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2022年10月の記事一覧
身近な風景 ~「かこさとしの世界」展(館林美術館)
10月30日(日)、群馬県館林市にある群馬県立館林美術館で、「かこさとしの世界」展を見学しました。日本を代表する絵本作家である「かこさとし」の絵本の原画などが特別展示されています。まさに、「大人も絵本を楽しむ」ことができました。
美術館へと続く道は、紅葉が見頃でした。
美術館の全景です。広い空間の中に広がっています。
黄色い看板が印象的です。
(↑ 群馬県立館林美術館のHPから、上記チラシをダウンロードできます)
「日本を代表する絵本作家であるかこさとしは、32歳の時に最初の絵本『だむのおじさんたち』(1959年/福音館書店)を出版して以来、「だるまちゃん」シリーズ、「からすのパンやさん」シリーズといった物語絵本から、『かわ』、『地球』、『海』といった科学絵本、美術や歴史の絵本にいたるまで多岐にわたる著作を生み、現在でも子どもたちをはじめ多くの人々に親しまれています。」(群馬県立館林美術館のHPより引用)
かこさとし(加古里子)さんは、東京大学工学部応用化学科卒業の工学博士でもあります。「海」「地球」「宇宙」といった科学絵本だけでなく、さまざまな著作から、科学的な視点が感じられ、人間の可能性、人間性を信じる前向きな生き方がストレートに伝わってきました。大人だからこそ味わえる「絵本の世界」があることを感じました。12月25日まで開催していますので、ぜひ、行ってみてはいかがでしょうか。
館内での写真撮影はできませんが、下のスペースだけは、撮影可となっています。大人から子供まで楽しめる展示です。
PS:家にも、「かこさとし」さんの絵本が何冊かありました。
海、人間、宇宙、地球、などです。子どもが読んでも、大人が読んでも、楽しめます。
また、館林美術館のミュージアムショップでは、「かこさとし」さんの絵本だけでなく、「鈴木まもる」さんの絵本が販売されていました。「鈴木まもる」さんは、「かこさとし」最後の絵本「みずとはなんじゃ」の絵を手がけたことで知られています。「鈴木まもる」の最新刊「鳥は恐竜だった」を購入しました。
鳥の巣研究家でもある鈴木さんの研究論文に匹敵する読み応えです。それを子供たちにもわかるように、噛み砕き、絵の力で説得力のある内容になっていました。これは本当に素晴らしい絵本です。まさに、「大人が楽しむ絵本」なのかもしれません。
【中3】「大人も絵本を楽しもう!!」(読み聞かせボランティア)
10月27日(木)昼休み、中学3年1組の小倉優佳さんと三田莉央奈さんが、10月16日に行われた「はじめよう 読み聞かせボランティア」に参加した報告にきてくれました。
左から、小倉さんと三田さん
「はじめよう 読み聞かせボランティア」を企画された「城北小学校 地域コーディネーター」の大久保様から、本校から参加した二人のとても熱心で積極的な姿勢に、講師の先生をはじめ、他の大人の参加者も感銘を受け、大いに刺激を受けたと、感謝のお手紙と写真が学校に届きました。それがきっかけで、本人たちからの報告となりました。
二人は、教室の壁に貼ってあった「はじめよう 読み聞かせボランティア」のチラシを見て応募したそうです。二人とも、本が大好きという共通点があり、お互いに読んでいる本のことを話したりしていたので、一緒に参加してみよう、ということになったそうです。
今回の講座は「~大人も絵本を楽しもう!!~」というテーマで、読み合いサークル「こころ」代表で、絵本セラピストの永島典子先生によるワークショップでした。
ところで、「絵本セラピー」という言葉を聞いたことがありますか。絵本は子どもが読むものと思われがちですが、絵本セラピーの対象者は大人です。絵本の読み聞かせやグループディスカッションを通して、自分の本当の望みや意思を見つめ直し、気持ちを前向きにするサポートを行います。また、子どもに読み聞かせをしているつもりでも、知らず知らずに、読んでいる大人の心も癒されることもあるそうです。子どもを含めた「誰かの心を楽にしたい」という願いが、今回の「~大人も絵本を楽しもう!!~」というテーマに込められているのではないかと思いました。
このワークショップでは、まず、「絵本」という言葉から、どんなことが連想されるか、想像を広げます。例えば、こんなふうに‥
そして、グループ内で、それぞれの思いを共有します。人それぞれに違っているのがいいところです。もちろん、正解はありません。
続いて、「絵本の読み合い」を行いました。ここでは、自分が大好きな絵本を持ち寄り、それを使って、読み合いを行いました。
二人も、小さい頃から、読み親しんできたお気に入りの一冊を持参しました。幼稚園の頃から読んでいる絵本だそうです。
読み合いでは、絵本を持つ位置、支え方、めくり方、声の大きさ、読む速さなどを学びました。親子での読み聞かせとは異なり、声色を変えたり、抑揚をつけたりする必要はありません。たんたんと読んでいくことが大切だそうです。
こうした「読み合い」から感じたことをグループで話し合いました。
子どもはよく絵を見ている。絵は感情を表現しているので、最後までしっかり絵を見せる。言葉の力は大きく、子どもに読んでいるつもりでも、大人に届いていたなど、大切なことを学んでいました。
コロナ以前は、本校生は小学校に「読み聞かせボランティア」に行っていましたが、ここ数年は途絶えてしまったようです。今回の二人の報告を聞き、また復活できるといいなと思いました。
【高校】祝!関東新人陸上競技大会「男子200m」優勝
10月22日(土)・23日(日)、神奈川県「相模原ギオンスタジアム」で行われた「第26回 関東高等学校選抜 新人陸上競技選手権大会」で、高校1年3組の若菜敬君が「男子200m」で堂々の優勝を果たしました。おめでとうございます。
表彰台の真ん中に立つ若菜君
10月28日(金)の昼休み、若菜君が、関東大会等の報告に来てくれました。
大会1日目(22日)、「男子100m」に出場し、会心の走りで自己ベスト10秒82をマークしました。しかし、わずか0.003秒差で9位となり、決勝に進出することが出来ませんでした。とても悔しい思いがしたそうです。
大会2日目(23日)、「男子100m」での悔しさをバネに「男子200m」を走りました。予選2位通過で、決勝に進みました。気温25℃で走りやすく、若菜君のコンディションも良かったので、顧問の川田先生から「決勝ではタイムが出るぞ」と言われていたそうです。
電光掲示板に若菜君の名前が映し出されています(下の写真)。そして、決勝のレースがスタートしました。
若菜君は、先頭を争っています(緑のユニフォーム)
どんどん加速し、トップに躍り出ました。
ぶっちぎりの1位で優勝しました。21秒34で自己新記録をたたき出しました。
おめでとうございます!
次の目標は、
①佐野高校陸上競技部の歴代記録(21秒20)を超えること
②来年のインターハイで、決勝のレースを走ること
以上の2点を上げてくれました。
若菜君なら、できると思いました。
頑張ってください。応援しています。
【高校】「続・キッチンカーフェスティバル」大盛況!
10月28日(金)JR足利駅北口広場で、高校生が企画運営する「続・キッチンカーフェスティバル」が開催されました。この企画のチームリーダーは、高校2年2組の清水健成君です。普段は閑散としている駅前広場は、JR足利駅を利用する高校生たちの熱気に包まれていました。15:30~19:30の時間帯、高校生たちの夢が花開きました。
この企画を立ち上げた「アシモリ隊」の清水健成君と坂田公希君
「続・キッチンカーフェスティバル」は、足利を盛り上げようと集まった「アシモリ隊」の高校生だけで、企画・運営されました。会場には、不思議なくらい大人の姿は見かけません。写真を撮影した瞬間だけでも、百人以上の高校生たちが、キッチンカーの前に長い列を作っていました。
今日は、松井先生と2人で、会場を訪れました。
「菊ちゃんラーメン」のキッチンカーで、ラーメンと餃子を買って食べました。
佐野ラーメンとは違いますが、屋台で食べるラーメンには格別のおいしさがありました。
佐野高校の生徒たちも、このイベントの事を知り、大勢来てくれました。清水君たちに声をかけていました。
清水君は「誰も来なかったらどうしようと思っていましたが、まさかここまでたくさんのお客さんが来てくれるとは!嬉しいです。」と喜んでいました。
足利駅の敷地内には、「アシモリ隊」の活動拠点である「アイダッコ」というスペースがあります。
普段は、電車を待つ高校生の自習などにも使われています。
今回の「続・キッチンカーフェスティバル」のチラシもここで配布されていました。
「高校生が放課後の駅前でどんなものを食べたいか」アンケート調査を行い、出店するキッチンカーを選定し、オーナーと交渉することなども、高校生だけで行いました。
今日は、この「アイダッコ」を運営している足利市の地域創生課のスタッフも多数、応援に駆けつけていました。応援と言っても、手を出すわけではなく、ただ、見守っているだけです。しかし、まちづくりを進める大人の先輩たちから学びながら一緒に活動する、絶妙な「距離感」から、お互いに信頼し合っていることを感じました。
このような活動が、さらに広がるといいなと思いました。
「続・キッチンカーフェスティバル」大盛況(大成功)おめでとうございます。
そして、お疲れさまでした。
【中高】全国大会入賞者の横断幕(第一陣)
10月27日(木)放課後、学校の東側のフェンスに、今年度の全国大会で活躍した生徒の「横断幕」(5枚)が掲示されていました(第一陣)。
「横断幕」は本校の同窓会によって、作成していただいています。他校では、全国大会に出場しただけで横断幕が貼られるところもありますが、本校は、全国大会に出場しただけでは「横断幕」は作られません。
全国大会で入賞(8位以上)が条件です。本校で「横断幕」で紹介されるということが、どんなに凄いか、おわかりいただけると思います。
今回の新作「横断幕」(第一陣)に加えて、「国体でのボートの7位入賞」、「中学の全国英語ディベート大会4位入賞」の「横断幕」は、完成次第、掲示いたします(第二陣)。全部で7枚、これだけの枚数になることは、初めてです。皆さんの頑張りが、一般の方にも、目に見える形でお示しできることは、とても嬉しいです。もちろん、全国入賞まで行かなくても、皆さんの様々なチャレンジは、本HPでも、どんどん紹介していきたいと思います。
今回は、歩道沿いで低い位置に貼りましたので、凄く目立ちます。目の前を走っている東武線の電車からも良く見えるそうです。
さっそく、以下のような写真も届きました。
これは本人たちが写っています。こんな写真がとれるところもいいと思います。
今後、本人が写っている写真も撮って、紹介したいと思っています。
特にありません。