう一つは理想と現実です。一つ目の思いは今回案内してくださったウメさんについてです。私も自然は好きで将来は環境系の職業に就職しようか検討しているほどです。ですが、ウメさんの御話を聞いていてそれ以上にこの日光の自然を守りたいという強い思いを感じました。例えば、鹿の侵入を防ぐための柵や音を研究しながら鳴らしていること、自然を守りつつも人も自然を楽しめること、山道の管理整備、案内など様々な工夫がされていました。また多くの人が豊かな自然の持続に携わっていることを知り、私たちも日々環境に配慮して生きていくべきだと思いました。佐野市のような下流側でも自然保護のために何かできるはないでしょうか。二つ目は理想と現実ですが、これはウメさんが難しいことだとおっしゃっていた長く生きている一つの木のために周りの若い木を伐採してしまっていいのかというものです。私もこの御話を聞いたとき非常に難しいなと思いました。解決するためにはやはり科学に期待するべきなのでしょうか。自然も保護しつつ人間も自然を楽しめるというこのようなベストな関係になる日が来てほしいことを願うばかりです。最後に、課題研究ではこの二つは常に必要で心得ておくべきものだと思っています。今日のフィールドワークでは日光の環境保護を通して課題研究を含むこれからの未来においても大切になってくることを楽しみながら学ぶことができました。本日は私たちのためにわざわざお時間を取っていただき、案内してくださってありがとうございました。」

D 生徒感想抜粋「1か所目のまちづくり広場では廃校を活用し、子供から高齢者まで幅広い様々な人達がコミュニティの場として利用していることがわかりました。高齢者の孤独死問題の解決や学校に行けない子供たちを手助けする手段としても、とても良いものなのではないかと思いました。午後の那須町散策では、那須の知られていない隠れ名所的な場がたくさんあることがわかりました。どちらの講話も大変ためになりました。課題研究では障害者の問題について調べているので、特に1か所目の「コミュニティの場」というのが活かせそうだと思いました。今日、学べたことをぜひ参考にしていきたいです。」

R5年度SG教養講座①

9/9(土)SG教養講座①を実施しました。

多方面に渡るスペシャリストをお迎えし、希望に分かれて講演を聞きました。

通常の授業では学べない、リアルで刺激的な内容でした。

今回から外部の方の聴講も呼びかけ、8名の方がご参加くださいました。

1 対象

  ・高1・2生、 高3・中学生の希望者    

  ・保護者、卒業生、近隣地域(天神町)の方   ※公開可の講座に限ります

2 時間割
   9:00~10:30 講演(質疑応答含む)
  10:30~11:00 振り返り・休憩・教室移動
  11:00~11:45 課題研究交流会+課題研究

3 講座  

 

分野

講演者

A

1 自然・生命

日本両棲類研究所所長:篠崎尚史先生       

B

4まちづくりコミュニティ

足利大学工学部創生工学科建築・土木分野建築学コース准教授:大野隆司先生

C

4 まちづくりコミュニティ

一般社団法人えんがお代表:濱野将行先生 

D

5 人権・教育・文化

(株)時事通信出版局出版事業部部長:坂本建一郎先生 

E

3環境・経済

金融庁総合政策局総合政策課:笠井隆太郎先生

F

7キャリア

DAISE VEHO WORKS Co.CEO:茂木秀彦先生

A 篠崎先生 両生類の再生能力を医療に 

 

B  大野先生 建築からまちづくりまで        ↓学生の模型作品

C 濱野先生 1人じゃなくてみんなでなんとかする社会に 

D 坂本先生 自分の企画を立ててみよう―未来を見据えた「編集力」 

     ↓自分の出版企画を考えてみました

E 金融庁 笠井先生

F Daisei VEHO Works Co. 茂木先生

交流会(講演後の質問会)

 

【高校】トビタテ! 経過報告③

今日でエコビレッジでのボランティアとノルディックバイネイチャーの訪問を終え、そこでの留学期間が終了したので報告します。このあとヘルシンキに17日までホームステイし、街頭インタビューやベッドタウンの調査と、観光もする予定です。

 

サマーキャンプ後はフィンランド中央付近にあるターキラというエコビレッジで2週間ボランティア活動を行いました。エコビレッジとはいっても、基本的にオーナー1人で運営しているような場所でしたが、初めの1週間は私の他に2人同年代のボランティアがいました。

 

ライフラインのほぼ欠けた生活でも、慣れてしまえば暮らせるもので、この2週間で火起こしなどが前よりできるようになりました。しかし、湖が私にとっては冷たすぎ、何度かオーナーのセカンドハウスのようなところでシャワーや洗濯機を使わせてもらったのが少し悔しかったところです。

 

ボランティアの仕事としては主に敷地の管理で、この仕事中にパーマカルチャーについても学ぶことができました。パーマカルチャーとは、肥料も何も使わず、単純作業で、作物をよく育てたり、土をよくしたり、街をきれいにしたりできる無駄のない農業です。

 

また、オーナーはとても素晴らしい考えを持っていて、ここで「自然と共生する」とはどういうことなのか具体的にすることができました。ここに書き切ることはできませんが、大まかなポイントは

⚪︎自然のサイクルに参加すること

自然からもらうだけでなく、自分たちが出したものもきちんと戻すこと。燃やしたり水に流したりしない

⚪︎手で作業すること

大きな機械で森に踏み込み、全て取り払ってしまうから森が弱る

⚪︎使えるものは何度も使うこと

 

などです。また、サステナビリティは4つのパートに分かれるということも学びました。これについては写真を載せます。これらの経験を通して、私たちは便利なようでとても遠回りな仕組みを持っているのではないかと考えるようになりました。

 

また、いくつかの場所で行われているトーキングサークルも体験することができました。何人かで輪になり、1本のスティックを回しながら1人ずつ話す、誰もスティックを持った人の話を遮らず、自分の番のときに伝えたいことを伝えるというものです。素直に話し合える良い経験でした。

 

次は、ノルディックバイネイチャーについてです。ここでは人々をどのように動かすかについてより具体的なアイデアを得ることができました。印象的だったのは、「why」についての話です。何をするか、どうやってするかよりも、なぜするのかを知ると人々は動くことができるということです。

 

なぜ肉を食べるの?なぜ虫が怖いの?こうした問いにパッと答えることは難しいと思います。このような話を通して、今の便利な暮らしのバックグラウンドにある大きすぎるエネルギー消費などについて考えることができました。

 

また、ここでもコミュニティの必要性を学びました。今、洗濯機や車など、使わない時間が長いものが一家に1つ以上あります。これらをシェアできるのではということです。

 

この2週間で、今まで考えたこともなかった視点からたくさんのヒントを得ることができました。とてもここには書ききれないので、帰ったらプレゼンなどを作りたいと考えているところです。これからホームステイが始まります。見るだけでは分からないことがたくさんあることを知ったので、街頭インタビューを中心に行おうと思っています。本当にあっという間の1ヶ月でした。

 

【中高】R5宮城プロジェクト

宮城プロジェクト(7/26~28)

東北大学オープンキャンパスと、南三陸町防災学習を主な活動とした宿泊研修に行って来ました。生徒60名の参加でした。

様々な生きた学びがあったように思います。 

東北大学の卒業生と

宮城プロジェクト(Aコース)

参加 32名 高1(22名) 高2(10名)

7月26日

・東北大学オープンキャンパス

・卒業生(東北大学:学部1年~M1まで全13名)との交流会

 

 

 

 

 

 

7月27日

・自然観察会(於:宮城県民の森)

・南三陸町被災地見学(語り部の方の解説) 

 

7月28日 

 ・防災ゲーム(於:まなびの里いりやど)

 

 

宮城プロジェクト(Bコース)

参加 28名  中3(8名) 高1(名) 高2(名)

7月26日

・東北大学オープンキャンパス1日目

・卒業生(東北大学:学部1年~M1まで全13名)との交流会

7月27日

・東北大学オープンキャンパス2日目

 

【高校】トビタテ! 経過報告②

今日サマーキャンプが終わり、エコビレッジへ移動したので経過報告します。

サマーキャンプ後半は、ヘルシンキから内陸に6時間ほど行ったところにあるコルピラハティで過ごしました。キャンプにはベトナム、タイ、ミャンマー、中国の学生が参加しており、日本人は私1人でした。しかしそれがアドバンテージとなり、いろいろな人に話しかけてもらえました。たくさんの子が日本に好奇心を持っていて、これは日本語ではなんていうのかなど言語をシェアできました。驚いたのが日本のアニメと漫画の普及率で、初音ミクや竈門炭治郎のぬいぐるみを持っている子たちやスマホでクレヨンしんちゃんを見ている子、幾つも漫画を知っている子などごく普通に浸透していました。


最後の方、それぞれの国の料理を作るインターナショナルナイトがあり、そこであんこと白玉を手作りして振る舞うことができました。小豆と白玉粉を持っていったはいいものの、あんこを炊くのには時間がかかるので実際に作れる可能性は低いと思っていたのですが、手作りの美味しさを知ってもらえて良かったです。評判もとても良く、和菓子、あんこの良さをより知ってもらえたと思います。また、この日にそれぞれの国の文化をプレゼンする機会もありました。私のアンバサダーが、あんこを振る舞うことと、日本庭園と茶室に込められたおもてなしの心についてのプレゼンだったので、ミラクルでした。英語力が足りなくたくさん噛みましたが、皆集中して聞いてくれました。


また、サマーキャンプではスタートアッププロジェクトをメインに行いました。世界の諸問題について対策を考え、会社もどきを作るというものです。私のグループは地球温暖化について話し合いました。最終的に、ドローンで海洋プラスチックを回収し全てリサイクルするという斬新なアイデアに決まりました。私の留学のテーマは今の生活を変えることですが、今もう出てしまったものを回収してきちんと使うというのもとても良いと感じました。ただ、英語のスキルが足りなく話し合いや質問に積極的に関わらなかったことが悔いです。


サマーキャンプ後半を通し、日本をより広め、国境を越えて会話することができました。

これからエコビレッジでボランティアが始まります。今日訪ねてきて、自分の思う生活に必須な物はあるだろうという甘さが自分の中にまだ会ったことを痛感しています。これからボランティアを通してもっと学びを深めていこうと思います。

 

【高校】トビタテ! 経過報告

1年1組の佐山ひなたさんが短期留学先のフィンランドから現在の状況を報告してくれました。佐山さんはトビタテ!を利用してフィンランドの環境への取り組みを学びに行っています。

********************抜粋***************************

 次に全体的な街並みについてです。日本では森林と人の住む場所がはっきり分かれていて、森に行くのはレジャーなどのイメージがありますが、フィンランドは森があるところに人の住むところを重ねているように見えたのが印象的でした。街路樹もあるのですが、対向車線の間やホテルから少し歩いたところにもう木々が茂っていました。フィンランドでは森の散歩が習慣だそうです。また、至る所に小さなゴミ箱がありました。ポイ捨てもありますが、少なく感じました。これについては後で日本での調査と合わせて比較します。また、自販機が外にほとんどなく、駅でしか見かけなかったのが驚きだったのですが、これには治安が関わっている可能性もあるようです。
 この4日間で、フィンランドの表面的な事情を大まかに捉えられたように思います。これからやりたいことは、見えないところを知ることです。工業はどこで行っているのか、野菜はどこから調達しているのか、農業形態はどうなのか、住民はどのような感覚を持っているのかなどです。見学してある程度知りたいことが明確になってきたので、インターネットも活用するほか、最後のホームステイでの調査ももっと有益なものにするつもりです。

【高校】第13回 さのクールアースデー2023参加!

SGクラブ研究班では、今年も「さのクールアースデイ」に参加をしてきました。

環境問題に関したクイズや神経衰弱のようなゲーム、また普段研究しているスリランカに関する発表を行いました。子供たちに、遊びながら学ぶ機会を提供できたと思っています。

【高校】JICA貿易ゲーム!

昨年度より本校の土曜講座では、通常学習(英数国)の課外以外にもいくつかの学際的なプログラム(STEAM教育的なプログラム)を実施しています。

6/3(土)にその一つである「JICA貿易ゲーム」を実施しました。準備、進行もSGクラブの生徒を中心にすべて生徒が行いました。南北問題の一端を疑似体験できたと思います。