保健室より

保健室より

薬物乱用防止教室

7月3日、全校生徒を対象に薬物乱用防止教室を行い、
宇都宮市保健所、栃木DARCの方からご講演いただきました。
使い始めるきっかけ、やめられなくなってしまう理由、
周りの人や家族に与える影響など、
体験に基づいた話を、みんな真剣に聞いていました。

「使ってみたらどうなるんだろう?」「一度だけならやめられるのでは…」
という気持ちがある人もいるかもしれませんが、
一度でも手を出したら抜け出せなくなってしまうのだということを
再確認できたのではないかと思います。
そして、薬物を誘ってくる人は、自分にとって身近な人・大切な人、
つまり一番断りにくい人であるということも、考えさせられました。

薬物は、違う世界の問題ではなく、身近な問題です。
ご家庭でも話し合っていただければと思います。



《相談窓口》
 栃木県保健福祉部薬務課  028-623-3779
 宇都宮市保健所(匿名可) 028-626-1104
 ヤングテレホン      0120-874-152
 薬物相談メール      yakuran184@proof.ocn.ne.jp

熱中症にご注意ください!


7月1日~31日は熱中症予防強化月間です。
今年は早くも梅雨が明け、猛暑が続いておりますのでご注意ください!

 ○屋外でも家の中でもこまめに水分補給を。汗をかいたら塩分も。
 ○涼しい服装、帽子や日傘、日陰を利用して暑さを避けよう。
 ○温度・湿度を計ろう。エアコン・扇風機を上手に使おう。

環境省 熱中症予防情報サイト

麻しん(はしか)の報告数の増加について

3月20日に沖縄で麻しんの患者の発生が報告されてから、
沖縄県内で感染が拡大し、愛知、東京、埼玉、茨城などでも患者の発生がみられ、
今後もさらに注意が必要です。
これから部活動で関東・全国大会など活動範囲が広がりますので、
引き続き注意していく必要があります。

麻しんは、感染力がきわめて強く、空気感染もするので
マスクや手洗いでは予防できません。
治療する薬はありませんが、ワクチンで予防することができます。


《麻しんについて》麻しんについて|厚生労働省
潜伏期間:主に8-12日
感染経路:空気感染、飛沫感染、接触感染
初期症状:眼の充血、涙・目やにが多くなる、咳・鼻水、発熱
     口の中の粘膜に白い斑点
予  後:7ー9日で回復するが、1,000人に1-2人の頻度で急性脳症を発症する

《ワクチンについて》MRワクチン接種の考え方
MRワクチン:第1期(1歳)、第2期(6歳)
*2回終了していない場合は、速やかに医療機関にご相談下さい。
 (進学の際に接種済みの記録が必要な場合があります)

国立感染症研究所〈注意すべき感染症〉麻しん