6月前半のご報告

梅雨に入りました。来週、22日から始まる週には期末試験が予定されています。準備を始める時期です。さて、6月前半の学校の様子についてお知らせいたしますが、その前に、ひとつ、ご連絡があります。

1 すでに保護者の皆様には、6月9日付けで「生徒の登校について(お知らせとお願い)を配布し、学校からいくつかお願いをしたところではありますが、特に傘差し運転の防止について重ねてお願いいたします。
 高校生の交通マナーについては、様々な方面から指摘されているところですが、本校生も例外ではありません。そのような中、本校では、交通マナーの改善を図る一環として、雨天時の傘差し運転の撲滅に学校をあげて取り組んでおります。雨天時の傘差し運転は、視界が悪く、道路が滑りやすい中での片手運転であり、不安定で危険を伴います。道路交通法などにおいても禁止されております。雨天時にはカッパを着用して、時間に余裕をもって登校されますよう、ご家庭におかれましてもご指導をお願いいたします。雨天時には、本校職員が校門付近で交通指導をしております。
 なお、配布した文書は、このホームページ上でもご覧になれます。

2 校内球技大会を実施しました
 10日(水)、生徒達は、ソフトボール、バレーボール、バスケットボール、サッカー、テニス、卓球に溌剌とプレーしていました。行事に一生懸命取り組む姿は実に美しいと思います。学校中が爽やかな「いい音」に包まれていました。最後には、全クラス参加の百足競争があり、大きな盛り上がりの中、終了いたしました。
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3 芸術鑑賞会
 11日(木)午後、宇都宮市文化会館において実施しました。今年は、日本の古典芸能として「狂言」を取りあげました。狂言は、能とともに、室町時代に完成した、現存する世界最古の「演劇」といわれ、日本が世界に誇るべき素晴らしい伝統文化です。お笑いの原点と言われていますが、若干、現代の高校生とは笑いのツボが異なったようではあります。しかし、「質の高い笑い」を経験できたことは幸せでした。私は、開会の挨拶で、鑑賞する態度は宇都宮北高の学校文化であるので、こちらも質の高い文化であることを期待します、とお話ししました。

4 英語科公開授業
 15日(月)、16日(火)の両日実施しました。本校が平成15年度から3年間、SELHi の指定を受けたときに開始したもので、指定終了後も継続しています。ALTも含めて本校の英語科の教員全員が様々な授業を公開し、授業研究会も行いました。この催しの目的は、情報や考えなどを理解したり伝えたりする言語活動を統合的に英語で行う授業を通して、積極的にコミュニケーションを図ろうとする態度を育成する英語指導法の研究と向上を目指ことなどです。2日間で、県内の小中高等学校の先生や大学の先生、県教委の先生約100名が来校しました。相互啓発が図れたこと思います。