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新入生保護者の皆様へ(校長より)
新入生保護者の皆様へ(校長より)
新入生保護者の皆様、お子様方の御入学、誠におめでとうございます。
新型コロナウイルス感染症の感染予防のために、急遽生徒のみの入学式とし、保護者の皆様の御出席を御遠慮いただきましたことに対し、深くお詫び申し上げます。
前日になっての変更となってしまったことから、HPでの御連絡に加えて、全ての御家庭にお電話にて御連絡いたしましたが、お電話がつながらなかった御家庭もあり、御迷惑をおかけしましたことに対し重ねてお詫び申し上げます。
新型コロナウイルス感染症の感染予防のために、急遽生徒のみの入学式とし、保護者の皆様の御出席を御遠慮いただきましたことに対し、深くお詫び申し上げます。
前日になっての変更となってしまったことから、HPでの御連絡に加えて、全ての御家庭にお電話にて御連絡いたしましたが、お電話がつながらなかった御家庭もあり、御迷惑をおかけしましたことに対し重ねてお詫び申し上げます。
ここに、本来であれば入学式でお話ししたかったことを掲載致します。
新編日本古典文学全集によると、「令和」の出典となる序文の作者は、当時筑前の守(かみ)であった万葉歌人の山上憶良と考えられるそうです。梅花の歌三十二首の七つ前には、
「山上臣憶良(やまのうえのおみおくら)の、子等(こら)を思ひし歌一首短歌を併せたり」と題し、
「瓜食(は)めば 子ども思ほゆ 栗食(は)めば まして偲(しの)ばゆ いづくより来たりしものそ まなかひに もとなかかりて 安眠(やすい)しなさぬ」
反歌
「銀(しろがね)も金(くがね)も玉(たま)も何(なに)せむに勝(まさ)れる宝(たから)子(こ)にしかめやも」
という歌が掲載されています。
この歌は、万葉集の中で、私が最も好きな歌で、特に反歌の「銀や黄金や宝石も、どうして素晴らしい宝である子どもに及ぶものがあるだろうか。いや及びはしない。」という親の思いには強く共感いたします。
保護者の皆様にとりましても、銀や黄金や宝石よりも勝る宝としてお育てになったお子様方を、本日確かにお預かりいたしました。
私ども教職員一同は、お子様方が充実した学校生活を送り、立派に成長した人物となってお返しできるよう、努力していきたいと考えております。
しかしながら、子ども達の教育は学校教育と家庭教育が相まって行われるものです。
どうか、お子様方の歩む姿や努力の跡をしっかりと見つめ、時には暖かく、時には毅然とした態度で見守っていただきたいと思います。
また、子どもたちとの会話の機会をおとりいただき、進路のこと、学校生活のこと等お話いただきたいと思います。男の子などは、高校生になりますと、親との会話がほとんどなくなる子もおりますが、特に進路についてのお話は、早い段階から人生の先輩としてのアドバイスをしていただき、早期に明確化されるようお導きいただけたらと思います。ずっと自分の好きなようにしなさいと言われてきて、三年生の二学期になってから、そこはダメ。ここはダメということになってしまいますと、子どもはパニックになってしまいますので、経済的な面も含めて話し合われることをお願いいたします。話し合うための情報はこれから折に触れて提供させていただきます。わからない点は担任にお聞きください。
最後に、本校は普通科高校であり、「知育・徳育・体育」のバランスのとれた全人教育を目指しております。そのため、まずは授業を第一にして、学校行事、そして部活動にしっかり取り組ませたいと考えています。この点におきましても重ねて御協力をお願い申し上げます。どうぞよろしくお願い致します。
尚、式辞を「校長室より」に掲載してありますので、そちらも御覧ください。
新編日本古典文学全集によると、「令和」の出典となる序文の作者は、当時筑前の守(かみ)であった万葉歌人の山上憶良と考えられるそうです。梅花の歌三十二首の七つ前には、
「山上臣憶良(やまのうえのおみおくら)の、子等(こら)を思ひし歌一首短歌を併せたり」と題し、
「瓜食(は)めば 子ども思ほゆ 栗食(は)めば まして偲(しの)ばゆ いづくより来たりしものそ まなかひに もとなかかりて 安眠(やすい)しなさぬ」
反歌
「銀(しろがね)も金(くがね)も玉(たま)も何(なに)せむに勝(まさ)れる宝(たから)子(こ)にしかめやも」
という歌が掲載されています。
この歌は、万葉集の中で、私が最も好きな歌で、特に反歌の「銀や黄金や宝石も、どうして素晴らしい宝である子どもに及ぶものがあるだろうか。いや及びはしない。」という親の思いには強く共感いたします。
保護者の皆様にとりましても、銀や黄金や宝石よりも勝る宝としてお育てになったお子様方を、本日確かにお預かりいたしました。
私ども教職員一同は、お子様方が充実した学校生活を送り、立派に成長した人物となってお返しできるよう、努力していきたいと考えております。
しかしながら、子ども達の教育は学校教育と家庭教育が相まって行われるものです。
どうか、お子様方の歩む姿や努力の跡をしっかりと見つめ、時には暖かく、時には毅然とした態度で見守っていただきたいと思います。
また、子どもたちとの会話の機会をおとりいただき、進路のこと、学校生活のこと等お話いただきたいと思います。男の子などは、高校生になりますと、親との会話がほとんどなくなる子もおりますが、特に進路についてのお話は、早い段階から人生の先輩としてのアドバイスをしていただき、早期に明確化されるようお導きいただけたらと思います。ずっと自分の好きなようにしなさいと言われてきて、三年生の二学期になってから、そこはダメ。ここはダメということになってしまいますと、子どもはパニックになってしまいますので、経済的な面も含めて話し合われることをお願いいたします。話し合うための情報はこれから折に触れて提供させていただきます。わからない点は担任にお聞きください。
最後に、本校は普通科高校であり、「知育・徳育・体育」のバランスのとれた全人教育を目指しております。そのため、まずは授業を第一にして、学校行事、そして部活動にしっかり取り組ませたいと考えています。この点におきましても重ねて御協力をお願い申し上げます。どうぞよろしくお願い致します。
尚、式辞を「校長室より」に掲載してありますので、そちらも御覧ください。
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事務補助員(公仕)募集
本校では現在、事務補助員(公仕)を募集しております。
募集要項はこちら
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証明書等の交付申請
卒業生の方で各種証明書等を必要とされる場合は
証明書等の交付申請
のページをご確認ください。
学校情報・入試情報
一日体験学習
特殊詐欺にご注意ください
栃木県警本部より、本校の同窓生に対する特殊詐欺の事案が発生しているとの連絡がありました。同窓生の皆様におかれましては、ご家族・関係者とも連絡を取り、特殊詐欺の電話には十分にご注意いただきますようお願いいたします。また、学校といたしましても個人情報の取り扱いには十分に注意しているところですが、同窓会名簿等の個人情報の取り扱いには十分にご注意いただきますよう、併せてお願いいたします。
主な相談窓口
教育相談の窓口一覧(PDF形式、令和7年5月栃木県教育委員会)です。