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マレーシア研修 現地研修報告②

 6日と7日は、現地のセカンダリースクールKolej Abdillah(カレッジ・アブディラ)を訪問しました。同校は日本の中等教育学校(中高一貫教育)に相当する学校です。はじめに歓迎式典が開かれ、アブディラ校の校長先生をはじめ生徒のみなさんが私たちを温かく迎えてくれました。学校では日本語の授業も開かれているとのことで、学校紹介や校内案内の際には流暢な日本語を披露してくれました。医師や科学者を目指している生徒もいて、理系科目を中心にハイレベルな教育が行われているそうです。その上、ラグビーの強豪校でもあるとのことで、まさに文武両道を実践している学校と言えます。

 

 

 

 

 本校生も代表生徒によるあいさつ、栃木県と宇都宮市の概要とその特徴、宇都宮中央高校の学校生活の紹介についてすべて英語で行いました。渡航前から入念に準備してきた成果を十分に発揮することができました。アブディラ校のみなさんは、栃木のいちごの種類の豊富さや宇都宮餃子が有名であること、本校については休み時間のある時間割(アブディラ校には授業間の休み時間がないとのことでした)や活発な部活動、四季折々の美しい自然などに興味を持ってくれました。

 

 

 

 

 アブディラ校のみなさんは本校生に親しみを持って接してくれました。そのため、互いに初対面とは思えないほどすぐに仲良しになることができ、英語を使って活発に会話をしていました。交流会では、英語やマレー語について、カルタ遊びやジェスチャーゲームなどを通じて楽しく学習しました。また、本校生はソーラン節を披露するとともに、アブディラ校のみなさんにも振り付けを覚えてもらい、最後には全員で踊ることができました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 この日、本校生は学生寮に宿泊させていただきました。寝食を共にすることでより交流が深まったと思います。

 

 

 

 7日も引き続き アブディラ校での交流会に参加しました。まずは、互いに自分の国での身近な遊びについて紹介し、それぞれ実践してみました。本校生のなかには凧を持参した生徒もいました。

 

 

 

 その後、互いに宇都宮とクチンの都市機能の特徴に関するプレゼンを行い、それぞれの都市の魅力や課題について理解を深めました。また、アブディラ校のみなさんからマレーシアの伝統舞踊を教えていただき、みんなで踊ることができました。

 最後に私たちのためにお別れの式典も開いていただきました。生徒たちは別れを惜しみながら、互いの国でよく食べられているお菓子などを交換していました。

 あっという間の2日間でしたが、こんなにも仲良くなれるものかと驚くほどで、とても生き生きと楽しそうに交流を深めていました。この貴重な体験を今後の学校生活に生かしてほしいと思います。

 アブディラ校のみなさん、ありがとうございました!