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第1回若草講演会
令和4年11月25日(金)、第一回若草講演会を実施しました。
令和2年度、「本校の生徒が高い理想と将来への夢を抱いて、学校生活を送る一助として、外部より講師を招聘して質の高い講演会を実施するために基金を創設する。」という趣旨に基づき、「若草講演会基金」が保護者等の皆様からの寄付により設立されました。若草講演会は、この基金によって実施される本校独自の行事です。コロナ渦に入ったこともあり、令和2年度、3年度は実施を見送り、今年度ようやく実施することができました。
記念すべき第一回の講師としてお招きしたのは、ジャーナリストの国谷裕子さんです。
「SDGsで未来を創る」と題し、SDGsが目指している世界について、今現在の地球問題に対する取り組みを含めてお話いただきました。
本校でも、1年生がSDGsに関わる探究活動を行っていますが、長年日本社会の課題や世界の変化を追いかけてきた国谷さんのお話から、身近なところに地球規模の課題があり、私たちの気づき一つで世界が変わることがあると改めて教えていただきました。
お話の中で、SDGsを「自分事(じぶんごと)」として捉え、自分には何が出来るのか考えて行動を起こしてほしい、その中でなりたい自分を見つけていってほしいという言葉がとても印象的で、生徒も最後まで熱心に耳を傾けていました。
生徒の皆さんには、講演でいただいたエネルギーを今後の学校生活や進路実現に生かしていってほしいと思います。
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2025/10/7(火) 第四回若草講演会 「坂本龍馬と西郷隆盛に学ぶ行動学とコミュニケーション術」と題して、歴史作家の河合敦先生をお招きして講演していただきました。先生は、様々なテレビ番組にも出演しておられます。
河合敦氏の講話では、坂本龍馬と西郷隆盛の生き方から、現代にも通じる行動力と人間力を学ぶことができました。
坂本龍馬は、柔軟な思考と果敢な行動で時代を切り拓きました。「失敗したのではない。成功する前に諦めた。だから成功しなかったのだ」と語った彼の姿勢は、挑戦する勇気の大切さを教えてくれます。また、相手の話に耳を傾け、笑顔と誠意で人を惹きつける坂本龍馬の姿は、信頼を築くコミュニケーションの手本です。
一方、西郷隆盛は、誠実さと謙虚さをもって人と向き合い、相手を徹底的に信じることで大きな和を生み出しました。「人を相手にせず、天を相手にせよ」という言葉に込められたのは、己を省みる心と、真の人間力です。
本校は、志ある若者が自らの力で未来を切り拓いていけるよう、これからも力強く支えてまいります。
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