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離任式・始業式
本日の校舎の空気はいつもとは少し違った緊張感と期待に包まれました。
離任式では、長年私たちと共に歩んできた先生方が新たな道へと旅立ちました。
「さようなら」の言葉に込められた感謝と惜しみの気持ち。その背中を見送りながら、私たちは別れがもたらす深い意味を感じ取ります。
別れは時に切なく、しかしそれ以上に成長を促してくれる大切な瞬間です。去っていく先生方が、これまで築き上げた思い出や教えが、どんな場面でもきっと生き続けることを信じています。
一方で、新たな始まりの季節でもあります。始業式では、校舎に新風が吹き込みました。
髙木校長先生より、各年次に対して学校生活の心構えのお話があり、その後新入生たちが緊張しながらも希望に満ちた顔で対面式が行われました。その瞬間、これからの未来を切り開いていく彼らの輝きが、学校全体に新たなエネルギーをもたらします。
出会いと別れは人生の一部です。そして、それぞれが織り成す時間の中で、私たちは新たな価値を見出していくのだと改めて感じます。
この春、新しい顔が加わり、去りゆく人々の思いもまた、次の世代へと引き継がれていきます。
先生方のこれからの道が素晴らしいものでありますように、そして新入生たちがこの学校で素晴らしい日々を重ねていくことを心から願っています。
私たちもまた、それぞれの場所でこの新たなスタートを大切にし、次に繋がる「何か」を見つけていきたいと思います。
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2025/10/7(火) 第四回若草講演会 「坂本龍馬と西郷隆盛に学ぶ行動学とコミュニケーション術」と題して、歴史作家の河合敦先生をお招きして講演していただきました。先生は、様々なテレビ番組にも出演しておられます。
河合敦氏の講話では、坂本龍馬と西郷隆盛の生き方から、現代にも通じる行動力と人間力を学ぶことができました。
坂本龍馬は、柔軟な思考と果敢な行動で時代を切り拓きました。「失敗したのではない。成功する前に諦めた。だから成功しなかったのだ」と語った彼の姿勢は、挑戦する勇気の大切さを教えてくれます。また、相手の話に耳を傾け、笑顔と誠意で人を惹きつける坂本龍馬の姿は、信頼を築くコミュニケーションの手本です。
一方、西郷隆盛は、誠実さと謙虚さをもって人と向き合い、相手を徹底的に信じることで大きな和を生み出しました。「人を相手にせず、天を相手にせよ」という言葉に込められたのは、己を省みる心と、真の人間力です。
本校は、志ある若者が自らの力で未来を切り拓いていけるよう、これからも力強く支えてまいります。
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