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【高校】高1学年FW (フィールドワーク)

2025年7月2日(水)

高校1年生のフィールドワークがありました。

【A モビリティコース 】

Aコースは、さくら市にある三菱ふそうトラック・バス株式会社喜連川研究所芳賀・宇都宮LRT(ライトライン)を見学しました。

【B 自然観察コース】

Bコースは日光[湯滝~戦場ヶ原~光徳]コースをガイドの方の解説を受けながら3時間歩きました。その後、さらに日光自然博物館で学習を深めることができました。

【C 観光まちづくりコース】

Cコースは、栃木県立博物館、大谷資料館、大谷寺を見学しました。

 

【D 文化・街づくりコース】

 

【Aコース】

三菱ふそうトラック・バス喜連川研究所では、研究所の概要説明を10分程聞いたのち、三菱ふそうで製造販売しているバス(エアロクイーン)に全員で乗車し、約50分ほどテストコースを周遊しました。かなり激しい走行もあったためバス車内は歓声と悲鳴の連続でした! 

※撮影禁止のため写真はありません。

研究所内には、実験棟のほか、多くのテストコースがありました。高速周回路は全長3.6km最大傾斜46.5度最高時速220km/hで走行できる(大型車は158km/h)オーバルコースで、実際にバンクのついたコーナーをバスで走行しました。

 

その後、ABS試験路では、ABSを切った状態で雪道や凍結路を再現した道路でブレーキをかけました。そうすると、バスは横すべりをして、車内からは大きな悲鳴が上がりました。

また、5.4kmのクロスカントリー路や石畳の悪路などを走行し、性能試験の実際のようすを体験しました。

その後の質疑応答では、10名弱の生徒が質問をしており学びを深めている様子が見られました。

午後は宇都宮駅東口に向かい、宇都宮市役所協働広報室LRT推進課の方より講話を40分いただいた後、LRT乗車体験と車両基地の見学を行いました。

普段は入れない車両基地にも入り説明を聞きました。

2007年の法改正で上下分離方式での軌道建設が可能になったことが大きな転換点となりLRT方式での建設が実現したそうです。

交通政策を中心にコンセプトデザインや街づくりの観点など学びがありました。

今後は駅西口への延伸が楽しみです。

【Bコース】

あいにくの曇り空でしたが、それでもときどき晴れ間も見え、日光の涼しい空気の中で自然を満喫できました。

日光自然博物館のネイチャーガイドの方々には素晴らしいガイドをいただき、自然に関する興味関心が大いに高まりました。

湯滝からスタートしました。

湯滝から流れる湯川です。温かい訳ではありません。

湯川の周りの木道です。モミ、ダケカンバ、ミズナラなどが多く見られました。

戦場ヶ原です。湿地から乾燥帯(?)へ植生の変化が分かりました。ダケカンバではなくシラカバが見られます。

このあたりから怪しい雲が見られ、直後に大雨に打たれた班もでました。

午後は日光自然博物館でさらに見聞を深めることができました。

 【Cコース】

県立博物館では、栃木県の自然や歴史、文化について学びました。

大谷博物館では、ガイドさんから、採掘の歴史や当時の人々の働き方について説明して頂きました。また、壮大なスケールに驚きながら、静かで幻想的な雰囲気の中を歩くのは、とても楽しい体験でした。 

大谷寺では、日本最古とされる摩崖仏や平和観音を拝観しました。展示資料や解説を通して地域への理解と関心をより深める貴重な機会となりました。