R03 学校生活

令和3年度の学校生活の様子です。

令和3年度卒業式

 令和4年3月1日(火)
 栃木翔南高校第14回卒業式が行われました。
 本年度も新型コロナウイルスへの対応として、全員がマスクを着用しました。また在校生は、各教室においてZOOMで視聴しました。

  卒業式次第 
① 開式の辞
② 国歌演奏
③ 卒業証書授与
④ 校長式辞
⑤ 来賓祝辞(同窓会長・PTA会長)(省略)
⑥ 来賓紹介並びに祝電披露
⑦ 在校生代表送辞
⑧ 卒業生代表答辞
⑨ 式歌演奏(仰げば尊し)
⑩ 校歌演奏
⑪ 閉式の辞
 
 音楽はすべてCDによる演奏となりましたが、式歌は在校生合唱による録音でした。また昨年に引き続き、卒業生が退場後装飾された在校生フロアの廊下を歩き、拍手・祝福を受け、感動的な暖かみある栃木翔南高校らしい卒業式になりました。

  
    卒業生入場1                         卒業生入場2

  
    卒業式開始                          卒業証書授与

  
    卒業生答辞                          在校生のフロア

 
    在校生のフロアを歩く卒業生

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校内体育大会

 3月17日(木)穏やかな日差しの下、校内体育大会が行われました。まん延防止等重点措置が延長された中での実施となりましたが、競技内容を厳選し、十分な感染防止対策を講じた上で行いました。

  
 午前中は2年生のダンス発表会です。二つの体育館を会場とし、1年生はリアルタイムで中継を視聴しました。ダンスの授業の成果が披露され、キレがよく、息の合ったパフォーマンスに各会場から大きな拍手が起こりました。

 
 
 午後は、玉入れと長縄跳び、台風の目が行われました。屋外で、各種目人数制限を設け、密とならない工夫をしました。いずれもクラス対抗の白熱した闘いとなりました。

 コロナ禍で制約の多い学校生活が続いていますが、うららかな春の一日、生徒たちは若いエネルギーを健全に、存分に発散することができ、とても有意義な行事となりました。

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秦由加子選手「パラリンピアン講演会」 生徒感想

 1月18日(火)に秦由加子選手(トライアスロン)によるパラリンピアン講演会が行われました。参加した生徒には感想を書いてもらいましたが、そのいくつかを紹介します。

◎1年男子
  • どんな困難があったとしてもその困難を乗り越えることができたら、その先の人生がよりよいものになると思った。これからは、どんなことにでも立ち向かっていこうと思う。また、自分の周りの人で困っていたら、その人の支えになれるよう、助け合っていきたい。

◎1年女子
  •  自分の行動、考え方で人生は変えていけると聞いて、私も物事のとらえ方、どう行動に移していくか、しっかり考えられる人になりたいと思いました。また、13年間自分が嫌いでコンプレックスだった時間も無駄ではなかったという話も心に残りました。私も自分の嫌なところばかり気にしてしまい、何でこんなことで悩んでいるのかと思ったこともありましたが、その悩んだ時間は、無駄ではなく人の痛みを理解できる、寄り添うことができることにつながるとわかりました。

  •  講演を聴いて、現在の日本ではまだまだ障がいをもつ方への理解や援助が足りていない現状に胸が痛くなりました。秦選手の病気を発症してからパラリンピアンになるまでのお話では、ご両親との絆や秦選手が苦しまれていた過去に、思わず涙が出てきました。自分の力で人生を変えられた秦選手の「自分次第で人生は変えられる」という言葉は説得力があり、心に響きました。私も何事にも感謝を忘れず、自分自身で人生を切り開いていきたいです。

  •  秦選手の生き方、考え方は本当に凄いと思いました。きっと、パラリンピックに出場されている方たちは、様々な苦難を経験し、いろいろな人の思いを背負って臨んでいるのだと感じました。パラの選手は、本当に凄いしかっこいいと思いました。パラリンピックはオリンピックと同様に魅力があり、盛り上がってほしいし絶対に注目して見ていきたいと思います。日常生活の当たり前を深く考える機会となり、辛いことも乗り越え、強く生きて行けるようになりたいと思いました。

◎2年男子
  •  障がいを持っていても、スポーツを通じて充実した人生を送っている秦さんのように堂々としていたいと思いました。実際には多くの苦難があり、それを乗り越えてきた秦さんの言葉一つ一つに重みがあり、心に響きました。障がいを持つことに対するイメージが変わり、人にはできない貴重な経験をすることにも価値を見いだせることがわかりました。

◎2年女子
  •  私は今回の講演会で心に残った言葉が2つあります。1つは「命があれば何とかなる」という言葉です。足をなくしてどんなに辛いことがあっても、命があれば前を向いて新しいことに挑戦していけるのだと感じました。2つ目は「自分がやりたいことを後悔しないようにやる」という言葉です。私はすぐに「うまくいかなかったらどうしよう、自分にそんなことができるわけない」と考えてしまいます。私も秦さんのように、常に前向きに自分の目標に向かって努力し、失敗を恐れず自分のやりたいことに情熱をそそげる人間になりたいです。

  •  体が不自由だから人生は終わりだと思わず、辛い過去があっても今に全力を尽くす秦選手がとても輝いて見えました。一番驚いた言葉は「トライアスロンが大好きだ」という言葉です。「つらい」ではなく「楽しい」と発言した秦選手の姿を見て、どんな状況に陥っても全力で努力すれば結果はついてくるものだと励まされたのと同時に、私が取り組んでいる陸上を、辛い練習でも楽しいと思える時があることと重なり、大変共感できました。また、足を失うという苦しい状況下でも、親の気持ちを考えたと聞いて感動で涙が出そうになりました。今回の講話で学んだことを是非今後の自分の生活に生かしたいです。

  •  もし自分の足を切断することになったらと考えただけでも、怖いし絶望すると思いますが、もう一度スポーツをやりたいと努力し続けている秦さんはかっこいいと思いました。障がいのある方への差別がなくなるように、どんな人も自分のしたいことができる世の中になるように、私にもできることを見つけて、行動できるようにしたいです。

  •  今の日本社会の海外との比較に関するお話で、障がいのある人もより住みやすい社会になればと思いました。健常者が障がいについてもっと理解を深めていけば、差別や偏見も少しずつ減っていくのかなと感じました。

  •  パラリンピックは障がいのある人たちに勇気を与え、周囲の人々の考え方や感じ方を変えることのできる大切な事業で、障がいの有る無しは特別なことではなくて、誰にも関係することだと思いました。また、どれだけ苦しくても好きなことは諦めないという気持ちが伝わり、それが生きる原動力になると感じました。マイナスと見るかプラスと見るか、それ次第で自分の人生は変わるという言葉が印象に残り、私の人生のヒント、助けになる講演会となりました。

  •  パラリンピックを通して、少しでも多くの人に障がいについて知ってもらい、どんな人でも生きがいを見つけて楽しく生活ができるような世界になって欲しいと思いました。
     今度のパラリンピックを必ず見て、家族みんなで秦選手を応援します!

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1年 小論文ガイダンス(2月9日(水)実施)

 1年生は、「総合的な探究」の時間に、11月から5回、小論文の指導を受けました。1月の課題テストでは、各自が小論文の課題に取り組み、今回は、その課題を元にガイダンスが開かれました。
 当日はコロナ感染を防ぐため、先日、各教室に設置されたプロジェクターと電子黒板を使ってのZoomによるガイダンスとなりました。生徒達は赤や青のペンで丁寧に添削された原稿用紙を見ながら、小論文を書く際のポイントや視野を広げることの大切さなどのアドバイスを受け、講師の方のお話に熱心に耳を傾けていました。


   
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パラリンピアン講演会が実施されました

 ◎ 令和3年度 オリンピック・パラリンピック教育推進事業 パラリンピアン講演会

 令和4年1月18日(火)、秦 由加子選手(トライアスロン)によるパラリンピアン講演会が行われました。オリンピック・パラリンピック教育推進校としての最後の事業にふさわしい素晴らしい講演会でした。新型コロナウイルス感染拡大が心配されましたが、秦選手のご協力によって、2回に分けて講演を実施していただき、密にならないよう一回の対象人数を減らして講演時間を少し短くする等の対策を行ったうえで講演会を開催させていただきました。

  ○講師秦 由加子(はた ゆかこ)氏
2016年リオパラリンピック出場(トライアスロン) 第6位
2021年東京パラリンピック出場(トライアスロン) 第6位

  ○演題「“人生を変えるのは自分自身” ~パラリンピアンから学ぶレジリエンス~」

 秦選手は中学生(13歳)のとき骨肉腫を発症し、右脚を大腿部より切断。それから26歳まで、足がないことがとても苦しく、常に周りの目を気にして生きてきた。そんな自分を変えるために何をしたら良いかを考え、幼少の頃好きだった水泳に再チャレンジ。更に、「もっと強くかっこよくなりたい」とトライアスロン競技に挑戦。過酷で困難な目標を目指すプロセスを楽しみながら、次回のパラリンピック出場に意欲を燃やしている。
 生徒達へのメッセージとして、「命の大切さ」「辛く苦しいことを経験するとその経験があるからこそ人の気持ちが理解できるようになるということ」「自分にとって大切な人が困難な状況に陥ったとき、どれだけ寄り添うことができるかが大切であること」そして「自分の人生は自分次第で大きく変わること」を教えていただいた。
 生徒達は、とても熱心に講演を聴き、質疑応答では各学年から次々に質問が出され、大変丁寧にお答えいただいた。秦選手の講演から多くを学び、大変有意義な講演会となった。

  
 
   


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令和4年スタート 第3学期始業式が行われました。

 1月7日(金)、壮行会と3学期始業式が、感染症対策を講じる中、校内放送で行われました。
 初めに、1月15・16日に小山南高校で開催される令和3年度第37回関東高等学校ウエイトリフテイング競技選抜大会へ出場する生徒(男子1名・女子1名)の壮行会が行われました。関東大会でのウエイトリフティング部の活躍を期待します。

 その後行われた3学期始業式では、学校長よりコロナ感染症対策を継続していくこと、3学期の学習の取り組み方や、熟語「凡事徹底」に因んで、当たり前のことを徹底的に行うこと、当たり前のことを極めることの大切さの話がされました。
   
               学校長式辞

 最後に生徒指導部長から3学期の過ごし方、スマートフォン使用方法や、挨拶の仕方の話がありました。
  
            生徒指導部長講話

 今回もコロナの影響で全校集会ではなく放送での実施となりましたが、生徒達は真剣に耳を傾けていました。3学期はより感染症対策を徹底し、学校生活に取り組んでほしいと思います。
  
             教室の様子

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令和3年度第2学期終業式が行われました

 本日12月24日(金)、賞状伝達式と2学期終業式が、感染症対策を考慮し校内放送で行われました。最初の賞状伝達式では、2学期中に好成績を収めた部活動・作文・読書関係・文化功績賞・英語弁論大会・書道展・ポスター・漢字コンクール、延べ81名の代表者19名が表彰を受けました。
 これほど多くの表彰者がいたことは、今学期翔南生が多方面で活躍した成果です。

  
                          表彰を受ける生徒の様子


 その後行われた2学期終業式では、校長式辞の中で2学期の行事の振り返りや、目標を定めること、失敗から試行錯誤し挑戦することの大切さの話がありました。最後にコロナ感染症対策に考慮しながら、校歌演奏を放送で実施しました。
 終業式後、生徒指導部長・学習指導部長から冬季休業中の諸注意がありました。

 
            学校長式辞
  
            生徒指導部長講話                        学習指導部長講話


  
                        教室で放送に耳を傾ける生徒達

 短い冬季休業ですが、始業式1月7日に再会できることを楽しみにしています。

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1学年 進路探究講演会

 12月21日(火)、進路指導部主催で「1学年 進路探究講演会」が開かれました。これは本校の卒業生に、高校時代のこと、大学での学び、卒業後の進路などを話してもらうものです。今回は千葉大工学部、都留文科大教養学部、昭和女子大国際学部に在籍している3人の先輩方から貴重なお話しをいただきました。限られた時間でしたが実りある話ばかりで、生徒達は真剣に耳を傾け、これからの高校生活、進路選択、将来に活かせるアドバイスを感じ取ってくれたと思います。

 
   
  講演会の様子                  お話をいただいた3名の先輩方      パワーポイントを使って熱心にお話をしてくださいました  

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1学年 クラス対抗ドッジボール大会

 12月14日LHRの時間を使ってクラス対抗ドッジボール大会を行いました。男女別で行いましたが、第1体育館は女子の甲高い歓声に包まれ、一方第2体育館は男子の凄みのあるボールが投げ交わされ、生徒達は楽しい1時間を過ごしたようでした。

  ☆ 男子優勝 1年2組
  ☆ 女子優勝 1年3組

  
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令和3年度 第2回 翔南ビブリオバトル

 本校の図書委員会は、年に2回、ビブリオバトルを実施しています。1回目は7月、3年生の図書委員がバトラーとなって行い、2回目は12月に2年生の図書委員がバトラーとなって行います。
 その第2回のビブリオバトルが12月10日(金)に行われました。
 バトラーは皆、自分の選んだ本について、熱のこもった紹介を行い、その本の魅力を語りました。それぞれにとって大切な本であることが伝わる発表だったと思います。観覧する生徒たちの投票の結果、チャンプ本には乙野四方字の『君を愛したひとりの僕へ』が、準チャンプ本には知念実希人の『屋上のテロリスト』が、選ばれました。

 
  
   ビブリオバトルの様子           バトラーの皆さん             チャンプ本(右)と準チャンプ本(左)

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ALT留学生歓迎会

 令和3年11月4日(木)の放課後に、ALT(トリシア先生、フィリピン出身)、留学生(ドラさん、スリランカ出身)の歓迎会を放送で実施しました。新型コロナの影響で、トリシア先生の着任が半年程遅れてしまいました。また、留学生は、「アジア高校生架け橋プロジェクト」という国のプロジェクトで来日し、3月までの短期留学となります。
 最初に、校長先生からお二人の紹介があり、その後、英語による自己紹介がありました。最後に、本校の生徒を代表して、生徒会長の大貫君からの歓迎の言葉がありました。式の後に、生徒会長の案内で、教室で待機していた生徒たちへの挨拶をしました。お二人が早く日本の生活に慣れ、様々な分野でご活躍されることを祈念致します。

 

   校長先生によるALT・留学生の紹介
 
 
   挨拶をするトリシア先生(ALT・右)とドラさん(留学生・左)
 
 
   廊下から教室の生徒に挨拶をするトリシア先生とドラさん
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創立記念講演会 生徒感想文

 令和3年11月22日、創立記念式典・創立記念講演会(講師 髙藤 直寿氏:2020東京五輪柔道60kg級 金メダリスト)の際、生徒が感想文を書きました。その一部を掲載します。

●1年 男子
 小さい頃からの夢を叶えるために努力し続けた姿に感動しました。中でも「夢実現のためにはこつこつやることが大切。自分は苦手だったが、失敗を経験してできるようになった」という言葉が心に残りました。
 僕も勉強や部活動に限らず、どんなことでも失敗しても挫けず、こつこつと努力してよい結果を残せるようにしたいです。

●1年 女子
 私は失敗や敗北が怖くてあまり挑戦しません。けれど、高藤選手は「失敗から学んだことがたくさんある。失敗から学んだことを次に生かしている」と言っていてびくりと言うか衝撃でした。
 私はとてもネガティブ思考で、どうしても悪い方に考えてしまいがちですが、「失敗に学ぶ」という言葉に触れて、ポジティブに前向きに頑張ってみたいと思いました。

●2年 男子
 「ポジティブに考える」「当たり前のことを当たり前にやる」この二つの言葉が印象に残りました。私は試合や練習で失敗したとき、落ち込んで悪い方に考えてしまいます。
 私の部活動である野球でも、当たり前のことを当たり前にやれば、ミスなどを未然に防ぐことにつながるのだと思いました。講話を聞けて良かったです。

●2年 女子
 負けてもそこで諦めず、めげずに食らいついて挑戦すれば結果が出ると言うことを思い知らされました。小学生の頃からずっと努力してきて今の高藤選手がいる、ということを知って、今の自分にはまだまだ足りないことがあるんだと思いました。
 私は昔、持っていた夢を諦めたことがあったので、今の夢は絶対諦めないで頑張ろうと思います。

●3年 男子
 失敗から学ぶということは分かっていても、なかなか立ち直れなかったりして難しいことであるが、きちんと反省してそれができる所が高藤さんと自分との大きな差だと感じた。
 今、受験で慌ただしいが、日常の生活から落ち着いていこうと思った。また、自分のやるべきことを考え、目標意識を持って生活していくべきだと考えた。本番では自信が出て緊張することがないよう、練習や勉強をしていきたい。

●3年 女子
 演題の「夢を目標に変える力」が特に印象に残っています。「不可能を可能に変える」ともいえるような力を持っているこが凄いと思いました。そして、常に前を向き、今、なすべき目標を見つけられるようになりたいと思いました。
 受験を控えているこの時期に「諦めない」という言葉や「夢に近づく」という言葉が聞けて良かったです。

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宇都宮大学 科学実験講座

 今年度も2年生理系の生徒を対象に、宇都宮大学教育学部の先生方による科学実験講座を開催しました。昨年度の引き続き、感染症対策の点から本校を会場として、物理・化学・生物・地学の4講座に分かれて実施しました。
 どの講座も教科書の内容にとどまらず、様々な視点から実験や講義をしていただきました。大学での学びにつながるような経験ができ、貴重な時間となりました。

 【生物】ホウレンソウの色素を抽出しているところ。
  

 【地学】岩石について学びました。
  

 【化学】液体窒素を用いた実験を行いました。
  

 【物理】グラスで音階作りに挑戦しました。
   
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1年遠足

 11月10日(水)1年遠足が行われました。
 学校を出発し、大中寺で見学、休憩し、山道を通りながら、目的地太平山へ。午前中少し雨に降られましたが、その後は天気に恵まれ、謙信平では遠くにスカイツリーが見えるほどになりました。生徒達は太平山の自然に親しみ、大中寺の七不思議、山本有三の石碑など栃木の文学・歴史に触れ、そして太平山名物の卵焼き、焼き鳥、団子を堪能していました。遠足を通して友人たちとの親交を深めることができました。
   

   
   

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国際交流会

 令和3年12月7日(火)、6時間目に1年生、7時間目に2年生がそれぞれ第1体育館に集合し、「国際交流会」が行われました。
 「国際交流会」とは、宇都宮大学より留学生をお招きして本校生と交流する毎年恒例の行事です。昨年度は、コロナウィルス感染症の流行に伴い実施できませんでしたが、今年度は、Zoomによるオンラインという新しい形でこの交流会を開催することができました。
 ベトナム、ウズベキスタン、スリランカ出身の3名の留学生による、それぞれの国の文化などについての紹介をお聞きし、本校生からの質問にもその場で答えていただきました。
 この交流会をきっかけとして、異文化を理解しようとする姿勢を身につけ、自らの視野をよりいっそう広げてくれることを期待しています。
 
 
  

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令和3年度 第2学年 修学旅行


1日目 11月7日(日)

 朝、小山駅に集合、快晴の天気の下、出発しました。
 東京駅で乗り換えの時間、しばしの休憩の後、新幹線に乗り込みました。途中、雪を冠した富士の高嶺を右手に見、弁当を食べながらこれからの旅の日々に思いを馳せ、楽しく歓談しているうちに広島到着。波静かな瀬戸の海を船で渡って厳島神社へ。海中の大鳥居は修復中で見られませんでしたが、海上に建つ朱塗りの社殿に詣で、弥山から流れ落ちた紅に染まったような木々と、どこまでも穏やかな白砂青松の浜辺、そして軒を連ねる活気ある土産屋に、生徒たちは目を見張りつつ見学していました。歴史的建造物への崇敬と平家の栄枯盛衰への思い、そして名物の味覚の堪能と、短い時間でしたが中身の濃い時間を過ごすことができたようです。
   


2日目 11月8日(月)

 広い食事会場での朝食の後、荷物をまとめて広島の平和公園へ。晩秋の陽光の中、原爆ドーム、平和の鐘、折り鶴そして献花と進み行くうちに、生徒たちの眼差しも真剣なものになって行きました。そしてパク・ナムジュさんによる体験談。たまたま怪我をして、休む程でもないのに学校を休んだ結果得られた命である事、被害の状況と平和を希求する言葉に、生徒たちは時間を忘れるほど集中して聞いていました。そして資料館では現物を目にし、戦争の悲惨さと共に、一人一人の思いと行動が平和の礎になるのだと実感したようでした。
 その後、倉敷へ。風が強くなる中、美観地区の商家や蔵などに見惚れたり買い物をしたりと、先ほどとは違った意味で充実した時間を過ごしました。バスで瀬戸大橋を渡るときには瀬戸内海の夕景に感動していた生徒たちも、宿に着くまではほとんどが夢の中でした。
    


3日目 11月9日(火)

 クラス毎に3回に分けられた朝食をスムーズに終えた後、琴平の金比羅宮へ。1400万年前、短期間の激しい火山活動により形成された独特の地形である大麻山・象頭山・琴平山の中腹、785段の石段の上に鎮座する金刀比羅宮へと登っていきます。登る前は心配顔だった生徒達も、左右にある店や、登るにつれて変わっていく風景につられたのか、思いの外早く登頂し、眼下に広がる丸亀平野や重厚な金刀比羅宮の社殿などに歓声を上げていました。お昼には名物のうどんもつき、登拝の疲れと相俟っておいしく頂いたようです。
 午後はフェリーで小豆島へ。瀬戸内海を滑るように進む船上では、潮風の中デッキではしゃいだり風景に感激する生徒達で活気づいていました。この地域を広く覆う花崗岩質の基盤でできた小豆島は、オリーブの生育に適しており、そこここに植えられています。そんな斜面に作られたオリーブ公園では、地中海を思わせる風景の中を、短い時間ですが散策を楽しむことができました。
   
   


4日目 11月10日(水)

 夜から早朝にかけての前線の通過が雨を残す中、朝食を終え荷物の整理運搬が終わる頃には青空が覗いてきました。高松から淡路島へのバス旅は、時に海沿いを、時に山稜を縫い、鳴門の渦の上を越えて、関東とは違う風景を次々と目にしていくものとなりました。到着した大塚美術館では、名画とそれが飾られた場まで再現された展示に、まるで現地に赴いたような「トリップ」を体験できたようです。
 明石大橋を一望にできる場所で昼食を摂り、瀬戸内の風景に名残を惜しみつつ新神戸駅へ。新幹線の待ち時間にも、お土産を買いに行く猛者もいましたが、短時間にきちっと乗車できました。思い出語りの時間はあっという間に過ぎ、東京駅からバスで栃木への帰途につきました。
  

 移動も多く、タイトなスケジュールや感染症の心配をしていた我々教員をいい意味で裏切り、素晴らしい修学旅行を終えた生徒たち。一見あまり変わったようには見えませんが、この修学旅行で胸に宿されたものは、徐々に、しかし確実に育まれ、生徒たちの糧になっていく事でしょう。



[ 同行した校長より ]

 今回の修学旅行は、感染症対策としてのマスク着用や消毒など、窮屈な面がある中、生徒たちは友人たちと楽しんでいる様子が窺え、至るところで笑顔がみられました。集団行動であることを頭に入れ、常に時間を意識している姿が見られました。素晴らしく、思い出に残る修学旅行になったと思います。この修学旅行を通して得られたことを、今後の生活に是非生かしてほしいと思っています。

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『パラリンピックから人権を学ぶ』~共生社会を目指して~

 令和3年11月2日(火)、1学年において、『パラリンピックから人権を学ぶ』と題して人権教育を実施しました。パラリンピアンの日常生活を通して「公平」とは何か真剣に学び、共生社会に向けて自分が出来ることは何か考える良い機会となりました。

 

  
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令和3年度 創立記念式典・創立記念講演会

 令和3年11月22日、創立記念式典・創立記念講演会が行われました。創立記念日は11月20日ですが、土曜日にあたるため11月22日(月)に実施しました。新型コロナウイルス感染症対策として、会場をとちぎ岩下の新生姜ホール(栃木文化会館)に移し、客席を1席毎空け、またマスクの着用・マイクの消毒・アクリル板の設置等を行い実施しました。今年度で創立16周年を迎えました。

 1 記念式典次第
  ① 開式の辞
  ② 校長式辞
  ③ 同窓会長祝辞
  ④ 校歌斉唱
  ⑤ 閉式の辞

 2 創立記念講演会
   講師 髙藤 直寿(たかとう なおひさ)氏
       栃木県下野市出身の柔道家
       2016リオデジャネイロ五輪 60kg級 銅メダリスト
       2020東京五輪       60kg級 金メダリスト
   演題 「夢を目標に変える力」
 
 今年度の講演は、スポーツへの興味・関心を高めることなどを目的とした「県オリンピック・パラリンピック教育推進事業」の一環で、創立記念講演として行われました。
 髙藤さんは、小学生からの夢であった「五輪で金メダルをとる」を目標に変え、日々猛練習に汗を流したそうです。銅メダルで終わった2016年リオデジャネイロ五輪は、「緊張で記憶がない。人生で一番後悔した日」と振り返り、その後練習量を増やし、イメージトレーニングを重ね、見事東京五輪では金メダルを獲得したそうです。最後には「失敗の経験を活かして、できるようになろう」と生徒にアドバイスを送りました。
 最後の質疑応答の時間では、各学年の生徒から次々に質問が出されました。生徒たちに多くの刺激を与えてくださり、大変有意義な講演でした。本当にありがとうございました。

   
        校長式辞                            同窓会長祝辞

  
 
        感染症対策で一席おきに着席                   演題「夢を目標に変える力」

  
 
        講演する髙藤選手                        生徒代表謝辞

  
 
        同窓会長   校長   髙藤選手                金メダル

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みんなdeこえろ駅伝大会

 10月23日(土)に「みんなdeこえろ駅伝大会」が行われました。
 本来であれば「ふれあい校内持久走大会」が行われる予定でしたが、新型コロナウイルスの影響による三密を避けるために、昨年度同様、一度に走る人数が制限できる駅伝大会の実施となりました。
 大会当日は天候にも恵まれ、さわやかな秋晴れの中で気持ちよく走ることができました。生徒たちはクラスを超えたチームの仲間を夢中になって応援するとともに、自分の持てる力を存分に発揮する力走を見せてくれました。  
 大会は大きな事故や怪我もなく、今年度もすばらしい感動を残して無事終了することができました。生徒にとっていい思い出になったと思います。走った生徒、係補助だった生徒、そして先生方、みんなにありがとう。

 【開会式の様子】
  

 【力走する選手たちの様子】
  
  
  

 【表彰式の様子】
  
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10月26日 避難訓練

 11月9日から秋季全国火災予防運動が始まるのに先駆けて、10月26日(火)に避難訓練を実施しました。生徒全員がすみやかに安全に避難することができました。その後、栃木市大平消防署の署員の方から講評をいただき、消火訓練を行いました。

 
 
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