SGH活動報告

台湾フィールドワーク4日目(台中2日目)

<国立自然科学博物館>

台中市にある、台湾第一の自然科学博物館を見学しました。
台湾や世界の水環境について学びます。

博物館副館長を表敬訪問しました。

SGH研究班より代表生徒が英語で副館長さんに感謝の辞を述べました。

宇都宮大学国際学部に留学中の台湾人学生の友人で、
この博物館でガイド経験もある現地の台湾人大学生が解説をして下さいます。
生物学を専攻されている学生さんで、恐竜展示のガイドをされていた方です。


水~絶対に必要な液体

「人体の7割は水」を視覚的に表現しています。

人は水を毎日どれくらい使っているのか?
How much water does one person use each day?

2008年の台湾人は家庭で毎日230リットルを使っている(公共使用分も含めると274リットル)
トイレで64リットル、洗濯に50リットル、風呂・シャワーに48リットル、
手洗いに36リットル、洗い物に40リットル。

共通点は、全部洗浄用!
飲み水は、1日せいぜい2~3リットルですから、
人が水を使うということは、
汚れを運んでもらうということ

なのですね。

”水”について考えるということは、
生き方について考えるということなのだと思います。

<アンケート調査in台中>
午後には、”水”に関する意識調査を実施しました。
”水”問題はグローバルな問題であると同時にローカルな問題でもあります。
風土の異なる台北と台南の意識の違いを調べます。

台湾語と中国語はまったく異なるそうです(別言語レベル)。
台湾中部から南部にかけては台湾語話者が多いため、
台湾語もできる現地の学生と合同で調査しています。



集計作業を、スキマ時間を活用して進めています。
 
お世話になっている青柳先生に、博物館で買ったキーホルダーをSGH研究班からプレゼントしました。

 ホテルに帰ってディスカッションとレポート作成です。