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宇都宮中央女子校 第76回 卒業式 挙行
2024/3/1
宇都宮中央女子校の校名を掲げる最後の卒業式を挙行致しました。
雨模様だった空も、開式が近づくに連れ雲間から暖かい日が差し込み、清々しくも晴れやかにその時刻を迎えました。
本日は宇都宮中央女子校最後の式典であり、報道局も入り参列する保護者の皆様は勿論のこと、卒業生在校生教職員、それぞれ思いを馳せる特別な一日となりました。
卒業式は学校行事最大の催事ですが、この卒業式の舞台裏には宇都宮中央女子校の教育の礎となった多くの卒業生と関わった先生方の絆や想いの軌跡が壁に染み込んでいます。
1928年(昭和3年)から様々な時代を乗り越え脈々と続く学び舎。その血は限りなく古く限りなく新しい。「よき社会人、よき職業人、よき家庭人」を教育目標に掲げ、「清純、情熱、進取」を生徒指標に取り組んだ宇都宮中央女子高。
中央女子校最後を締めくくる卒業式は、過去と未来が交差する瞬間でもありました。この感慨深い軌跡を儀式として刻み、新たな一歩へと導いていきます。
式歌に続き、全校生徒で斉唱する中央女子校最後の校歌が厳かな雰囲気を漂わせます。この歌声が未知なる道を照らす灯台となり、卒業生たちに勇気を与え、前進を促す希望の調べとなることを願っております。
ご多用の中、式典にご参列くださいましたご来賓の皆様、並びに保護者の皆様にこの場をお借り致しまして篤く御礼を申し上げます。
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2025/10/7(火) 第四回若草講演会 「坂本龍馬と西郷隆盛に学ぶ行動学とコミュニケーション術」と題して、歴史作家の河合敦先生をお招きして講演していただきました。先生は、様々なテレビ番組にも出演しておられます。
河合敦氏の講話では、坂本龍馬と西郷隆盛の生き方から、現代にも通じる行動力と人間力を学ぶことができました。
坂本龍馬は、柔軟な思考と果敢な行動で時代を切り拓きました。「失敗したのではない。成功する前に諦めた。だから成功しなかったのだ」と語った彼の姿勢は、挑戦する勇気の大切さを教えてくれます。また、相手の話に耳を傾け、笑顔と誠意で人を惹きつける坂本龍馬の姿は、信頼を築くコミュニケーションの手本です。
一方、西郷隆盛は、誠実さと謙虚さをもって人と向き合い、相手を徹底的に信じることで大きな和を生み出しました。「人を相手にせず、天を相手にせよ」という言葉に込められたのは、己を省みる心と、真の人間力です。
本校は、志ある若者が自らの力で未来を切り拓いていけるよう、これからも力強く支えてまいります。
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